最近聴いたCDから

最近聴いたCDから

PR

×

Profile

chorus cabinet

chorus cabinet

Calendar

Archives

May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026
December , 2025
November , 2025
October , 2025
September , 2025
August , 2025

Comments

奥田 拓壽@ Re:ヴォーチ・アミーケ 日本の心を歌う~永友博信の世界(10/03) 8月4日の演奏会の開催おめでとうございま…
chorus cabinet @ じっとさん へ レスありがとうございます。 本当はCDの…
じっと@ Re:FM番組紹介(05/18) 1年ちかくぶりの更新ですね。お忙しいの…
choruscabinet@ はざくら2005さん へ 演奏会、聴きに行かれたのですね。 ビク…
はざくら2005 @ Re:TV番組紹介(08/14) 情報ありがとうございます。 この番組で…

Keyword Search

▼キーワード検索

June 29, 2019
XML
カテゴリ: 合唱・音楽一般

         ( JR 熊本駅新幹線口 玄関前の おてもやん像 )

 日本の民謡としては珍しく、陽気でユーモアに溢れたリズミカルな曲。当初、明治時代には熊本の「お座敷唄」として歌われていたようである。全編、熊本弁のオンパレードで歌詞の意味が解りづらい部分もあるので、詳しくは対訳をご参照いただきたい。

曲のルーツには諸説あるが、作者は三味線と踊りの師匠「永田イネ( 1865 1938 )」という女性で、友人の登茂(トモ、通称チモ)をモデルに作られた、とする説が有力視されている。

今ではこの「おてもやん」のメロディーは、毎年 8 月に熊本市で開催される「火の国まつり」のメインイベント「おてもやん総おどり」で流れており、祭りを大いに盛り上げている。

(「五木の子守唄」もそうだったが、細部に楽譜の歌詞と相違点があることを お断りしておく。民謡が素材の場合は 歌詞のバリエーションがありうるのだが、若松正司編曲の 2 種類の楽譜- 99 年版と 08 版-を比べても歌詞の読み方が異なる部分があるのだ。わざわざ歌詞を変える理由はないから、どちらかが誤植なのは間違いないだろう。)

おてもやん

あんたこの頃 嫁入りしたではないかいな

嫁入りしたこた したばってん

ご亭殿 (ていどん) が 菊石平 (ぐじゃっぺ) だるけん

まぁだ盃 (さかずき) ゃ せんじゃった

村役 鳶 (とび) 役 肝煎 (きもい) り殿 (どん)

あん人達の 居 (お) らすけんで

後はどうなろ きゃぁなろたい

川端町 (かわばたまっ) つぁん きゃぁ巡 (めぐ)

春日南瓜 (ぼうぶら) どん達 (たちゃ) ぁ 

尻ひっぴゃぁて 花盛り 花盛り

ピーチク パーチク 雲雀 (ひばり) の子

玄白茄子 (げんぱくなすび) の いがいがどん

(標準語訳) おてもさん

あなた最近、お嫁にいったんじゃないの?

うん、嫁入りしたことはしたんだけれど

旦那が、痘痕(あばた)顔のブ男だったので

まだ三三九度の盃を交わしていないのよ

村の顔役や火消しの頭や世話役さん

あの人たちがいらっしゃるので

あとのことは何とかなるでしょ

それより、川端町の方へ回って歩きましょう

ごろごろ転がった春日かぼちゃの

お尻側に裏返しになった花がくっついて

畑いっぱいに今を盛りと咲いている

空には雲雀の子が、ピーチクパーチクさえずり

下の畑には出来の良くない、えぐい茄子が実っている

(あら あの茄子、何だか旦那に似てるわねえ)

<注釈> 春日ぼうぶら :熊本の伝統野菜で、ひょうたん~へちま型のかぼちゃ。「春日」は地名で、現在の JR 熊本駅周辺。 玄白なすび :蘭学者・杉田玄白が広めたとされる茄子だが、「出来の悪いなすび」のことを指すとも。

一つ山越え 

も一つ山越え あの山越えて

わたしゃあんたに 惚 (ほ) れとるばい

惚れとるばってん 言われんたい

追い追い 彼岸も 近まれば

若者 (わかもん) 衆も 寄らんすけん

熊本 (くまんどん) の 夜聴聞詣 (よじょもんみゃあ) りに

ゆるゆる話も きゃぁしゅうたい

男振りには 惚れんばな

煙草 (たばこ) 入れの 銀金具 (ぎんかなぐ)

それがそもそも 因縁たい

アカチャカ ベッチャカ チャカチャカチャ  

あなたは 幾山を越えたような 

遠い存在なのかしら

わたしはあなたが好きよ

好きだけど打ち明けられないのよ

でもそろそろお彼岸が近くなると

村の若い衆も集まって来るでしょうし

熊本の普賢寺に夜のお説教を聴きに行って

二人でゆっくりとお話でもしましょうか

あなたがイケメンだから好きになった訳じゃないのよ

タバコ入れの洒落た銀金具がステキだったから

そういうことで好きになってしまったのよ

アッカンベーのベロベロベー

<注釈> 夜聴聞詣り :夜にお寺の説教・説法を聴く会のことで、熊本市・普賢寺でお彼岸に行われていた。住職のありがたいお話が聴けると同時に、当時は男女の出会いの場でもあり、若者たちで境内は賑わっていたようである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 1, 2019 07:33:01 PM
コメント(0) | コメントを書く
[合唱・音楽一般] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: