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August 30, 2012
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カテゴリ: ミステリ(日本)


講談社ノベルス
☆☆☆☆☆
 カンナシリーズも完結編。今回の舞台は京都の月読神社のそば。ただ、あまりに怪しげな団体の存在が仄めかされるし、他シリーズのキャラも出てくるしであまりシリーズの完結編という感じがしない。私もその一人だが、次のシリーズを期待している読者も多いと思う。正直シリーズを費やして追いかけた秘本の結末は 戦いに付随して起こった炎に放り込まれて終わり、なんてあまりに呆気ない。
 主人公の甲斐の能力はアップブレード(?)されているようだし、これは次のシリーズに期待だろう。また、このシリーズは聖徳太子にまつわる歴史新解釈なのだが、それはとても興味深かった。このネタにまつわる専門書も読んでみようかな。蘇我氏と聖徳太子の関係って面白そうだ。それに、身の程知らずと非難轟轟の「八侑の舞」だって、彼らもその立場なら当然のことなんだもんねぇ。万世一系なんて、妄想にすぎないだろうことはちょっとアタマを回せば分かることだろうし。そうそう、神社好きとしては、松尾大社や月読神社にも行ってみたい。
 このシリーズでは人間よりも何よりも私は忍者犬ほうろくの大ファン。このわんこ目線の短編シリーズなんて出たら嬉しいのに。次のシリーズに続くのではないかと思うが、その時もやっぱりほうろくはもちろん、甲斐やタタルや毒草師もちょい出でもいいから出てきてほしいなぁ。まあ、一部の女性キャラはウザいからいらないけど。





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Last updated  September 4, 2012 11:04:08 AM
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