2003
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普段当ブログは、ボズやハスケルやマカロックらクリムゾンで苦渋を飲まされたメンバーらを取り上げるケースが多い。たくさんのスポットを浴びることの出来たメンバーたちは、多くのファンたちに取り上げられることも多く、逆に不遇だった連中はあくまでマイナー扱いされる現状。私個人はへそ曲がりなのでそういうニッチな分野に興味が向いてしまい、どんどんと異次元に突き進む傾向があることは反省してます。でも改めようとはこれっぽっちも思っておりませんw 実は70年代にクリムゾンのコピーバンドなんぞしてた頃、一番好きだったメンバーはジョン・ウェットンでした。彼がエイジアでメジャーになったおかげで興味が薄れるというへそ曲がりでごめんなさい。でも好きなんですよ、ほんとに。70年代半ばに第一次洋楽廃盤ブームがプログレ誌と絡んで展開していた頃、最初の廃盤バーゲンで必死こいて万札振りかざし手に入れたのが、Mogul ThrashのLPでした。 当然状態の一番良さそうなものを選びましたが。当ブログでは記事を書き始めた2005年にこのアルバムを取り上げました。で、LP買えば当然欲しくなるのが、LP未収録のこのシングルとなるのはファンならご存知のところ。MOGUL THRASH - SLEEPING IN THE KICHEN (1970) RCA 2030 (27 Nov 1970) (Litherland / Ball / Brown) モーガル・スラッシュのLPは1971年発売されましたが、上記のシングルは70年11月27日発売。LPには1970 JUNEとレコーディングが行われた時期が出ていましたが、こちらのシングルも同じ頃の録音なのでしょうか?ファンの間では昔から人気のある曲では無いでしょうか。私も好きです。B面はST. PETERのモノミックス。 Mogul Thrashは、昨年2011年にまたCDでリイシューされました。Flawed Germsが出したCDは、ボーナストラックが豊富で、このシングルやBBCセッションが納められていましたが、異常にドンシャリに加工されたサウンドで、LPやこのシングルのレコードとはかなり違ったバランスに聞こえてしまうCDに仕上がってましたね。今風といえばそうなのかも知れませんが、スピーカーで大音量で聞くには10KHz以上が持ち上げられすぎて耳が痛くなりました。デジタル技術を使いすぎてもとの風合いが失われるリイシューはちょっと好みの分かれるところでしょうね。シングルB面曲に至っては、元のミックスが割とハイ上がりな印象だった為、2011年CDではペタペタと薄っぺらいサウンドになってしまっていました。また、ボートラの売り物になっていた彼らが71年の1月と4月にBBC番組に出演したときの楽曲についても、やはり過度に高い周波数帯域が上がりすぎている傾向があります。ボートラの元と同じ演奏が収録されているのはいわゆるトランスクリプション・ディスク。この4月放送分も聞き比べると異常にドンシャリな音へ加工されてしまっています。BBC TRANSCRIPTION SERVICE / TOP OF THE POPS 337 あくまでも個人的な意見ですが、1970年頃のレコーディングではまだバンドが一斉に演奏してマイクで収音し、それをレコーディング卓でミックスしていた時代。いわば70年ごろ独特の空気感みたいな味わいがあるレコードが、このモーガル・スラッシュだと考えています。だからこそ、あまり過度に加工しないでCD化して欲しかった。これから聞く人の為にも、バンドのサウンドをなるべく壊さずに再発して欲しかったものだと思ってしまいます。そこら辺さえなければボートラも充実してますし良い再発だったと思うのですが。 トランスクリプション・ディスクとは、BBCが製作した番組を海外などに配布する際にプレスされたLPで、TOP OF THE POPSは大体毎回50枚程度プレスされていたそうです。面白いつくりのLPで通常のLPとは少々違ったカッティングがなされています。A面とB面に番組本編が収録されていますが、A面の番組前半が終わった所でいったんカッティングが終わっており、針がそれ以上先に進まぬようにループで止められています。そしてその後ろに1分程度の番組予告編がA面最後に収録されています。この予告編をプレイするためには、いったんレコード針を上げて、予告編部分に針を落とさないとならない規格になっています。普通の商品では、ゲームLPなどの特殊カッティング以外ではありえない構造になってるわけですね。収納しているレコード袋もビニールの中袋と一体で、蓋付きという特殊な形状です。Music Copyright Sheet 上記の番組内容リーフレットにあるように、1971年4月21日放送分の番組が入ったLPというわけです。LPのラベルの方が年を間違えて72と刻印されちゃってますが、それも少数プレスならではの間違いなのでしょう。プログラムシートには、曲の作曲者も明記されております。この4月放送分でモーガル・スラッシュの演奏した二曲は公式には当時未発表曲でした。バンドが解散せずセカンドを制作できていたら収録されたのかも知れない、そんな二曲なのでしょうね。出来は素晴らしいです。しかもジョン・ウェットン大活躍。MUGUL THRASH - FUZZ BOX (Wetton) MUGUL THRASH - Conscience (Rosen, Wetton) 作者として両曲共にジョン・ウェットンが関わっています。これを聞くためだけにもCDを買う価値は確かにあります。ただしCDはこの曲も含め全曲音は激しくドンシャリにされているので、再生時には耳をやられないように調整するなり注意しましょう。【新品CD】 MOGUL THRASH / S/T価格:2,250円(税込、送料別)Youtubeたぶんアップロード者はドンシャリCDをあげたんでしょう。音がイガイガしてますwMogul Thrash - Sleeping In The Kitchen ※レコードはこんな酷いバランスではありません。あんまりドンシャリにしちゃうとオリジナル盤のエンジニア、エディ・オフォードに失礼ですよねぇ。こちらはBBCセッションですが、これもCDの音ですね。Mogul Thrash - Fuzzbox(BBC session)余談: モーガル・スラッシュのLPジャケットには、メンバー以外の人間が写っていますが、コレは誰なのでしょう?昔から気になっていますw※真ん中のクラシカルなスタイルの水着?を着た男性。
May 31, 2012
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1968年にジョン・ウェットンは、TETRADというバンドでDECCAとの契約を模索しながらもヘレン・シャピロとトニー・ボルトンのルーマニア・ツアーに同行して、プロミュージシャンとして活動を始めました。この時の映像が現在YOUTUBEで公開中です。映像の後半のステージ部分でベースとコーラスを担当しているのが見て取れます。また映像終盤トニー・ボルトンのシーンでは、ハーモニーが明らかにジョンの声です。こういう映像を見ると全篇通して観てみたくなりますね♪HELEN SHAPIRO IN BUCHAREST 1968 (RUMANIA) YOUTUBEの映像がいつ無くなってしまうか判りませんので、閲覧はお早めに。しかし、あるもんですよねー。思わぬお宝映像でした。上記映像の記録された日時は、1968年の8月25日ということが、大本の映像配信で確認できました。ただしニュース映像程度の長さしか現存してないようですね。British Pop Stars In Bucharest 1968http://www.britishpathe.com/video/british-pop-stars-in-bucharest/query/British+Pop+Stars+In+Bucharestこちらの本家のほうが映像がキレイですので、PCで全画面表示にしても顔が判ります。拡大してもこんな感じ。Sid Smithさんに報告させて頂いたところ、DGMLIVE NEWS 5月31日付けで、 Wetton On Film と紹介されました。http://www.dgmlive.com/news.htm?entry=3842Many thanks.
May 31, 2012
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今回は修正と言うか確定した情報です。今まで何度かに渡り、ゴードン・ハスケルがクリムゾン参加前に書いた曲のうち2曲が、南アフリカや豪州でヒットした件で記事に書きました。その中の一曲ワンダ・アレッティの曲に関しては、正確なリリース日が判明しました。70年の11月27日だったようで、主に南ア・チャートを賑わせたのは翌71年の3月頃だったらしいです。ゴードンの以前のブログで公開されていた過去作品の発表年一覧にこのナンバーも入っておりましたが、発表年がちょっとずれてたようですね。実際にワンダによるカバーヴァージョン発売は、ハスケルがクリムゾンを離脱する頃だったようです。このザンジバルという曲自体が、1969年のハスケルの1stアルバム収録曲だったため勘違いしたのかもしれませんね。カバーされたのは70年11月だったわけです。WANDA ARLETTI - ZANZIBAR (1970) ビリー・フォレスト・プロダクションとかかれております。つまりゴードンの曲LAZY LIFEを最初にシングルでだしたWilliam E Kimberこと、ビル・キンバー氏のプロデュース。ゴードン・ハスケルと後々まで交友関係を続けたキンバーが、女性歌手ワンダにゴードンの曲を歌わせたら、南アフリカで71年の春から13週チャートに留まる売り上げを記録したわけです(最高位2位)。ご覧の通り、シングル盤ですが「ドーナツ盤ではありません」。インナーもちょっとかわった模様です。 シド・スミスさんのクリムゾン伝記本で、まだGGFが軌道に乗らない頃のフリップがハスケル母に会いに行ったときに病院で自慢された曲はこのザンジバルではなく、1968年QUENTIN E KLOPJAEGER名義のLAZY LIFEのみを指すと考えて良さそうですね。(前年にWilliam E Kimber名義でFleursをバックにしたシングル曲を、Gonksの演奏でリテイクしたヴァージョン)。 今回は南アフリカから取り寄せたので、梱包に変わった切手が貼られておりましたw 到着後、荷解きして開封すると見事に汚れきったシングル盤が出てきたので、100円ショップによくある電解水の染みたウェットクリーナーで汚れをふき取ったところ、見事にキレイになりました♪ リイシューの3枚組南アヒット曲集CDでのテイクより、やはりオリジナルはクリアでした。YoutubeよりWANDA ARLETTI - ZANZIBAR 以前も書きましたがワンダは72年にBOBBI McGEEへ改名し英国でも当時のグラムロックの流行りに乗り活動してました。
May 30, 2012
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ジャイルズ兄弟と同郷出身でアマ時代からプロデビューバンドのトレンドセッターズまで共に活動したピアニストのAl Kirtley氏。彼のMy Spaceにセミプロ時代からのジャイルズ兄弟の写真が公開されていますが、中でも飛び切りの一枚がトレンドセッターズ・リミテッドのテレビ出演画像です。本当にテレビの画面を撮影したらしいフレーミングが微笑ましいですが、それでも彼らが1960年代半ば、当時TVの音楽バラエティにたびたび出演していたことを画像で見て取れるという意味で、非常に珍しく貴重といえますね。 画像は下記のリンクから、アルさんのマイスペースにある画像を選んでみてください。中には88年のベースを演奏するピーター・ジャイルズとかどんな音楽を演奏していたのか気になる画像もあります。 My Space Al Kirtley http://www.myspace.com/alkirtley/photos トレンドセッターズは、1964年から英国やドイツ、ルクセンブルグなどでも活動してたことが明らかになっていますが、その当時のラジオ・ルクセンブルグでの演奏もアルさんが公開しています。下記リンクの一番上のTall Cool Oneがそれです。楽器編成と演奏時期からして、トレンドセッターズによる演奏の可能性がとても高いですね。http://www.reverbnation.com/play_now/song_8576191
May 29, 2012
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前回に続き今度はトレンドセッターズ・リミテッドのサード・シングル。Trendsetters Limited - GO AWAY (1964) Parlophone R5191 Side BTrendsetters Limited - LOLLIPOPS AND ROSES 前回取り上げた彼らのデビューシングルは、1964年の3月発売で同じパーロフォンから出たザ・ビートルズのCan't Buy Me Loveと同時期。(同じ発売日にイアン・ウォーレスの名もありますが、これは同名異人で無関係ですw) このサード・シングルは64年の10月に発売された様で、ファースト・シングルが両面共に明るい曲だったのと対照的にマイナー調の失恋の歌となっています。Go Awayはピアノのユニゾンフレーズが印象的な曲ですが、シングルで聞くと白玉でうっすら流れるオルガンのサウンドも聞き取りやすかったです。B面はイントロがアニマルズの朝日の当たる家風で当時の流行りを意識しているのでしょうね。この曲もCDだとハイハットの細かいプレイが埋もれていたようです。 二回続けてトレンドセッターズが出したシングルを取り上げましたが、シングルのレーベルを見ていただければお判りの通り、この時点ではまだジャイルズ兄弟はシングル曲を書いていません。もしも新たにピーター氏あたりがリマスター作業をされたのでしたら、是非DVD-Aで聞いてみたい。などと書くと怒られそうですねw
May 29, 2012
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半月前にジャイルズ兄弟がいたトレンドセッターズ・リミテッドが収録されたアルバムBIG GROUP MEETING '66 (1966)について記事にしましたが、あのドイツ盤でのイキイキとしたサウンドはちょっと驚かされました。ピーター・ジャイルズさんには申し訳ないですが、ジャイルズ・ブラザースのCDはやはり音の状態がとても良いとは言い切れないようで。LPであれだけ音が鮮やかとなると今度はシングル盤で聴きたくなるのが心情というかマニア心。で、早速購入。Trendsetters Limited - IN A BIG WAY (1964) Parlophone R5118Side BTrendsetters Limited - LUCKY DATE (1964) 元のシングル盤で聴いてみると、盤起こしでCD化の際にEQとかで妙にどんしゃりに大きく加工してないことが判りますが、盤起こしの際に48KHzくらいでサンプリングしたのかもしれませんね。明らかにシングルはCDより煌びやかに音が伸びきてきます。大本なのだからあたりまえですが、それにしてもCDにするとずいぶんと音が丸く抜けなくなっていたものです。特にスネアとギターはCDになると音がずいぶんと引っ込んでるように聞こえます。シングル盤は回転数が45回転で、尚且つ音溝が深く太いです。古いシングルで見た目もくたびれていましたが、しっかりと洗浄し汚れを落としてターンテーブルにかけると半世紀近く前の若き日のジャイルズ兄弟のプレイがイキイキと飛び出してきました。予想してた以上のサウンド、シングル盤侮りがたし。
May 29, 2012
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てっきり当の昔にブログに書いたつもりになってて、実はデジカメでジャケットを撮影しただけで忘れてることがあります。このブログで様々なマイナー作品にスポットを当ててきた中で、本人は紹介済みだと思って自分のブログ検索をかけるとどこにも無いw 忘れていたんでしょうねぇたぶん。 一部でこの73年発表のセカンドアルバムWHY NOT?と72年のファーストアルバムRiding On The Crest Of A Slumpが混同されて紹介されているサイトが見受けられましたので、今回あえてきちんとした情報を提示しておこうと思い取り上げました。たぶん二枚のアルバムが2イン1でリイシューCDになってるので、情報がこんがらがっているのでしょうね。Riding On The Crest Of A SlumpにはBOZは参加してません。BOZが参加しているのはコチラのセカンドアルバム、WHY NOT?のみです。 このアルバムはCBSでもオランダプレスしか今まで見たことが無い。もしかしたらオランダプレスしか存在して無いんじゃないかと昔から思っている次第。LPを入手したのは77年頃だったが、近年も情報を確認するとレーベルが黄色のオランダ盤ばかりヒットする。オークションで売られているものの多くはUKと書かれて売られているがどう見ても明らかにオランダ盤しかない。まあオイルショック当時、コスト面の問題でインナーがしょぼくなったり、英国盤が出てない盤とか色々ありましたから、このエリスに関してもそんな事情があったのかもしれません。想像ですがwELLIS - WHY NOT ? (1973) EPC 65650 ジャケットみるだけだと何のバンドか判りにくいデザインですね。このエリスは、ラヴ・アフェアのヴォーカルだったスティーヴ・エリス、彼とピーター・バーデンスのソロで共演したアンディ・ジーに60年代から活躍するズート・マネーが寄り集まり71年に結成したバンド。ヴォーカルの苗字をバンド名にするところが、パトゥを彷彿とさせますよね。なーんて言ってると、ゲストでマイク・パトゥが参加してたりしますw ジャケット裏は、バンドのライブ写真やらフォトセッションの画像がベタベタとレイアウトされてます。72年のアルバムはロジャー・ダルトリーのプロデュースでしたが、73年の本作はマイク・ヴァーノンとバンドがプロデュースしてます。またベースがジム・レヴァートンからニック・サウスへと替わってます。この写真とか酔いが回った目つきですが、実際音のほうも良い意味で酔っ払ったかのような勢いの演奏ですwいかにもドサ回りという写真がいい味出してます。SIDE ONE 1: Goodbye Boredom (S.J.Ellis) 2: Opus 17 3/4 (G.B.Monney/S.J.Ellis) 3: Future Passed (S.J.Ellis/A.Gee) 4: Loud and Lazy Love Songs (S.J.Ellis) SIDE TWO1: Open Road (G.B.Money) 2: All Before (G.B.Money) 3: Leaving in the Morning (G.B.Money) 4: Mighty Mystic Lady (G.B.Money) 5: We Need the Money Too (S.J.Ellis/A.Gee) 6: Gyupp (Coutesy Granny Grange) Steve Ellis : Vocals Nick South : Bass Andy Gee : Guitars, Background Vocals Zoot Money : Keyboards, Background Vocals, Electric guitar Davy Lutton : Drums Drums on 'Boredom' - Colin Allen Also Background Vocals 'Mighty Mystic Lady' 'We Need the Money Too' - Julie Tippett, Maggie Nichols, Boz, Roger Chapman, Mike Patto.Produced by Mike Vernon and Ellis.Recorded at Morgan Studios London and engineered by Mike 'Blades' Butcher, with occasional visits to Olympic Studios London (Engineer - Anton Mathews) and CBS Studios London (Engineer - Bernie O'Gorman).上記のように、LPのB面4曲目と5曲目はコーラスの参加者がゴージャスです。ズート・マネーは、キース・ティペットのセンチピード参加時に、ジュリー・ティペットやマギー・ニコルズ、それにボズとも共演してましたから、そこからの繋がりでゲストたちが参加したのかもしれませんね。ロジャー・チャップマンまで参加してます。CBSインナーにも彼らのバンド紹介とこのセカンドアルバム宣伝が出ていました。ELLISは、このアルバム発表の翌年74年初頭に解散したそうです。スティーヴ・エリスさんのサイトには、ELLIS時代の画像もいくつか公開されています。Steve Ellis - Official Site
May 27, 2012
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クリスチャン・ミュージックのガース・ヒューイットについては今まで何度か取り上げてきましたが、実のところ70年代の日本においてこのジャンルのレコードはほとんど入手不能でした。まず輸入盤店に並ばない。中古ルートでも入ってこない。故にこのガース氏やラリー・ノーマン他のクリスチャン・ロックのレコードは当時見た記憶がありません。 ガース・ヒューイットの作品にゴードン・ハスケルが参加している事を日本で書籍に初めて書いたのはたぶん故北村昌士さんの「キング・クリムゾン 至高の音宇宙を求めて」だったと思います。無論彼の当時出入りしていた下北沢などの輸入レコード店の手広い欧州買い付けの影響も関係していたと思われますが。ただこのアルバムの紹介についても詳細なデータが無かったのか、レコード番号は書かれていませんでしたし、タイトルもLong Song(略)と若干間違えてました。 この1976年に出されたガース・ヒューイットのアルバムは、英国盤と米国盤のジャケットが違います。Garth Hewitt - Love Song For The Earth (1976) UK myrrh MYR1051上の英国盤ジャケットはちょっとポール・ロジャース風ですが、78年に米国で出たジャケット(下記)は何か気が抜けてがきデカ風ですwGarth Hewitt - Love Song For The Earth (1978) US 何で変えたのでしょうかね?そこら辺の事情は不明です。英国盤も米国盤も共に歌詞を載せたインナーが入っています。 LP裏面には、曲目と曲ごとの演奏者がクレジットされています。SIDE ONEHARMONICA TALK Garth - Harmonica and feet THE DUST OF DEATH Dave Mattacks - Drums and Tambourine Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic, electric and slide guitar Garth - Harmonica and accoustic guitar THE REASON AND THE RHYME Stuart Francis - Drums Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic and 12-string guitars Garth - Harmonica and accoustic guitar LIVE FOR NOW Dave Mattacks - Drums Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic guitar Andy Smith - Banjo and fiddle Garth - Harmonica PAINT MY PICTURE (Warts and all) Stuart Francis - Drums Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic, 12-string guitar and harpolek Danny Wilding - Flute Crystal Sea Community Choir - Background vocals Garth - Accoustic guitar SIDE TWO TRAVELLIN' (back home to you) Stuart Francis - Drums Dave Mattacks - Tambourine and Maracas Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic and electric 12-string and background vocals Andy Smith - Banjo Garth - Accoustic guitar A FRIEND OF THE KING Dave Mattacks - Drums Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic guitar. mandolin and Dobro Garth - Accoustic guitar WOODEN CROSS RIDER Dave Mattacks - Drums Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic and 12-string guitar, Mandolin and background vocals Garth - Accoustic guitar HOLY GROUND Dave Mattacks - Drums Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic and leslie guitar and background vocals Garth - Accoustic guitar GET UP AND DANCE Stuart Francis - Drums Gordon Haskell - Bass Bryn Haworth - Accoustic, electric and leslie slide guitar Garth - Accoustic guitar I'VE MADE UP MY MIND Garth - Harmonica and feet All songs by Garth Hewitt. Produced by Bryn Haworth Engineer: Martin Levan Recorded at Morgan Studios, London Mastered by Harry Fisher at Decca. プロデュースをしているブリン・ハワース自身のソロ作を除けば、久しぶりに往年のFleursのコンビがゴードンと再現されています。70年代半ばのゴードンのレコーディング参加作品は非常に少ない為、76年の音源は他には確認できてません。以前取り上げたガースの78年作I'm gratefulの華やかさと比べると、非常に滋味で大人しめで繊細な仕上がりのアルバム。ですがベーシストとしてゴードンのベースがこれだけ主張して唄ったプレイをしている作品も珍しいです。もちろんブリンならではのきめ細かく流麗なギターもふんだんにあしらわれてる作品なのですが、やはりとても押しの少ないジェントリーな作風で統一されてます。ときにガース本人のハーモニカがブルージーな味わいを付加しいてるところもあるのですがさほどアクが強くありません。 アメリカ盤イギリス盤共に今でもGEMMやebayなどでそこそこ流通している作品ですが、相場価格は状態等により15ドル程度から30ドルと差があります。出来たら状態がVGのものには手を出さずEXやMINTで安い出物を買われるのが得策だと思われます。当然ですがなるべく英国盤を選びましょう。70年代の米国盤はインナーが悪かったのでシールド未開封でも盤が擦れていることが多い為です。
May 27, 2012
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2005年に当ブログがぼちぼちと記事を書き始めた頃、キース・ティペット参加作品のHarold McNair / The Fence (1970)を紹介しました。その後CD化もされ多くの人が耳に出来る機会が増えた作品でしたが、60年代から活躍したマクネイア氏の情報は余り多くありませんでした。近年は彼を研究しているサイトも増えたため、71年に肺ガンで早世するに至るまでの足跡を知ることが可能です。Harold McNair discographyhttp://vzone.virgin.net/davidh.taylor/mcnair.htm★【送料無料】 CD/ハロルド・マクネア/ザ・フェンス/MSIG-450価格:3,150円(税込、送料込)
May 27, 2012
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以前ゴードン・ハスケルのサードアルバムを取り上げた際に、CDブックレット記載のハスケル本人が参加したレコーディング情報にあるTerry Durham - Crystal Telephoneをどのように関わったか不明な作品と評しました。この69年作品は海外でも謎の作品としてみられているようです。60年代初頭から活動する詩人でペインターのテリー・ヂュラム氏(2015年6月苗字の読みを修正)。このアルバムがCDで復刻されるに至った経緯は知りませんが、今聞くとビートに載せたポエトリーリーディングの側面と共に、ちゃんと歌唱している曲もあるので、単純に朗読アルバムと言うわけでも無いようです。復刻CDの売りになっているエヴァン・パーカーらフリージャズ系の参加した曲は二曲目のみの様で、他の楽曲はバンドがバックを演奏していたり、オーケストラやコーラスがバックになってる曲もあり多様です。海外のフォーラムでは、一曲目の演奏が、ハスケルやブリンがいた時期のFleur de lysの演奏では無いかと指摘を受けてますが、私個人としてはB面三曲目Dreams Of Tomorrow In Every Languageが、かなりクサイと思っています。もしかしたらバンド演奏パートで結構Fleursが参加しているのかもしれないのですが、なにせLPに正式な演奏家クレジットがありません。手がかりになっているのはハスケルのサードアルバムのみ。だからどの曲にハスケルらが参加していると現段階で断言は出来ませんが、セッションにいくつか参加してた可能性の強い作品といえます。Youtubeよりアルバム最後の曲Terry Durham - Stills From a Late Night Movie2015年6月18日追記:故テリー・デュラム氏のご令嬢が運営されてるツイートアカウントTerry Durham Artistデュラム氏の素晴らしい作品が閲覧できる公式サイトでその複製画を入手する事も可能ですterrydurham-artist.com
May 27, 2012
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ゴードン・ハスケルのインタビューや回想に度々ジミ・ヘンドリクスとステージで一緒に演奏した思い出話が出てくる。実際は2度ほど共に演奏したらしいが、残念ながら音源としては何も残されて無いようだ。しかし、ゴードンが当時所属していたLes Fleur De Lysはいくつもの変名でシングルを出したり演奏活動もしていたのでその中のWaygood Ellis名義の曲が、ジミヘンのヘイ・ジョーなどと共に当時コンピアルバムに収録されて発売されている。Soul Party (1968) Polydor Special 236 213 収録されているWaygood Ellisは既にゴードンがバンドを離脱した後なので、このLPも微妙な存在となるアルバムではあります。海外での販売価格は30ドル程度から上は300ドル程のプレミアになってるものもあります。今回は購入したLPではなく、こんな情報を拾いました程度の記事です。コンピアルバム集めるときりが無いですものね。
May 26, 2012
