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June 15, 2017
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【中古】afb_【単品】_曾根崎比丘尼 - 新・雨月物語 (C・novels) 富樫 倫太郎
富樫倫太郎
講談社C・novels 新書判並製
☆☆☆☆☆
 新雨月物語というサブタイトルで手に取り、巻頭の登場人物紹介で十手持ちが登場し、なおかつ、若き日の上田秋成が主人公で、さらに怪異に科学的な解釈のつく「観察者」シリーズを読んだ後だったので、これも怪異に合理的な解釈がつく時代ミステリだろうと思ったら、違った。怪異は怪異として、しっかり登場し、結構グロい。それでも一番怖いのは人間という結論は変わらない。それもかなりイヤな感じの結論がつく場合が多い。連作短編集で、各編が時系列で繋がっている。が、一つ一つ別個に読んでも大丈夫だろう。大阪の商家が多く登場するので、全編大阪弁の台詞がいい。新・雨月とうたっているが、雨月物語のストーリーはあまり関係ないと思う。だが、巻末の著者による上田秋成の解説は学生のレポートに使えそうなくらい勉強になる。また、続巻の始まり部分を著者が後書きにかいておられ、これが結構気になる。続巻も読んでみよう。





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Last updated  June 16, 2017 12:36:01 AM
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