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2014.11.03
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日本人拉致被害者らの再調査をめぐり北朝鮮との協議に臨む日本政府訪朝団に同行し、10月27日から同30日まで、ベールに包まれた北朝鮮の首都平壌に滞在した。

宿泊先のホテルでは、女性店員らが笑顔であいさつし、日本と国交がないことを感じさせない時もあった。

だが、日本人記者には常に北朝鮮のガイドが付き添い、取材活動は制限された。


◇ホテル売店に日本製飲食品

日本人記者団には、北朝鮮当局から平壌中心部にある47階建ての羊角島国際ホテルが用意された。

外国人の宿泊が認められているのは、羊角島国際ホテルと平壌高麗ホテルの二つだけだという。

北朝鮮では、日本国内で使用する携帯電話は使えない。

ホテルに到着するとプリペイド式携帯電話が貸し出され、パソコン用にインターネット回線も用意された。

羊角島国際ホテルの売店では、日本のビールや菓子が売られ、ホテル1階の喫茶店の棚には、日本や欧米のウイスキーがずらりと並ぶ。



日本語で「こんにちは」「ありがとう」と声を掛けると、笑顔を浮かべて日本語で「ありがとうございます」と返事をする女性店員もいた。

しかし、これらの日本製品がどういうルートで店頭に並んだかを尋ねると、表情を曇らせ口をつぐんだ。


◇立ち並ぶ高層ビル

「10年前と比べて高層ビルが増え、街の景色が変わっていた。平壌中心部では自動車も増えている」。

2004年の小泉純一郎首相訪朝に同行したことのある外務省職員は、10年ぶりに訪れた平壌の街並みをこう評した。

空港からホテルに向かう沿道では、大学職員向けとされる高層マンションが建設中だった。

ホテルから北朝鮮特別調査委員会の庁舎へ取材に向かう車の窓外には、そろいの制服に身を包んだ小学生らしき集団や、バスの到着を待つ人の長蛇の列が見えた。

こうした部分だけを見ると、日本の日常風景と同じだ。


◇常に光るガイドの目

一方で、「近くて遠い国」を痛感させられる場面も多かった。

27日夕、平壌空港に降り立ち、薄暗いターミナルビルで入国審査を受ける際、かばんだけでなく財布やキーケースまで所持品はくまなく調べられた。



記者団には4~5社ごとに担当のガイドが付けられた。

日朝協議取材のためホテルから出掛ける際には常にガイドが同行。

ホテル内でも深夜に仕事を終えてプレスセンターを出ると、廊下のソファにガイドの姿が見えた。

「どうして日本人は、こんな時間まで仕事をするのですか」と問い掛けるガイドに、「なぜ、こんな時間までここにいるの」と尋ねると、ガイドはこう答えた。

「平壌にいる間、皆さんのお世話をするのが仕事ですから」。



それまで笑顔を絶やさなかったガイドの1人は表情を一変させて、こう語った。

「共和国(北朝鮮)を冒涜(ぼうとく)することは許されない」。

北朝鮮の本当の顔を見た瞬間だった。


時事通信 11月2日(日)14時22分配信





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最終更新日  2014.11.03 11:59:20
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