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3年前の2009年に書いたブログを読み返すと余りに情報が少なくて、参考にする方にとって不親切であると判断。CD化情報と共に今一度テレサ・ブリュワーの73年作のデータを載せたいと思う。お読みになられる方々の参考になれば幸いです。TERESA BREWER In London with Oily Rags (1973)Flying Dutchman / AM 12015アメリカ盤である。オイリー・ラグスの二人が参加したことでも知られるアルバムだが、これもまたデレク・ローレンスらによるリトリートが立ち上がる前の作品。チャス・ホッジスが前年にテレサのアルバム参加していたのに続いて、本作では英国のミュージシャン一同と共にオイリーラグスとして参加している。クレジットでは、オイリーラグスはシグネチャーレコード所属と記されている。マイケル・ジャイルズの他にもピーター・ロビンソン、ジョン・ガスタフソン、ピーター・フランプトン、BJコールら実力者が参加しサウンドをがっちり支えている。裏ジャケにはテレサを両脇から持ち上げるチャスとデイヴのオイリーラグスの二人。以下曲目。Side I COME RUNNING (3:33) (Van Morrison) Teresa Brewer - vocal Johnny Gustafson - bass Pete Gavin - drums Chris Karin - congas Frank Riccotti - percussion Pete Frampton and Hugh Burns - electric guitars Pete Robinson - electric piano Chas Hodges - acoustic guitar Chris Mercer - baritone sax Steve Gregory - tenor Dave Quincy - alto Ian Green - brass arrangement Choir : Ruby James, Liza Strike, Sue Glover, Barry St. John, Larry Steel, Gary Taylor, Lee Vanderbilt, Robert Lindop. SATURDAY NIGHT (3:14) (Misener, Henley, Fray, Leadon) Teresa Brewer, Dave Peacock, Chas Hodges - vocals Johnny Gustafson - bass Pete Gavin - drums Chas Hodges - acoustic 12 string guitar Dave Peacock - acoustic 6 string guitarB. J. Cole - pedal guitar Phil Dennys - piano / harpsicord, string arrengement. UP ON CRIPPLE CREEK (4:32) (Robbie Robertson) Teresa Brewer, Dave Peacock, Chas Hodges - vocals Johnny Gustafson - bass Mike Giles - drums Pete Robinson - electric piano Chas Hodges and Dave Peacock - acoustic guitars B. J. Cole - dobro Hugh Burns - electric guitar. HOT DAMN HOME MADE WINE (3:09) (Hodges, Peacock) Teresa Brewer, Dave Peacock, Chas Hodges - vocals Chas Hodges - 12 string guitar, bass, violin Dave Peacock - 6 string guitar B. J. Cole - dobro Steve Rowland - percussion, extemporaneous noises. MAMA SURE COULD SWING A DEAL (3:18) (Hammond, Haziewood) Teresa Brewer, Dave Peacock, Chas Hodges - vocals Johnny Gustafson - bass Pete Gavin - drums Frank Riccotti - congas Chris Karin - timbales Jo Jammer, Pete Frampton, Hugh Burns - electric guitars Pete Robinson - electric piano Dave Quincy - alto and soprano sax Chris Mercer - baritone sax Steve Gregory - tenor Martin Drover and Mike Bailey - trumpets Malcom Griffiths - trombone Ian Green - brass arrangement. Side II HEADING OUT EAST (4:43) (Hammond, Haziewood) Teresa Brewer and Chas Hodges - vocals Johnny Gustafson - bass Mike Giles - drums Chris Karin - congas / percussion Jo Jammer and Pete Frampton - electric guitars : Pete Frampton (1st), Jo Jammer (2nd) - alternate electric guitar solos Dave Quincy - alto and soprano sax Chris Mercer - baritone sax Steve Gregory - tenor Martin Drover and Mike Bailey - trumpets Malcom Griffiths - trombone Ian Green - brass arrangement. THE PILGRIM-CHAPTER 33 (4:00) (Kris Kristofferson) Teresa Brewer - vocal Chas Hodges - bass Pete Gavin - drums Phil Dennys - piano Dave Peacock, Mark Warner - acoustic guitars Hugh Burns - electric guitar Graham Smith - harmonica Phil Dennys - string arrengement. GET YOURSELF TOGETHER (3:44) (Hodges, Peacock) Teresa Brewer, Dave Peacock, Chas Hodges - vocals Johnny Gustafson - bass Mike Giles - drums Caleb Quaye - electric guitar Pete Robinson - electric piano Chas Hodges - piano Chris Mercer - baritone sax Phil Kinsey and Dave Quincy - tenor saxes Steve Gregory - alto sax Phil Kinsey - sax solo Phil Dennys - brass arrangement. WHUPIN' IT (3:05) (Charles Gearheart) Teresa Brewer, Dave Peacock, Chas Hodges - vocals Johnny Gustafson - bass Mike Giles - drums Hugh Burns - electric guitar Dave Peacock, Chas Hodges - acoustic guitars Pete Robinson - piano Chas Hodges - violin. TOMORROW IS TODAY (4:52) (Billy Joel) Teresa Brewer - vocal Hugh Burns - spanish guitar / electric guitar solo Chas Hodges - bass Pete Gavin - drums Hugh Burns - electric guitar Pete Robinson - piano Chris Karin - percussion Jo Jammer - electric rhythm guitar Phil Dennys - string arrengement Choir : Ruby James, Liza Strike, Sue Glover, Barry St. John, Larry Steel, Gary Taylor, Lee Vanderbilt, Robert Lindop. produced by Steve Rowland engineers: Mike Dunn, John Mackswith, Bill Price. 収録曲には、オイリーラグスによる曲のほかにザ・バンドの曲やまだ有名になる以前のビリー・ジョエルが71年にソロデビューアルバムで発表した隠れた名曲がセレクトされています。この作品は84年にジャケットデザインを変えて一度再販されましたが、2010年にめでたくCD化されています。現在CD盤を販売しているサイトはコチラです。IN LONDON WITH OILY RAGS CDhttp://www.mymusicboutique.com/product/TB107-5830736※海外通販をご利用になる場合は、先サイトの利用上の注意をよくお読みになり、ご理解のうえ自己責任にてご購入ください。
May 26, 2012
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以前いちど取り上げましたが、バート・ヤンシュの晩年演奏も一部加えて。まずはオリジナルからDavy Graham - Anji オリジナルのデイヴィ・グレアム風に弾くバート・ヤンシュBert Jansch - Angie 若き日のバート・ヤンシュの野心溢れるアレンジBert Jansch - Angie ジョシュ・レーン氏による正確なバート・ヤンシュ奏法再現が凄い"Angie" by Davy Graham arr. Bert Janschポールとエドのサイモン兄弟によるアンジーPaul & Ed Simon - Anji (Live At The Kraft Music Hall 1968) ANJI(坂崎幸之助x石川鷹彦)
May 25, 2012
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ドイツで活躍中のDJ、DA HOOLによるカバー。Bメロ部分でシャロン・タンディとFleursのサウンドがそのままフレーズサンプリングされ流用されている。DA HOOL - HOLD ON (2008)[PIAS 556.4761.122]1, HOLD ON - RADIO EDIT 2, HOLD ON - CLUB MIX 3, HOLD ON - EXTENED DUB MIXmusic and words: Rod Lynton, Howard Conder, Gordon Haskell. Produced by Frank Tomiczek, Jurgen Pluta vocals by Sarah Walker 4, Mirching Musicmusic by Frank Tomiczek 原曲のフレーズを生かした部分もあれば、あとのミックス・ヴァージョンのようにひたすら展開して原型を崩していくものもあり。41年後にこんなダンサブルサウンドに作り直されるとは、原曲作者の一人でもあるゴードン・ハスケルも知っているのかな? CDとアナログの二種類のシングル盤が出ていたようで、アナログが現在1万円ほどと無闇に高騰してますね。私はCDで所有してますが、こちらは割りと手に入りやすいかもしれません。またAMAZONなどでMP3も販売中です。(試聴も可能)http://www.amazon.co.jp/Hold-On/
May 25, 2012
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Youtubeで極一部のみ公開されてますが、これだけだと内容がさっぱりつかめません。Gordon Haskell (DVD Trailer)到着したらご報告いたします。
May 23, 2012
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2001年制作の映像らしいのですが、よく判りません。このゴードン・ハスケル・ストーリーを発売しているのは英国はコーンウェル州にあるShiney Films。早速注文しました。さて、DVDは届くでしょうか?Shiney Filmshttp://www.shineyfilms.com/DVDはアチラのPAL方式なので、見るためにはユニバーサルプレイヤーが必須です。まあ1万円程度で売ってますしね。うちもDVDオーディオ用に持ってますのでその点はOKっす。DVDで買うと25ポンド、オンデマンドで視聴するのは5ポンド。でもオンデマンドじゃ何も残らんのでDVDにしました。購入する際はPAYPALアカウント持っておくとよいです。
May 22, 2012
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ありがとうとおっしゃられてご購入の運びにwいや、私も最初買おうか迷いましたが、ご本人に届けばなによりですよね♪
May 22, 2012
