混沌の本棚

混沌の本棚

PR

×

Calendar

Free Space

2010年12月1日より
読書メーター
登録しました。

琵音の今読んでる本

読書メーターに
画像がない本は
反映されないみたいです。

Archives

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026

Keyword Search

▼キーワード検索

February 4, 2012
XML
【送料無料】やどかりとペットボトル

【送料無料】やどかりとペットボトル
価格:1,260円(税込、送料別)



河出書房新社 四六判簡易上製
☆☆☆☆☆◎
 しんみりするところもあるけれど、笑えるエッセイ。子供の頃に石垣島から竹富島に泳いで渡ろうとして(!)海上保安庁に「救助」され、「お前たちはレミングか」と怒られたという台詞と、高い食材を買ってきて、紙皿にのっけたり床に置いたりして貧乏ったらしさが倍増した若い編集者との飲み会の描写は特に笑えた。他にも前のエッセイで「プータロー+好奇心=作家」ととぼけたことを書いていた著者の日常が面白おかしく書かれている。
 沖縄への思いと時折のぞくやっぱりファンタジーノベル大賞受賞者だけあるなーという感性、感覚の鋭さ、いい意味での特殊さからの視点はやっぱり私はかなり好みだ。自分ではこんな発想とてもできない。ついでにいうと、この著者は私とほとんど同世代で同窓生でもある。自分の子供時代と比べると、やっぱり沖縄と本土との経済格差を感じる。でも、この著者に親近感を感じるもう一つの理由はお母さんかも。うちの母と似てるとこあるわ、この人のお母さん。。。
 でも、やっぱり紹介される沖縄の文化や歴史は本当に興味深い。もう本土文化の影響や歴史の流れのせいで失われてしまった、この著者が「テンペスト」の中で描いたような古い沖縄の名残が曾祖母の様子から伺えたり、地理的には本土よりもずっと近い台湾(や中国)との繋がりが描かれたりすると同時に、今の沖縄のハーフの子達の英語・沖縄方言・本土の言葉の交じり合った言葉の描写も細かいところだけど、面白いのだ。
 やっぱりこの人の本、好きだな。でも、この本は読んでいて噴出したのでちょっと恥ずかしかったけど。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 4, 2012 01:24:00 PM
コメントを書く
[民俗・宗教・その他] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: