混沌の本棚

混沌の本棚

PR

×

Calendar

Free Space

2010年12月1日より
読書メーター
登録しました。

琵音の今読んでる本

読書メーターに
画像がない本は
反映されないみたいです。

Archives

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026

Keyword Search

▼キーワード検索

April 23, 2011
XML
カテゴリ: ミステリ(日本)

 【中古】文庫 モップガール【10P22Apr11】【画】
加藤実秋
小学館文庫
☆☆☆☆☆
 「インディゴの夜」シリーズの同じ著者。連作短編集。この本も登場人物の個性が強い、強い……。実際にこんなのがいたら、周囲の人はハタ迷惑だろうなぁというレベル。一番優越感を感じたのは狂的な犬好きなのに、重度の犬の毛アレルギーの東。私は狂的なほどじゃないが、犬好き。でもアレルギーなんかないからモフモフし放題、というアホな理由による。あとは、インディゴシリーズにスピンオフしてもおかしくなさそうなイケメンだが無愛想な翔。そして、芳紀22歳なのに、祖父母の影響で熱狂的時代劇マニアのヒロイン、桃子。彼女の好みは徹底していてオトコの好みも時代劇の扮装が似合いそうなタイプがいいというのだ。でも少々興ざめというか、なんか少女漫画的な流れと思ったのは 彼女と翔がいいカンジに なりそうだったこと。桃子には最初の好みのままいって欲しかったけどなぁ。
 さらりとした文章で登場人物の軽妙なやりとりも面白く、すぐ読めてしまう。日常的な謎を扱うミステリとしては、登場人物達が巻き込まれる事件もこんなものかな、と現実感がある。特に二作目の「赤い衝撃」は前の職場の入っていたビルがまんま事件の発端となる投身自殺の起こったビルのモデルになったんじゃないかと思った。それくらい臨場感のある描写だった。
 この本の結末はいかにも続きがありそうな終わり方。本の最後になって出てくるいかにもギャルな未樹と桃子たちには高飛車な刑事、横内のやりとりも笑える。またこの個性の強い登場人物達に会いたいので、続編が出たら是非読みたい。インディゴシリーズと細かいところで共通して絡んでくれたらいいなあ、とか期待も抱いてしまった。でも登場人物の配置と設定の仕方がインディゴとちょっと似てるから難しいかな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 23, 2011 10:54:58 AM
コメントを書く
[ミステリ(日本)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: