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March 16, 2014
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カテゴリ: ミステリ(日本)

「裏窓」殺人事件 警視庁捜査一課・貴島柊志 中公文庫 / 今邑彩 【文庫】
今邑彩
中公文庫
☆☆☆☆☆
 シリーズ第二作目。これもかなり好み。怪奇と本格ミステリの融合ってそんなにお題目のように唱えなくてもいいのになぁ。でも、トリックは本格ミステリの王道でとても気に入った小説。だからシリーズ全て借りて読んでいるのだが。
 この小説も車椅子の女の子の妄想だと思われていたものが実は現実だったり、思わぬ錯誤が見事なトリックになっていたりと読んでいて唸っていたが、最後の怪奇色を余韻に残した終わり方もそんなにキライではない。それに今回のこちらのネタの方は出てきた段階で何となく想像がついていたし。そして毎回、主人公の貴島が若い男性と絡むのだが、今回も相手の若いのは去っていく。このあたり、以前に読んだ「暗黒祭」のシリーズでもちょっとそれらしいところがあったなぁ。きっと著者もあからさまには書かないけど、こんな関係が好きだったんだと思う。このシリーズの続巻が楽しみだと思っていたが、昨年なくなっていたようだ。残念。まだお若かったようなのに。合掌。





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Last updated  March 16, 2014 10:21:23 PM
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