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先日たまたま見つけた宮人水香シリーズ、とても興味があったので、取り扱っておられる香りの専門店・二井三さんにお願いしてムエット(試香紙)を送っていただきました。一本づつ丁寧にセロハンで密封してくださったおかげで、香りも飛ぶことなく、トップからミドル、ラストまでよく味わうことができました。その結果、商品紹介やユーザーのコメントから受けるものと自分が実際に感じる印象とは必ずしも一致しないことを、改めて実感。さらに、香水というのは、直接肌につけた場合と紙の上とでは当然香り立ちが異なってくるもの、こうしたことを十分踏まえた上で、以下、あくまでもムエットから感じた“わたし自身”の個人的な勝手な感想を書いてみました。総評としては、夫々の人物のイメージをなかなか上手く香りで表現しているな、といった感じですね。 空蝉:トップはきりりと切れがいい。コメントでは一番惹かれましたが、自分にはどうかな?という代表的一例。ラストを龍涎香で甘く仕上げたところに意外性があるかもしれません。 夕顔:物語の中ではあまり好きでないタイプ、香りの第一印象は、昼ではなく夜、魅惑的妖艶さの反面、無邪気さ、夢幻の世界へ…、白檀の中の媚薬的な側面を感じます。 若紫:紫の上に成長する以前の若々しさ初々しさを白梅の爽やかさで表現したのか、わたしにはむしろ甘さにウェイトが置かれているように感じました。 朧月夜:豪華な打掛を思わせる香り、といっても派手派手しさではなく“古風”な懐かしさを感じさせます。華やかで自由奔放そうに見えても最後は自ら責任を取った彼女のイメージ。 花散里:さりげなくそっと気分をリフレッシュさせてくれる、まさに花散里その人ですね。普段使いならこれかな、初夏に似合う香りです。 明石:マリン・ノートというのはあまり好きでないので全く候補に上がっていなかったのですが、今回一番響いた香りです。紫の上を嫉妬させた内面からにじみ出てくるような気品と知性を感じます。初夏から盛夏にかけてのよそゆきの香り。 玉蔓:頭中将との間に設けた夕顔の忘れ形見、ひげ面おじさんを夢中にさせて家庭崩壊を招くことになる少女の可憐さは、初々しい花の甘さに隠れた苦み(^^; 光源氏:何方かのコメントにありましたが、トップはポマードっぽい?! ユニセックス系として使うにはムリがあるかも…、やはり男性用の重厚な香りだと思います。野心に秘められた孤独…目下商品化されているのは以上の八点のみですが、今後も新たな香りを期待したいです。
2008.01.29
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寒さをついて自転車でひとっぱしり、地域の郵便本局を回って、ショッピングセンターに買物に出た。途中通り沿いに、ふと目に付いた小さなウィンドウ、見間違いでなければ、アレはケーキか?帰路、往きにみかけたあたりをゆるゆる走っていると、あった、あった。看板もなにもない、塗りなおしたばかりの壁にぽっかりあいたような間口の狭いガラス戸のすぐそこに、これまた小さなショーケース…その中にイチゴのショートやスイートポテト、シフォンのホールなどがちょこちょこと置かれている。がらりと入り口の戸を開けると、ケースの奥には真新しいステンレスの流し、調理場なのだろうか、すぐに若い女の子のソバカス顔がのぞいた。「いらっしゃいませ!」期待のこもった一声、ちょっと躊躇しながらも、イチゴのショートを三つ注文。一個450円…駅前のケーキ屋さんでもまず選ばないお値段ではあった。好きなケーキ作りでようやくお店を構えたのだろうか。そう思ったら、なんとなく“応援”したい気持ちになった。
2008.01.26
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今年は、源氏物語が世に出てちょうど千年目にあたるとか。先日の初香会でも、お土産に“源氏香の図”をデザインした打ち菓子(干菓子)をいただきました。會津葵というお菓子屋さんでつくられているもので、源氏香の図五十二種類全型揃いというのがスゴイところ(~_~;)香の図五十二種を印刷したかわいい栞(7.5×5cm)つきです。この栞を使って、マメ源氏香の図帖をつくってみました。厚紙を和紙でくるんだものを表と裏の表紙にして貼り付けた簡単なものですが、これでも立派に香の図帖の役割は果たせます。これは源氏香という組香で使うお道具の一つです。香道具として絵入りのものも何種類か市販されていますが、一葉づつなので、聞いた香りがどの図に当たるか探すのに時間かかりそう(^^;源氏物語ついでに、宮人水香という和調香水を発見!光源氏を中心に、彼を取り巻く女君たち…若紫、明石、空蝉、朧月夜、玉蔓、夕顔、花散里それぞれのイメージを香りで表現したところがなかなか心憎いですね。 このシリーズには花をイメージしたものもあって、磁器製ボトルのデザインも懐古調でハイセンス。香りは、現在 なでしこ、ゆり、さらそうじゅ、さくら、あじさいの五種類。いずれも、なんとなく試してみたい誘惑にかられます(^^ゞ
