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三つの神社を詣でることを「三社参り」といい、特に西日本では三社参りの風習が根付いている地域が多くあります。三社参りの由来については諸説があり、はっきりしていないのが実情ですが、先祖代々の守護神である「氏神様」、出生地の守護神である「産土神様」、現在住んでいる地域の守護神である「鎮守神様」に挨拶する意味から始まったともいわれております。和歌山では日前宮・伊太祁曽神社・竈山神社という和歌山市に鎮座する三社を参詣する三社参りは、「西国三社参り」とも呼ばれ、西日本屈指と言われ多くの人々に古くから親しまれております。それでは「伊太祁曽神社」 「竈山神社」続いて「日前宮」にお参りしましょう♪主祭神:日前神宮:日前大神 國懸神宮:國懸大神創 建:神武天皇2年(紀元前659年)旧社格:官幣大社所在地:和歌山県和歌山市秋月紀伊國一宮となっている日前宮です。この神社は日前宮(にちぜんぐう)という名称で親しまれ、多くの方が正式な名称だと思っているのですが、ここは、同一敷地内に2つの神社があり、その総称が日前宮なんです。日前神宮と國懸神宮の2社でございます。両社とも旧社格は官幣大社であり、現在は神社本庁に属さない単立神社となっております。日本で最も古い歴史のある神社の一つで、日本書紀によると天照大神が岩戸隠れした際、石凝姥命が八咫鏡に先立って鋳造した鏡が日前宮に祀られているとの記述があります。社伝では、その八咫鏡に先立って鋳造した日像鏡を日前の、日矛鏡を國懸の御神体にしたと言われています。一の鳥居です。鳥居をくぐり境内を進むと、突き当たりとなり参道が左右に分かれます。左手に進むと日前神宮です。日前大神を祀り、日像鏡を御神体としております。右手に進むと國懸神宮です。國懸大神を祀り、日矛鏡を御神体としております。両神宮は同じ様式で造られており、格も同格とされております。境内には、他にも多くの摂社、末社がございます。和歌山市の中心部に位置する神社なんですが、境内には木々が生い茂り、市の中心部であることを忘れてしまう雰囲気です。作家の司馬遼太郎さんも『古神道をしるには、書物を読むよりこの森にくるといい』と絶賛しております。これで西国三社参りは終わりです♪最後に日前宮のご朱印です。「伊太祁曽神社」 「竈山神社」過去の神社仏閣「熊野詣」8箇所にほんブログ村釣行記 ブログランキングへ
Jan 7, 2013
三つの神社を詣でることを「三社参り」といい、特に西日本では三社参りの風習が根付いている地域が多くあります。三社参りの由来については諸説があり、はっきりしていないのが実情ですが、先祖代々の守護神である「氏神様」、出生地の守護神である「産土神様」、現在住んでいる地域の守護神である「鎮守神様」に挨拶する意味から始まったともいわれております。和歌山では日前宮・伊太祁曽神社・竈山神社という和歌山市に鎮座する三社を参詣する三社参りは、「西国三社参り」とも呼ばれ、西日本屈指と言われ多くの人々に古くから親しまれております。それでは「伊太祁曽神社」に続いて「竈山神社」にお参りしましょう♪主祭神:彦五瀬命創 建:不詳旧社格:官幣大社所在地:和歌山県和歌山市和田紀伊國一宮となっている竈山神社です。主祭神は、彦五瀬命(ひこいつせのみこと)日本書紀に出てくる神様ですね。彦五瀬命は初代天皇である神武天皇の長兄とされております。日本神話における『神武東征』で、弟と一緒に東征に向かった彦五瀬命は、長髄彦との戦闘で負傷し、紀国の男之水門に着いたところで亡くなったとあります。ここがその場所であり、この場所の北側には彦五瀬御墓もあります。竈山神社は近代社格制度のもとで明治14年(1881年)に村社に列格しましたが、神武天皇の兄を祀るという由緒をもって社殿が整備され、明治18年(1885年)には官幣中社に、大正4年(1915年)にはついに官幣大社に進むという異例の昇格をしました。村社から官幣大社まで昇格した例はこの竈山神社だけなんですね。一の鳥居です。拝殿です。奥に本殿があります。本殿です。拝殿から見上げる位置にあります。最後に竈山神社のご朱印です。伊太祁曽神社過去の神社仏閣「熊野詣」8箇所にほんブログ村釣行記 ブログランキングへ
Jan 6, 2013
三つの神社を詣でることを「三社参り」といい、特に西日本では三社参りの風習が根付いている地域が多くあります。三社参りの由来については諸説があり、はっきりしていないのが実情ですが、先祖代々の守護神である「氏神様」、出生地の守護神である「産土神様」、現在住んでいる地域の守護神である「鎮守神様」に挨拶する意味から始まったともいわれております。和歌山では日前宮・伊太祁曽神社・竈山神社という和歌山市に鎮座する三社を参詣する三社参りは、「西国三社参り」とも呼ばれ、西日本屈指と言われ多くの人々に古くから親しまれております。それでは「伊太祁曽神社」からお参りしてみましょう♪主祭神:五十猛命創 建:不詳旧社格:官幣中社所在地:和歌山県和歌山市伊太祈曽紀伊國一宮となっている伊太祁曽神社です。主祭神は、五十猛命(イソタケル)日本書紀に出てくる神様ですね。古事記に登場する『大屋毘古神(オホヤビコ)』と同一神とされています。日本書紀の記述では、林業の神として信仰されております。また、紀伊國はかつて木の国ともいわれおり、林業も盛んなため篤く信仰されています。一の鳥居です。二の鳥居です。垣の奥に社殿が並びます。正面に五十猛命を祀る本殿。右脇殿(向かって左)に都麻屋津比売命を祀ります。左脇殿(実かって右)に大屋津比売命を祀ります。都麻屋津比売命・大屋津比売命共に五十猛命の妹神であり、樹木の女神とされています。また、木の神様は船の守り神とされ、航海安全、大漁を祈り、大阪湾から紀伊水道沿岸の漁師の方々に篤く信仰されています。最後に伊太祁曽神社のご朱印です。次は「竈山神社」にお参りしましょう♪過去の神社仏閣「熊野詣」8箇所にほんブログ村釣行記 ブログランキングへ
Jan 6, 2013
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