混沌の本棚

混沌の本棚

PR

×

Calendar

Free Space

2010年12月1日より
読書メーター
登録しました。

琵音の今読んでる本

読書メーターに
画像がない本は
反映されないみたいです。

Archives

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026

Keyword Search

▼キーワード検索

February 22, 2012
XML
カテゴリ: 海外の小説
【送料無料】ボルジア家の黄金の血

新潮文庫
☆☆☆☆
 前半部分は面白かったのだが、後半が少々駆け足に感じた。前半はチェーザレとルクレツィアの有名な兄妹の恋愛で、いかにもサガンという感じだった。けれど、後半になって情勢がややこしくなってくると、展開が駆け足でちょっと物足りない。というか、それ期待するなら他の著者の小説にした方が良かっただろう。
 また、ストーリーの語り手が法王の玉座というのは面白い。物が語り手になる小説は以前にも読んだことがあるが、玉座が語り手というのはとても重厚に感じた。でも最初は誰・何が語り手なのか分からなかったけど。
 気になったのは翻訳の文体で、特に女性の台詞。結構昔の翻訳なので、この頃はあまり違和感がなかったのだろうが、今読むとちょっと違和感がある。だいたい、庶子とはいえ、法王の娘の一人称が「あたし」ってヘンだと思うのは私だけだろうか。
 ちょっとイタリアの歴史の本は読んだけれど、ボルジア家の扱いはほとんどなかったため、今一つ時代背景も良く分からなかった。ただやっぱりチェーザレ・ボルジアは興味深い人物だと思う。個人的な好みとしては、マキアヴェッリとの関係や(もし実在の人物なら)腹心のミケロットとの関係をもっと詳しく読んでみたかった。塩野七生の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」を手に取る日も近いかもしれない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 22, 2012 04:14:53 PM
コメントを書く
[海外の小説] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: