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October 9, 2011
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コテコテ大阪弁訳「聖書」

コテコテ大阪弁訳「聖書」
価格:1,260円(税込、送料別)



データハウス 四六並製
☆☆☆☆☆
 今、アフィリエイトリンクを貼るんで検索したら愛蔵版が出ているらしい。タイトル通りコテコテ大阪弁(かなりえげつないほうじゃなかろか)の聖書。新約聖書のマタイ福音書の全訳だ。この本も11年前にオフ会のクリスマス会(だと思われる)のプレゼント交換でいただいた本だ。この年、楽器に復活して、復活記念がマタイ受難曲だったのだ。懐かしい。本にはいつの間にやら目にしなくなったポストペットのカードがはさんである。
 派手なフューシャピンクの表紙でなかなか目を引くが、内容もまるで関西の漫才を聞いているよう。だが中身はしっかりマタイ福音書を訳してあるそうだ。時々入る大阪人らしいツッコミも読んでいて楽しい。というかあまり聖書になじみの無い庶民には内容の参考になる。私も実はきちんと新約聖書は読んだことがない。最初のアブラハムからの系譜でイヤになったくちなのだが、この本はそこは説明だけ。とっつきやすくていい。しかし、あとはきちんと大阪弁で語ってある。聖書ってこういう内容なんだ、と知るには軽妙な大阪弁がとっつきやすくていい。私もバッハのカンタータやシューブラーコラールで有名な「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」のもとになる第25章や「マタイ受難曲」のテキストになった第26章・27章を始めた読んだことになる。ただまあ、ホントにまんま音楽に使われているだけなんだけどね。でもこの本を読みながら、コテコテの大阪弁テキストでも各場面でマタイ受難曲が頭の中で鳴っていた。
 どういう訳かとても読みやすいし、マタイ福音書のみとはいえ、新約聖書のイエスの誕生から受難、復活までのプロセスはちゃんと辿ることができる。聖書は読んでみたいが、堅苦しいのはゴメンだという私のような手合いにはもってこいである。そういえば、「カエサルのものはカエサルに」って聖書の中の言葉だったのだ。今回この本で初めてどういう場面で使われてことわざになったのかがよくわかった。だた今少しググってみたら、マタイ福音書だけの記述ではないようだけど。
 愛蔵版があるのも結構納得できる、楽しく聖書が読める本だと思う。個人的にはタバコとシャベリとお酒で声がガラガラのガラの悪い大阪のおっちゃんの音読で聞いてみたい。





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Last updated  October 9, 2011 08:28:46 PM
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