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2016.04.23
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テーマ: 徒然日記(23536)
カテゴリ: 音楽全般
最初にリリースされた時のアルバムタイトルがわからないけど、R・ディーンの デザインで統一された企画もの「BedRock Series」から リリースされなおしたリックのアルバムを聞く。Bedrockって、寝室で聞くロックというわけではなく、もっと素直に考えて、基盤層の岩盤という意味なんだな。ようするに教養だから聞いとけよ、ってことか。ラインナップは微妙にプログレで、ゴングとかキャラバンとか私のしらないプログレもあれば、ユーライアヒープ、ウィッシュボーンアッシュ、リンデスファーンとか懐かしい名前もある。ソロではスティーヴ・ハウの名前もあるな。

もうリックの平均点以下のアルバムをさんざん聞いた後なので全然期待していなかったけど、これはすごく出来がいい。音源と同じ時の映像もついていて、これがまたピーク時(1990年頃)のリックの指さばきがたくさん見られて眼 福じゃ。
思えばABWHのライブでのソロパートがニコ動で「神キーボード」としてあがめられ、2年後の8人イエスのライブでのソロではトレヴァー・ラビン とスリリングな応酬をみせてくれた。もっとも指に脂が乗り切った時期(指に脂って字が似てる)かもね。もおお楽しい楽しい。

そしてトニー・フェルナンデスとディヴィット・ペイトンとの息のあったプレイと、彼らをちゃんと立ててソロのパートも作っているところや、アシュリー・ ホルトのヴォーカルも堪能できる。
リックがいくつもの印象的なフレーズをいかに違和感なくつなげて、本来大曲である地底探検やヘンリー8世をコンパクトに、より一層魅力的な音楽に 仕上げているのかよくわかる。私が好きなのは、異なるフレーズの繋ぎの時に一瞬変拍子になったり、調性ががらりと変わるところ。全編アップテンポで切れ目なく、しかも自分だけじゃなくてアンサンブルって、通常かなりリハーサルしないとうまくいかなそうだけど、リズムもほぼ狂うことなく、つくられた当初よりもずっと洗練された曲になって演奏される。お見事。

初めて聞くエリザベス・ロックがかわいくてまたいい。これが入っているアルバム、Time machineが全部聞きたくなる。こうして泥沼にはまっていくんだよ。もう人生何十回目だっつうの。懲りない。あと、右の3-5でメロディー弾きながら リズムコードを1-2指で取っている曲があって、こういうことができればいいよな~(実はショパンにもシューマンにもいっぱいでてくるけど、ポップスのようにリズムを取るわけではないので楽しい)。

ところでアシュリー・ホルトはイアン・ギランタイプのヴォーカリストで、私は なぜリックがこういうヴォーカリストを選んだのか常々疑問だった。 70年代に地底探検とアーサー王を手に入れた時は、このヴォーカルが苦手で、あまり聞かなくなったように覚えている。たしかに声量はあるけど、 シャウトすると潰れるし、そんなに美声なわけでもないよね。体はごついし(笑)。イアン・ギラン にはなれなかったんだろうなーと。
当時、ハードロック好きのピアノ友達が、「本当にうまいヴォーカリストはイアン・ギランとロッド・スチュワートだけ」と言っていて、私はあんまりそっち 方面には興味がなかったので「そうなんだー」と思ったくらいだったけど、ギランのヴォーカルがものすごくブレがないのは私にもわかったし、 同じタイプでポール・ロジャースも好きだった(バドカンやフリーは何枚かアルバムを持っていた)。ホルトが限界までシャウトしているのを聞くと、 たしかにイアン・ギランそっくり。なんでリックのおめがねにかなったんだろう。地底探検の歌部分を聞いていると、リックの流麗なメロディラインには、普通にしっとり歌い上げるシンガーのほうが合っているような気がする。んーたとえばシナトラとか (死んでる)、布施明とか(日本人じゃ)、スタンダードをきちんと歌える歌手。
でもリックは多分ロック・アンサンブルというところにこだわりたいんだろうね。



あああポール・ロジャースなんて思いだしたら(実はクイーンのコンサートで彼のヴォーカルを聞いているので、大昔ってほどではない)、当時の彼の妻が野添ひとみのいとこだったことを思いだした。80~90年代、よく一緒に遊んでいた友人(すごい資産家の娘で、ちょっと別世界の人だったけど、なんかなつかれてた)が野添ひとみの付き人(ていのいい話相手)をしていて、私も何度か川口アパートメントに遊びに行ったっけ。私は大映映画はまったくしらな いので、野添さんのこともほとんど存知あげなかったけれど、女優はとうに辞めていて、ご主人の川口浩さんにも先立たれ、失意の渦中にいたので、芸能人のオーラは申し訳ないけど感じられなかったな。当時は何頭かの馬主になっていたので、自分の馬のレースを見るために友人を秘書がわりに同行させて地方競馬に行くのが仕事だったようだ。私は当時、しょっちゅう仕事や旅行で欧米に行っていて、その都度いろんなトラブルに巻き込まれた話が面白いから、ひとみさんの前でしてあげて~とかいう、なんか芸人枠で呼ばれた気がするよ。
フリーには山内テツという日本人のベーシストがいたし(どうしてUKで仕事ができたんだろう)、P・ロジャースって日本に縁がある人だった。なんかいろんなことがよみがえってくるな。





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Last updated  2016.04.23 22:02:28
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