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Fieldsやハスケルのセカンドでギターをプレイしたアラン・バリー。彼の演奏で一般的に知られているのは大体その2作品。コレに近年加わったのがジャイルズ兄弟の1962-1967のアーカイブ音源でのDowlands関連。名の通った参加作品が数少ないバリーさんのプレイをYoutubeから。ビートルズのオール・マイ・ラヴィングが発表されるといち早くカバーしたザ・ダウランズ。このとき既にジャイルズ兄弟は抜けてますが、バリーさんは新ラインナップにも参加してます。The Dowlands - All My Loving (1963)グレッグ・レイクやアンディ・マカロックも関わってたバンド、シャイリムズにも参加してたそうです。SHY LIMBS - TRICK OR TWO (1969)ハスケルのセカンド収録曲はYoutubeに無かったので、お次はバリーさんの名前が一躍注目されたのフィールズ参加から。Fields - The Eagle (1971)ボーンマス出身者で固められたキング・ハリー先週書いたように、このあとなにをされていたのは不明。King Harry - Dear Matthew (1977)
May 22, 2012
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ハートビートをやってます。短い動画ですが、これもレアですね。
May 21, 2012
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フランスのテレビ取材でしょうか。はじめて見ました。
May 21, 2012
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60年代末、ゴードン・ハスケル作レイジー・ライフをシングルでカバーし、オーストラリアでヒットさせたバンドHeart'N'Soul。このバンドの情報をまとめたサイトがあります。ここにある動画だと、彼らがテレビ出演して唄った映像が1969年の9月8日ということが書かれております。また、現在入手不能な彼らの楽曲を聴くことも可能です。Heart 'n' Soul by Philip Prideauxhttp://atmoslas.com.au/show/Heart-n-Soul/start.htm
May 21, 2012
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当ブログでも過去に幾たびも紹介してきた南アフリカ出身女性歌手シャロン・タンディ。昨年2011年にACID JAZZより発売された4曲いりEPがコレ。画像をクリックするとメーカーサイトに飛びます。A.1. Walk From Here To MexicoA.2. Somebody Speaks Your Name (demo)B.1. Daughter Of The Sun (demo)B.2. Roundabout1曲目のEPタイトルナンバー。メキシコ五輪に向けて制作された楽曲だそうですが未発表だったのでしょうかね?いきなりボサノバチックに演奏が進みます。かと思えば二曲目と三曲目はどちらもデモヴァージョン。デモというとラフな音のつくりを想像しますが、二曲目のブルージーさと三曲目のピアノ中心の分数コードハーモニー。既に本番前にあらかた基本が練られた上にシングルを作りこんでたのが想像できます。円高もありEPの価格も手ごろです。個人的に三曲目のデモヴァージョン、期待してました。正規ヴァージョンが素晴らしい曲でしたからね。このデモ段階で既に曲構成がだいぶ固まっていたのが判ります。お買い求めは、AMAZON、DISKUNIONなど輸入盤店で可能でしょう。しかしアシッドジャズというレーベル、ラインナップをみるとすっかりモッズ専門化してますねw 今後も秘蔵音源の掘り起こしに期待してます。
May 21, 2012
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イエスの初代ギタリスト、ピーター・バンクスのデビュー当時からの秘蔵音源集。デビューバンドのデヴィルズ・ディシプルズや彼の関わったメイベル・グリーアズ・トイショップやシン他の音源がてんこ盛りに詰まったお買い得?なCDだ。曲がりなりにもYES結成時のメンバー。あだなおろそかにしてはいけませんぞえ。Can I Play You Something? - Peter Banks (1999) Blueprint BP301 一曲Bill Brufordが演奏したI Saw Youのデモが入ってるという微妙な一枚なので今まで興味持ちつつ買っていなかったのですが、まあ買って驚いた。自筆のライナー文が長々と収録されてます。誰も文字起こししてやらんかったのかい?と突っ込みたくなるほど延々手書きです。凄いですね。ブックレット真ん中部分にはイエスまでのバンクスさんのバンド変遷歴が、バーバラ・カークの手によりやはり手書きで書き込まれてます。コレが結構面白いですね。 68年の夏にYESのギグにビルがいったん参加した後、ドラマーはトニー・オマリーに変わり、技術的にYESのサウンドに適応できなくて結局ビルが呼び戻された流れは知られていますね? ビルが参加できなかった11月のある日、その一日だけドラマーとしてイアン・ウォーレスが代打参加したことが海外のYES関連サイトで書かれてますが、このCDブックレットのバンド変遷にもIAN WALLACEがYESに参加したと記されています。非正規かつたった一日でも参加は参加ですからねw CD収録6曲目、バンクスのプロデビューバンド、デヴィルズ・ディシプルズは、盤起こしのプチプチプチ・・・から始まるのが味わえますw このバンドのリズムギターは後期ボンゾ・ドッグ・バンドやニール・イネスの「ザ・ワールド」参加で知られるデニス・コーワン。こんなところにも意外な人脈が隠れているもので面白いです。初期イエスに繋がるサウンドが続々出てくるのも圧巻ですね。ただし、ビルが叩いてるトラックに限っては、スタジオでだらだらジャムってるだけのようなサウンドなので、過度な期待はしないように。全編通して聞くとバンクスが最初期イエスの中心に居たのは確かに間違いないと思えるCDです。ファンなら聞いて損は無いですね。
May 20, 2012
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先月当ブログで2008年に亡くなられたティノ・リチニオさんを取り上げました。まだ10代のロバート・フリップやゴードン・ハスケルの学生バンド仲間で、レイヴンズやリーグ・オブ・ジェントルメンではリーダー格だったとか。 60年代半ば、バンドが他の連中と喧嘩した際にロバート・フリップが止めに入ってクチを引き裂かれ大怪我をした事件で、その時喧嘩していた張本人がこのティノさん。バンドリーダーとしてよほど腹に据えかねる事があったのかもしれませんね。彼も顔中ボコボコにされたそうですが、この事は陰に隠れてみていたゴードンの証言としてシド・スミスさんのクリムゾン本に収録されてましたね。 そんなティノさんと、フィールズ参加でも知られるアラン・バリー、そしてグレッグ・レイクとバンドを組んでたジョン・ディッケンソン。このボーンマス出身三人が組んで1977年に出したアルバムが、今回紹介する一枚。(2015年4月追記、英国での発売は1977年年末だったようです。日本盤や諸外国のは、もしかすると78年発売かもしれません。米国ビルボード1978年3月にハーベストレーベル広告で掲載を確認したのでアメリカ盤はその時期に出た可能性があります。)King Harry - Divided We Stand (1977)EMI EMC 3188 (EMI Japan EMS-80968)Side 1Fighting Talk (Dickenson, Licinio) You Stand Accused (Dickenson) Keeping The Peace (Licinio) Grandpa's Farm (Dickenson) Side 2Dear Mathew (Dickenson) Can You Hear The Music (Licinio) Dressed Up To Kill (Dickenson) Endless Miles (Dickenson) King Harry:Engineer, Keyboards, Producer, Vocals : John Dickenson Guitar, Bass, Vocals : Tino Licinio Lead Guitar, Bass, Vocals : Al Bowery Drums : Harold King Recorded At Movement StudiosMixed At Movement Studios King Harry Family Tree (※その後情報が出てきた分にて2022年4月8日加筆修正Ver.50)PDF版http://chop100.doorblog.jp/King%20Harry%20202204b.pdfこのファミリーツリーは、かなり大きな画像なのでダウンロードしてからみられることをお薦めします。情報を整理する為に作った上記のファミリーツリーで、彼らがどれほど複雑な人脈を絡ませていたかその一端を見られると思います。ただしあくまでもキング・ハリー中心なことを予めご了承くださいw(※ファミリーツリー編集時にグレッグ学生バンド時代の不明な点をツイッターにおいてKimmyさん、シャイ・リムズにフリップが関わった情報をにゃん玉99さんに、ザ・シェイムのシタール奏者をグレッグ・レイク・ウェブサイト管理人様他様々な方にそれぞれ提供していただきました。ありがとうございます。2015/4/10) レコーディングは、中心人物ジョン・ディッケンソンの作ったムーブメントスタジオ。ここでEMIに売り込む際のデモ録音を行い、そのテープがバンドが契約を勝ち取れた理由だとされています。 これが日本盤出てたんですねー。先月発見したときも驚きました。邦題が「音楽への招待」。ライナーを読んでみましたが、ライターさんもバンドがどれほど多くのプログレ人脈に結びついてるか当時知る由も無かったのか、全くの新人バンドとしてみて文章書いてますね。今読んでもインタビュー以外に情報源としての価値が乏しいですが、それでも出てたのは凄いw 77年の日本でですよ? ライナーではニューウェーブの登場で強者だけが生き残る時代に、こんなポップバンドを出すEMIという書かれ方をしてます。EMIが当時出していたバンドを引き合いにレーベルの独自性が解説され、キング・ハリーの紹介はほとんどありません。情報が無いから仕方ないですがw こちらは欧州盤シングルのジャケ写真 左からティノ、ジョン、アランと並んでいるようです。とにかく、3人とも有名なミュージシャンと古い関わりがありながらも、主流から外れた人物ばかりで情報というものが皆無に近いです。歴史に埋もれるというより最初からほとんど注目もされてこなかったということでしょうか。 スタジオを自ら作り、アルバム制作の全てを仕切ったのがジョン・ディッケンソン(キーボード・ヴォーカル) 彼はグレッグ・レイクの学生時代からのバンド仲間で、レコードデビューをグレッグと共に1967年のThe Shameで果たしてるのが知られてます。後に再編したバンドはShy Limbsとなりドラマーにはキング・クリムゾン加入前のアンディ・マカロックがいたりした初期クリムゾン周辺人物ですね。シャイリムズでは重厚サウンド作りをシングル二枚に残してましたが、このキング・ハリーにも所々のオルガンの音色などその面影をサウンドに残しています。アルバムでも多くの曲を書き上げてます。 次にティノ・リチニオ(ギター・ベース・ヴォーカル) 彼は、ロバート・フリップやゴードン・ハスケルと学生バンドを組んでいた事で知られますが、実はこのレコード以外に彼の関わった作品を知りません。レイヴンズからリーグ・オブ・ジェントルメンと活動した後、丸11年の間の活動歴が不明です。ただ、日本盤ライナーにはEMIからのプレスリリースを参考にしたのか、キング・ハリーの三人は「ボーンマウス」というバンドを過去に組んでいたと書かれてます。アルバムでは3曲に作者クレジットがあるので、それらの曲を歌ってるのは彼ティノ自身なのかもしれません。拙作ファミリーツリーに書いてあるように、彼の「ティノ」という呼び名は「ヴァレンティノ」のティノだけ抜き出した呼び名です。(2015年4月追記。本稿の最後に、その後判明したリチニオとバリーのバンド、アクトレスを紹介しています。) 最後にアル・ボウリー(リードギター・ベース・ヴォーカル) 彼のプレイがプログレファンには一番なじみがあるかもしれません。彼はフィールズに参加したアラン・バリー本人であり、ゴードン・ハスケルがインタビューで「世界的な腕を持ちながら注目されなかった悲運のギタリスト」と称してた人物。ハスケルのセカンドソロアルバム参加でも印象的なプレイを残してますが、実はハスケル自身がアルバムに呼び寄せたことが後のインタビューで判明してます。このキング・ハリー参加時には綴りを60年代初期にジャイルズ兄弟と共に在籍してたダウランズ時代の名に戻しています。アルバムではコーラスが多いのですが、一部アランがリードヴォーカルらしき部分も後半に聞き取れます。フィールズの「イーグル」で聞かせた苦もなく高速パッセージを弾きこなす一面は、このキング・ハリーでも健在です。またスライドプレイも披露しています。 ドラムスのハロルド・キングはスペシャル・サンクスあつかいで、正規メンバーでは無いようですが、彼もこのアルバム以外に活動した痕跡の無い謎の人物です。