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February 24, 2012
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講談社X文庫ホワイトハート
☆☆☆☆☆

*再読であるため、シリーズ続きのネタバレが随所にあります。ここから先、初読の方は読まないで下さい!

 再読。なのだが、この本を読んだのは、このブログを始める前だったらしく初読の時のブログが見つけられない。ここ何日かで数年の中断を経て13巻から再開して次のシリーズの第二巻まで読んだものの、最初に戻っておさらいしたくなったのだ。1巻で死んでしまった登場人物ヒューと主人公ユウリの関係が思い出せなかったせいもある。しかし、この本の結末は私にしては珍しく覚えていたのだが、なるほど、読んでいて、死んだヒューとユウリの関係が印象に残っていなかったはずだわ。後の番外編ではほとんどシモンとの三角関係になっていたのに、こっちじゃそこまで強調して描かれていない。というか、こっちじゃ別に恋人まで登場してるじゃないか。これじゃ記憶に残ってないはずだわ。
 また、シモンとアシュレイの軋轢もまだここではせいぜい反感程度で、二年後の「首狩りの庭」に出てくるほど緊張感のあるものではない。というか、後の巻になると際立ったスーパーマンぶりを発揮する二人もここではまだ若い。そういえばアシュレイは結構このあたりじゃ妙なモノに憑かれたりしてるんだよね。それはそれで楽しかったんだけど、最近無敵になってきてるし。ただ、ユウリは最近の方が天然ぶりか際立っているかも。
 この本は公募の受賞作だから、無論この後の展開が予想されていたわけではない。でもこの本が出たのは今から10年前。それからずっとこのシリーズを書き続けてこられた著者の方は本当に大変だったろうな。そして近刊はこの本より格段にストーリー展開も整理されて、読みやすくなっているように思う。でも学園モノという雰囲気はこっちの方が学校に対して不満を主張するシモンとかすごく新鮮だ。





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Last updated  February 25, 2012 01:33:47 AM
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