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July 13, 2014
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カテゴリ: 日本の小説

 【新品】【書籍 ハードカバー】京極 夏彦 書楼弔堂 破暁
京極夏彦
集英社 四六上製
☆☆☆☆☆
 読書メーターの感想を読んでいて、久しぶりに京極夏彦を読みたくなり図書館で借りた。時代は明治半ば。主人公高遠は元旗本だが、元服前にご一新となり、肺病を病んだと思って家族と離れて一人暮らしの無職。父親の残した財産のお陰でさほど急いで職探しはしなくてもよいという羨ましい境遇。そんな彼が、行き着けの本屋の話からかなり奇妙な古本屋書楼弔堂に通い始めるところから始まる短編集。
 高遠の目を通して登場する人物はこの時代の後名をなす人物や、このころには隠居していたりもう死んだことになっていた人物も。幕末の有名人も出てくるし、日本の近代小説黎明期の著名人も沢山登場しているので、現在の電子書籍が右肩上がりになっている昨今の風潮に著者もなにか思うところがあってこの時代を選んで小説を上梓したのかもしれない。最後には京極堂のルーツもでてきてとても興味深く読めたが、やっぱり「鵺の碑」が読みたいなぁ。





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Last updated  July 22, 2014 10:25:08 PM
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