(2015年2月追記、セッションドラマーを何人か使ったとの事で、その総称としてのハロルド名義だそうです。アランスミシーみたいなものとでもいうかw。)(2017年8月23追記、キング・ハリーの制作を手伝った事をサポートドラマーだったデイヴ・ミューラー氏にFacebookで確認済。) アルバムの印象を海外では「パイロット」や「10CC」と比較しているひともおりますが、華やかさはあってもパイロットほどの洗練されたサウンドではないですね。誰かが黙って「これイタリアのバンド」なんていって聞かせたら信じちゃうかもしれない、そんな妙な明るいサウンドカラーを持っています。日本盤での各曲タイトルはSide1 1 ファイティング・トーク 2 哀しみの人生 3 優雅な気分 4 農園の想い出 Side2 1 ディア・マシュー 2 キャン・ユー・ヒア・ザ・ミュージック 3 最高の気分 4 終わりのない道 このアルバム、CD化されていない・・・と思ったらなんとロシアでCD化していました。毎度の事ながらロシア恐るべしw ただ日本に入荷しているのかは不明です。LPはebayやGEMMといった海外通販で、今でも格安で購入できます。アルバムは英盤と欧州盤など様々、シングルも各国で出てたようですね。このバンドがどの程度まで活動したのか?その後の様子はわかっておりませんが、リーダーのジョン・ディッケンソンはその後自身のスタジオで80年代以降も多くのバンドをプロデュースしていたようです。フィールズでみせたアラン・バリーのプレイを期待すると歌モノ中心のポップスに期待を外された感じを受けるかもしれませんが、よーく聞き込むと彼ならではのギタープレイ、独特なメロディ感覚が感じ取れるでしょう。パンクが芽吹いてベテランが冷遇された時代、ギリギリのタイミングでよくもアルバムを残せたと思います。You Stand Accused (Dickenson)おまけ動画:ディッケンソンがグレッグ・レイクやアラン・バリー、アンディ・マカロックらとシングルを出したShy Limbsは、二枚のシングル盤を残してます。シングルA面の曲はどちらもプログレ臭がかなり濃い作品で海外でのプレミア価格も相当高いようです。Shy Limbs - ReputationShy Limbs - Lady in Black (1969) 2014年8月24日追記:1969年2月にアラン・バリーとティノ・リチニオ、そして元リーグ・オブ・ジェントルメンのドラムス、スタン・レヴィが組んていたジ・アクトレスで発表したシングル曲です。THE ACTRESS - IT'S WHAT YOU GIVE (14 Feb 1969)Shy limbsとLeague of gentlemen人脈がKing Harryへと至るキーパーソンがアラン・バリーだったのでしょうね。THE ACTRESS 関連記事http://plaza.rakuten.co.jp/chop100/diary/201408230000/※2015年10月追記紙ジャケットCDとしてめでたくリイシューされました。※2017年5月追記当時の映像が見つかりました♪King Harry - Dear Matthewこちらも同じ内容の動画ですが予備でw追加情報は以下にてhttps://plaza.rakuten.co.jp/chop100/diary/201705210000/
May 19, 2012
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二組購入しました。送られてくるまでだいぶかかりましたが、出来がよいので満足。でかくて頑丈です。早速使ってみるw
May 17, 2012
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フィールズのアルバム1曲目で邦題が、ぼくの友達カラオケが公開中ですFields / A Friend Of Mine (1971)ちょっとドラムが後のり気味ですが、よく作ってますね。
May 17, 2012
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さあ今宵もブログテーマがキング・クリムゾンなのに遥か彼方の異次元へ迷走する当ブログへようこそ陽子w すみません、はしゃぎ過ぎました。 今回ご紹介するのは。ポーランドの美人歌手さんのアルバムです。名前読めますか?読めないですねー。Kasia Skrzynecka - KOA (2005 EMI MUSIC POLAND) 実際の在日本ポーランド人の方々はどう読み方をつけるか判りませんが、発音を聞くところによると「カーシャ・スクシェネツカ」という読み方が一番近いようです。以前からYOUTUBEにゴードン・ハスケルと共演しているPVがあるのでご存知の人もいらっしゃるでしょうね。私も2008年に一度紹介しましたしw 1970年生まれのモデル・女優・歌手という活動のタレントさんらしいですね。なにせポーランドですからほとんど情報サイトが読めません。このCDだって以前から買おうとしてもポーランド語読めないから買えなかったのでした。今回ebayのインターナショナルを利用してポーランド国内のセラーから買い求めました。しかも送ってくるの早かったw 4日で着ましたよ驚いた。 CDジャケット裏面 アルバム1曲目にゴードン・ハスケル作のALL IN THE SCHEME OF THINGSが収録されています。PVが荒いので余り印象よく無いですが、実際のCDは結構よくできたサウンドプロダクションです。収録数はたっぷりと全14曲ですが、ポーランド語の歌声ってなんか耳に心地よいです。何というのでしょうか、寝室にサテン地の布を広げまくって身を投げ出してダイブするような・・・なんて言っても通じませんよねw こんな感じのお色気グラビア風の写真が毎ページ飾られた歌詞のブックレットが付いてます。でも音楽としていい出来です。ポーランド侮りがたし。別にあなどってはおりませんが。価格的にドル換算で7ドルちょっとで新品が買えました。シングルも出てたようですが、アルバムが安いからコチラのほうがお得かもしれませんね。ポーランドといえば、ゴードン・ハスケルは71年のセカンドアルバム、It Is and It Isn'tが発売当時チャートインしたという奇特な国ですね。しかも当時はまだ共産体制でした。その後もゴードンの作品はポーランドとかオーストリアとかルーマニアなどの東欧受けがいいようです。なんでなのか判らなかったのですが、このカーシャさんのアルバムを聞くとその音楽性からなんとなく判るような気もしてきます。さて現在も定期的にツアーで巡業中のゴードン。日本に来る日は来るのでしょうか?なんか難しそうですね。宝くじが当たったら是非呼びたいと思っておりますが、今回もハズレでした。ではまた。
May 16, 2012
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2009年にマイケルとピーターのジャイルズ兄弟の秘蔵音源集について拙ブログにおいてもThe Giles Brothers 1962-1967 初版CDの問題点と取り上げたことがありました。最近になって改めて聴きなおしていても、やはりスクラッチノイズやEP盤の回転ムラによる音程の揺れ、そして古い音盤ならではの溝が磨り減って音がかすれているなど、いくつかの難点がやはり聴けば聞くほど耳についてしまいます。どうなんでしょう?今一度盤おこしにしてもやり直してみないかなぁ・・・なんて淡い期待を持ったりしてしまいます。1966年、ジャイルズ兄弟がまだビートグループのトレンドセッターズ・リミテッドにいた頃に、ドイツで出されたLPに様々なアーチストと共に彼らの曲が一曲のみ収録されています。BIG GROUP MEETING '66 (1966)(Germany Columbia SMC 84 077) ドイツのコロンビアから出されたLP。同時期にBOZが出したシングルもコロンビアでしたが、そのスリーブがコロンビアとEMIが一緒くたになってました。何でコロンビアとEMIが?と思ってレコード年表http://www.interq.or.jp/classic/classic/LP_data/chronology.htmlを見てみると、英国コロンビアが1926年にパーロフォンとオデオンを獲得、31年には英コロンビアと英グラモフォンが合併しEMIとなる。とでてました。なるほど色々ややこしいもんです。ジャケット表面・裏面にもバンドの写真が計8点も出ているので、てっきりジャイルズさんたちのトレンドセッターズも出てるかな?と思いきや、全く出てません。ジ・アニマルズ。ザ・ホリーズ、ザ・シャドウズ、ハーマンズ・ハーミッツの4バンドが二枚ずつ画像が出てるのみで他のバンドは音のみです。ということで、どんなバンドが収録されているかというと。Side 1 I'm Alive / THE HOLLIES You Sure Got A Funny Way Of Showing Your Love / THE TRENDSETTERS LIMITED Hongkong / LES SAUTERELLES I Can't Believe It / THE ANIMALS Take My Hand / MIKE SHERIDAN'S LOT Take Love Give Love / HERMAN'S HERMITS Bring Your Lovin' / TONY RONALD and HIS KRONERS Side 2 We've Gotta Get Out Of This Place / THE ANIMALS Don't Make My Baby Blue / THE SHADOWS Don't Lose Your Hucklebuck Shoes / THE ROYAL SHOWBAND, WATERFORD Forget It All / LES SAUTERELLES You Know He Did / THE HOLLIES Hi Heel Sneakers / TONY RONALD and HIS KRONERS Just A Little Bit Better / HERMAN'S HERMITS 収められているアーチストは、アニマルズやホリーズ、シャドウズにハーマンズ・ハーミッツといった有名どころの他には、スイスのビートルズとか言われたガレージバンドのル・ソトレル(バッタの意)、マイク・シェリダンズ・ロットはザ・ムーヴの前身、トニー・ロナルドと彼のコロナーズはスペインやオランダを拠点に活動したバンド、ロイヤル・ショウバンドはアイルランド出身で12週自国でチャート首位になったグループと、色々盛りだくさん。そんな中、我らがジャイルズ兄弟のトレンドセッターズは、A面の二曲目に一曲収録されています。 LP収録のトレンドセッターズの曲You Sure Got A Funny Way Of Showing Your Loveは、1965年8月末に英国で出された彼らのシングルの。トレンドセッターズ自体が英国のほかドイツなどでも公演活動をしていたのもあり、欧州向けのコンピLPに収録をされたのかもしれないですね。この曲、CDだとタイトルが省略されているのがちょっと可哀想でもありましたw ジャイルズブラザースのCDでは、シングル起こしなのか、エンディング部分がザックリを削られているのが、このLPでのヴァージョンと比較すると判ります。コチラのほうがCDヴァージョンよりもフェイドアウトのポイントが数秒あとになっています。またCDだと音が少々かすれ気味でしたが、こちらでは割とクリアなサウンドを聞くことが出来ました。さすがドイツ盤というところでしょうか。
May 14, 2012
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Greg Lake HD 4/25/12 21st Century Schizod Man and Lend Your Love To Me. お願いします。健康の為にファンのためにも少しお痩せになってくださいw
May 11, 2012
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マイケル・ジャイルズが1978年に参加したクリスチャンSSWガース・ヒューイットのアルバム。2009年にご紹介したNutshell - Believe it or notと同じくA TRIMVIRATE PRODUCTIONの制作。つまり、ジョン・ミラー、ロッド・エドワーズ、ロジャー・ハンド三人のプロデュース。1970年代末期に彼らトリオでプロデュースしているクリスチャンミュージックの作品に度々マイケルさんが起用されています。他のメンバーもその筋でよくみる名前ばかりです。インナーは歌詞と参加ミュージシャンへの謝辞。そして各曲ごとのクレジットが記されています。担当楽器のクレジット方法がまちまちですが、これはLPのインナースリーブに準拠しています。予めご了承ください。I'm grateful - Garth Hewitt (1978)myrrh (MYR 1078)Side 1 A FRIEND OF MINE Grath : Acoustic guitar Rod Edwards : Piano and Organ John G Perry : BassMike Giles : Drums Bob Weston : Electric slide guitar and solo Micky Keen : Electric guitar Backing Vocals : The Jessy Dixon Singers Handclaps : Garth, Rod Edwards, Roger Hand GOODBYE TO ALL THE HEROES Grath : Acoustic guitar and Harmonica Rod Edwards : Piano, Organ, Roland string synthesiser John G Perry : BassMike Giles : Drums Bob Weston : Electric guitar Backing Vocals : Cliff Richard, Mo McCafferty, Annie McCaig, Shirlie Roden TROPICAL NIGHT Grath : Acoustic guitar Rod Edwards : Piano, Electric piano, Moog and Roland string synthesiser John G Perry : BassMike Giles : Drums Bob Weston : Electric guitar Backing Vocals : Rod Edwards and Roger Hand HOW HAND Lawrence Juber : Lead acoustic guitar John G Perry : BassMike Giles : Drums Rod Edwards : Piano, Moog and Roland string synthesiser Bryn Haworth : Mandolin Roger Hand : 12 string Acoustic guitar Backing Vocals : Rod Edwards, Roger Hand DON'T LOOK Bob Weston : Lead Acoustic guitar John G Perry : BassMike Giles : Drums Rod Edwards : Piano Micky Keen : Electric guitar Bryn Haworth : Electric slide guitar Backing Vocals : Mo McCafferty, Annie McCaig, Shirlie Roden THAT'S WHY WE'RE HERE Grath : Acoustic guitar, Harmonica Rod Edwards : Piano, Electric piano John G Perry : Bass Mike Giles : Drums Bob Weston : Electric guitar and solo Micky Keen : Electric guitar Backing Vocals : The Jessy Dixon Singers Side 2MEMORIES Grath : Acoustic guitar, Harmonica Rod Edwards : Piano John G Perry : Bass Mike Giles : Drums Bob Weston : Electric guitar B J Cole : Pedal steel guitar Backing Vocals and Handclaps : Cliff Richard, Rod Edwards and Roger Hand THE HOLY ONE (HAS CROSSED THE RIVER) Grath : Acoustic guitar, Harmonica Rod Edwards : Piano, Organ, Moog and Electric Piano John G Perry : Bass Mike Giles : Drums Bryn Haworth : Slide electric guitar solo Backing Vocals : The Jessy Dixon Singers I'M GRATEFUL Grath : Acoustic guitar Rod Edwards : Piano and Organ Mike Giles : Drums John G Perry : Bass Micky Keen : Electric guitar and solo Bob Weston : Electric guitar Bryn Haworth : Slide electric guitar Backing Vocals : Mo McCafferty, Annie McCaig, Shirlie Roden ALL THE TIME Lawrence Juber : Acoustic guitar Rod Edwards : Piano and Electric piano John G Perry : Bass Mike Giles : Drums Bob Weston : Electric guitar solo Backing Vocals : The Jessy Dixon Singers, Cliff Richard MAY YOU LIVE TO DANCE (ON YOUR OWN GRAVE) Grath : Harmonica Bob Weston : Dobro Rod Edwards : Piano John G Perry : Bass Mike Giles : Drums B J Cole : Pedal steel guitar Backing Vocals and Handclaps : Rod Edwards, Roger Hand ===============Recorded at Redan Recorders, London. in August 1978. Engineered by Roger T. Wake Produced by Jon Miller, Rod Edwards, Roger Hand. A TRIMVIRATE PRODUCTION All songs by Garth Hewitt アルバムにおけるジャイルズ先生のプレイは全面参加ですので、ファンとして美味しいアルバムですw。他のSSWセッション作品と同じく、こういったアコースティックな作品に持ち味でまくりです。また、数曲でスライドギターを披露しているブリンも魅力を発揮しております。発売は78年ですが、現在も海外市場で割りと流通して入手しやすいアルバムです。できたら状態のいいものを選びましょう。たまにSSも見かけます。良心的なセラーで買えれば送料入れても1000円くらいで手に入るかも知れません。またituneでもGarth Hewitt作品がダウンロード販売されていますが、その中に本作に含まれてる曲、MOMERIESが入っています。GEMMでのLPサーチはこちらガースさんといえば前作にあたる1976年作品Love Song For The Earthにゴードン・ハスケルが参加していましたが、ハスケルが当時クリフ・リチャードのバックバンドに居たことも何らかの繋がりがあったのでしょうね。1980年のクリフ・リチャードのコンサートで、ナッツシェルの三人(既にネットワーク3にグループ名を変えている)とガース氏がコーラスで参加しています。
May 9, 2012
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今年2012年4月に最新の映像をアップされています。Otis Redding - I've Been Loving You Too Long (Sara Niemietz & W.G. Snuffy Walden Live Cover) 渋いっす
May 8, 2012
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リンダ・ルイスのファースト・アルバム、Say No Moreを以前取り上げましたが、この作品は長い間CD化されておらず市場においてもLPが高値で取引されていました。CD化により彼女の代表作ラークにも劣らないアルバムがたくさんのファンに届くことはとても喜ばしい限りですね。★【送料無料】 CD/リンダ・ルイス/セイ・ノー・モア (輸入盤国内仕様)/CDSOL-7713価格:2,625円(税込、送料込)リマスター発売元big break recordsによるYoutubeアップもありました。Linda Lewis - I Dunno これで試聴して買ってねということでしょう。いい仕上がりです。フルートを吹いているのがイアン・マクドナルド。以前取り上げた際の記事Linda Lewis / Say No More (1971)http://plaza.rakuten.co.jp/chop100/diary/201005310001/
May 7, 2012
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CS放送のミュージックエアを見ていたら、60年頃の英国におけるロックミュージックの勃興と状況について語られる音楽ドキュメンタリー番組が興味深かった。50年代半ばに米国でロック音楽が発祥したのだが、英国では60年頃までほとんどプレスリーのまがい物しかいなかっただとか、楽器もろくに手に入らなかったなどなど。ビートルズが過去のインタビューでも語っていた通り、彼らの登場以前の英国ロックは米国に上陸してもほとんど注目されない存在だったと言われていたが、なるほどコピー商品では本場で通じるわけも無かったという事ですね。 当時英国でそれらプレスリーもどきのアイドルを連発したプロデューサーも番組に登場し、売らんがなという当時の適当な仕事振りを語ってましたが、それでもいくつか興味深い証言がありました。50年代から60年代に英国で流行ったスッキフル。ロックバンドが会場側から拒絶された時代、つまりライブを制限されてた頃にジャズから発祥したいわゆる市井の井戸端バンドが若者の間のスキッフル普及の背景だったみたいですね。これが後にロックを志すバンドが増える下地になったとか。確かにあのビートルズもメンバーが当初集まった頃は、まだスキッフルバンドでしたものね。後にロックバンドで活躍する多くのミュージシャンも当時そういう風潮の中でプレイしていたわけです。例えば、ナイスのドラマーだったブライアン・デヴィソンなんかも50年代からスキッフルのレコードにセッションドラマーとして参加してたと言われてます。 番組ではロックンロール開祖の一人とも言われるジーン・ヴィンセントの当時を振り返る回顧インタビューも流れていました。ヴィンセント自身は71年に亡くなっているので、インタビュー映像は1970年頃と見ればいいのでしょうか。ヴィンセントが、元々地味で恥ずかしがりやだったので興行側から派手な衣装やバイク事故で足を怪我したのを逆に利用するとか様々な演出を課せられた事を語っていました。 ジャイルズ兄弟の1960年代の音源集CD:Giles Brothers 1962-1967で、当時の活動をマイケルさんがとても詳しく書いていますが、その中に英国にツアーしにきたジーン・ヴィンセントのバックバンドを勤めてた一文があります。ジーンはとても足が悪く、といった内容。まだロックの興行形態が5組くらいの出演者でどさ廻り、各20分程度の時間でパッケージツアーをしていた時代。トリを飾るメインのバックを現地ミュージシャンが勤めていた。そんなステージをジャイルズ兄弟らトレンドセッターズも数多くこなしていたのでしょう。イギリスでプレスリークローンではないロックバンドらしいものがようやく市場に出回り始めたのが1960年位からで、そこで注目されたのがプロデューサー、ジョー・ミーク。彼のことも番組では少し取り上げてました。彼の登場がある意味ジャイルズ兄弟のいたダウランズやトレンドセッターズの活動にも関わりがあっただけに様々な当時の時流を垣間見れる面白い番組でした。ミュージックエアポップミュージック歴史秘話#12ロックンロールhttp://www.musicair.co.jp/timet/index.php?rm=detail&id=144582
May 6, 2012
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4年前にご紹介したVince Martell - Endless High (2000)。本人サイトから用紙を落として、書き込んで送り、米国に振り込まないと買えないので今一売れなかったんじゃないかと思われる作品ですが、現在MP3がAMAZONとituneでダウンロード販売中です。イアンの参加したのはクリムゾン・キングの宮殿カバーだけなので、その曲だけならば150円で買えます。AMAZON:Vince Martell - Endless Highhttp://www.amazon.co.jp/Endless-High/dp/B00421ELQC
May 5, 2012
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GWだってのに長雨ですっきりしない天気ですね。しかも季節の変わり目ということもあってか身体的に夏型へ切り替わろうと本人が自覚してなくとも内側じゃせっせとホルモンが代謝されて、あちこちの体力を消耗してくれます。何もしなくても体がだるくなりがちなのはそのせいですが、こんな時に古傷が疼いたり、体調を崩すのをサイレントデイジーズというなんてのを大昔聞いたので、そんなもんなのかなぁと今思っています。ブルースだなぁー。。。 ってことで、今回は凄く久しぶりに英国ブルース界のドンだった故アレクシス・コーナー。枕が強引でしたねw すみません。今回も長いですが飽きずにお付き合いください。ALEXIS KORNER - MISTER BLUES (1974)Toadstool Records Australia L35434(2374 109) Manufactured and distributed by Festival Records このジャケットをみて、「あれ?」と思ったアナタ!あなたは凄い。凄い・・・重症患者、いやマニアです。そう、このアルバムはドイツで出たコーナーの名を冠したアルバムとジャケットも内容も一緒です。ただし、タイトルが違うが為にAlexis Kornerのウィキペディアやクリムゾンメンバーのディスコグラフィでも別のアルバムの様に扱われてるわけです。国によってアルバムのタイトルが違うなんてことはママあることですし、再発で変わることもあります。コーナー人脈にいたダフィ・パワー1972年のマイケル・ジャイルズやボズ参加作が、若干曲を入れ替え1976年の再発時にタイトルが変わってたのもありましたし。つまりALEXIS KORNER(W.German POLYDOR 2374 109) = MISTER BLUES(Toadstool Australia L35434)かようになるわけです。ジャケット裏面右上のレコード番号部分にちょこっとポリドールでの番号も書かれています。 キング・クリムゾンが解散前提で行ったツアーにアレクシス・コーナーが帯同した時期、フリップ以外のメンバーがバンドに残りたいという申し出を却下されツアー終了と同時に失職する所をコーナー親分が救済したバンド、スネイプの残したラフでノリ一発の演奏と違い、結構メンツも豪華なアルバムになってます。当然ですがソロ名義アルバムなので親分の弾き語りもありますし、人脈を生かしたプレイヤーがずらりと揃っています。またギタープレイもスネイプでのラフさと違って結構聞かせどころがあります。下記に曲目とメンバー表を記します。Side 11. MACHINE GUN AND JULIEby Peter Thorup and John Edwards (3:22) Arrenged by Peter ThorupVocals - Alexis Korner/Peter Thorup All guitars - Peter Thorup Bass guitar - Boz Drums - Ian Wallace Piano - Tim Hinkley2. LIESby J.J.Cale (2:45) Arrenged by Mel Collins Vocal - Alexis Korner Guitar - Peter Thorup Bass guitar - Boz Drums - Ian Wallace Piano - Mike PattoAlto Saxohpone - Elton Dean Tenor Saxophone - Mel Collins Trombone - Nick Evans Trumpet - Harry Beckett Backing Vocals - Carol Morgan/Peter Thorup 3. WILD WOMEN and DESPERATE MEN by Peter Thorup and John Edwards (3:27) Arrenged by Mel Collins Vocal - Alexis Korner Guitar - Peter Thorup Bass guitar - Boz Drums - Ian Wallace Electric Piano - Zoot Money Solo soprano Sax - Ron Aspery Alto Saxohpone - Elton Dean Tenor Saxophone - Mel Collins Trombone - Nick Evans Trumpet - Harry Beckett Backing Vocals - Peter Thorup 4. GENEVATrad. Arrenged by Alexis Korner (2:27) Vocal - Alexis Korner Accoustic Guitar - Peter Thorup Electric Piano - Zoot Money 5. HEY! GOOD LOOKIN' by Hank Williams (2:50) Arrenged by Peter Thorup and Colin Hodgkinson Vocals - Alexis Korner/Peter Thorup All guitars - Peter Thorup Bass guitar - Colin Hodgkinson Drums - Tony Carr Backing Vocals - Rick Mishlen/Peter Thorup6. THE THIFF by Alexis Korner (2:44) Arrenged by John Cameron Vocal - Alexis Korner Strings Conductor - John Cameron Leader/violin - John Sharpe Violin - Laulie Lewis Viola - John Meek Cello - Charles Ford String Bass - John Honeyman Side 21. CAPTAIN AMERICA by Alexis Korner and John Edwards (3:58) Arrenged by Mel Collins Vocal - Alexis Korner Guitar - Peter Thorup Bass guitar - Colin Hodgkinson Drums - Tony Carr Solo Trombone - Nick Evans Alto Saxohpone - Elton Dean Tenor Saxophone - Mel Collins Baritone Saxophone - Eddie MordueTrumpet - Harry Beckett Piano - Zoot Money Backing Vocals - Peter Thorup 2. CASEY JONES Trad. Arrenged by Alexis Korner (2:27) Vocal - Alexis Korner Slide Guitar - Peter Thorup Bass guitar - Boz Drums - Ian Wallace 3. GOODNIGHT IRENE by Huddie Ledbetter (3:12) Arrenged by Alexis Korner Vocal and Accoustic Guitar - Alexis Korner Backing Vocals - Rick Mishlen/Peter Thorup4. DOGGONE MY GOOD LUCK SOUL! Trad. Arrenged by Alexis Korner (3:12) Vocal and Accoustic Guitar - Alexis Korner Piano - Zoot Money 5. VICKSBURG BLUES Trad. Arrenged by Alexis Korner (3:24) Vocal and Martin Tipple Guitar - Alexis Korner Harmonica - Duster Bennett 6. FORD ENGINE MOVEMENTS IN MY HIPS. 10.000 MILES GUARANTEED Trad. Arrenged by Alexis Korner (1:49) Vocal and Accoustic Guitar - Alexis Korner Bass guitar - Colin Hodgkinson Drums - Ian Wallace Produced by PETER THORUP For ALEXIS KORNER PRODUCTIONS. Recorded at CBS RECORDING STUDIOS, London 1973 Special thanks to our Chief Engineer: STEVE TAYLOR and our thanks to Walter Samuel Album Co-ordinator: Philip Roberge いつもより長いですか?ごめんなさいwご覧いただければおわかりの通り、スネイプ関連でメルとボズとイアンにキーボードのティム・ヒンクレー、そしてピーター・ソラップはプロデュースまでも手がけてます。他に昔馴染みのコリン・ホジキンソンやトニー・カー、一曲ダスター・ベネットもハーモニカ吹いてます。後ダフィー・パワーの絡みでエルトン・ディーン、ニック・エバンスら管楽器奏者が参加してますね。 面白いことにそれらの曲においてはメル・コリンズのアレンジというクレジットになってます。全く面倒見のいい親分は華を持たせてくれますねw メルも人がいいのか、ソロは皆無でエルトンやニックらにソロを譲って自分は一歩引いた立ち位置の演奏です。慎ましやかで彼らしいですね。また、ボズのプレイは驚くほどこの時点で進歩しております。彼にとって失礼な物言いですが、非常にアクティブなプレイはイアンとのコンビでかなり派手です。でもブルースですけどねw 一般的にブルースというと定番のどろろんとしたイメージを抱きがちですが、割と派手さとブルージーさの入り混じった感じです。B面の弾き語りが続くところはオーソドックスですけどね。でも、暗い感じは余りしないというのがコーナー親分の魅力なんでしょうね。※西ドイツ製ポリドール盤の情報は、こちらのエルトン・ディーン関連情報サイトを参考にしました。Elton Dean Discographyhttp://www.hulloder.nl/ed-70.htmlmany thanks.上記サイトの情報では、このアルバム制作は1973年の6月から7月に行われたようです。最後に過去に取り上げたアレクシス・コーナー関連記事をリンクしておきます。Alexis Korner & Peter Thorup With SNAPE / Live On Tour In Germany (1973) Alexis Korner and Friends / The Party Album (1979)Duffy Power / Duffy Power (1972)おまけ:ドラムはイアン・ウォーレスです。Alexis Korner & Steve Marriott - One Scotch, one Bourbon, one beer 1975
May 2, 2012
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GWを皆様いかがお過ごしですか?私はブリン三昧でLP聴いてます。さて、前回のブリン・ハワース動画特集の時よりまたまた動画が増えていたので特集第二弾といきます。まずはセカンドソロアルバムを出した1975年当時かもしれない映像。アップしているのはブリンご本人。最初のソロアルバムよりBryn Haworth - Let the days go by セカンドアルバムよりBryn Haworth - Good Job続いて79年グリーンベルト・フェスでの出演映像Greenbelt 79 - Bryn Haworth [1979] 96年の演奏からBryn Haworth - We're All One [1996]Bryn Haworth - Praise God From Whom All Blessings Flow [1996] 最後にぐっと古くなって1967年にブリンがメインヴォーカルの一曲Les Fleur de Lys - Prodigal Son (1967) Bryn Haworth / Sunny Side Of The Street 【CD】価格:2,363円(税込、送料別)
May 1, 2012
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