2008.01.23
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練香は以前から手づくりしていたけれど、今回は、硬いお香づくりに初挑戦してみることに。最近はさまざまな“手づくりお香キット”があるので、初心者でもやりやすくなりました。コーン型お香などの手づくりキット、中央のセットには、石膏の型もセットされています。 右のはちょっと高度な原料指向タイプ、注射器状の押し出し器でスティックタイプのお香も作れるようになっています。香原料はあるので、とりあえずつなぎとなるタブ粉のみ別途入手。クスノキ科タブノキ(椨の木)の粉らしく、それらしきほのかな匂いがします。粘性が強いので、お線香などのつなぎの外、文化財の修復用などにも用いられるようです。今回目指した香調は、白檀と乳香ベースのオリエンタルノート。まず、香原料をそれぞれ好みの分量で合せたら、原料自体相互に馴染ませるために、一昼夜常温で寝かせ、練る前に、先ほどのつなぎとなるタブ粉を加えよく混ぜておきます。気になるタブ粉の配合率は、全体の2割くらいでしょうか。あまり入れすぎると、お香本来の香りが薄められてしまうので要注意。蜂蜜を使う練香と違って、硬い乾性のお香は水で練ることができるのでお手軽、水は少しづつ加えて、コーン型なら、手の上でダンゴ状にまとまるくらいが扱いやすいと思います。今回いちばん苦心したのがコーン型手でいちいち成形していくのはめんどう、しかし出来合いの“型”といっても…ボールペンのキャップ? クリーム絞り袋の口金?たまたま目にとまったのが、台紙に使われていた金紙貼りのさほど厚ぼったくはない紙、これを扇状に切って丸めたものを型として使うことにしました。円錐形の先端になる部分に、先ず少し細めに成形した原料を詰め、そのまま型をくるりと巻いて合せの部分をしっかり指で固定したら、下側からぎゅっぎゅっとさらに原料を詰め込み、底をしっかり押し付けて、ゆっくり巻を解いていくときれいなコーン型のお香が出来上がりました。香原料約8g、タブ粉約2gから、高さ約2.5~2.8センチ、底部直径約8ミリのコーン型お香が20個生まれました。(背後にある金色の紙が、今回使用した型です)風通しのいいところで完全に乾燥させたら、着火して香りを楽しむことができます。はてさて、いかなる香りに仕上がったのでしょうか?▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲待つこと二日(コーン型は芯まで乾燥させるのに冬でもこれくらい必要)さて香りの仕上りは…白檀が全体の約50%ということで、上品な大人し目にまとまりました。安息香はそれほど多く入れなかったのですが、しっかり残り香に。やはり樹脂系はわずかな量でも効果大なんですね。白檀をやや減らして、その分、漢薬系を多めにするともっと個性的になるかも。
2008.01.22
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全国的に寒さの底つく一週間、東京も、きょうは太陽が顔を出したにもかかわらず、空気がぴんと凍った感じ…さて、着物で出かけるのにいつもの仕度で大丈夫かいな?通常のコートとカシミアショールではあまりにこころもとない、こんなときカシミアのコートでもあったらなあ…う~む、とりあえずあるもので解決しなくては、着物というのは下半身は案外あったかいもの、北海道や東北ならいざ知らず、東京あたりなら専用ストッキングなんか使わないでも、綿の裾よけで十分コト足りてしまう。しかし、袖口や首周りが手薄になる上半身は防寒するにこしたことはない。そこで、肌襦袢を重ね着することに。。。。だが、唯一の難点、それはお袖の上腕部分がどうしてもゴワついてしまうこと、紬ならなんとかゴマカシもきくけれど、やわらかものとなると即影響してしまう。和装用の防寒インナーってあるのだろうか?調べてみると。。。。しっかり防寒タイプ これではちょっと大げさすぎかな(^^ゞ肌襦袢の下につけるインナータイプ これならちょうどいいかも…右のはブログで紹介されていて知りました。とくに和装用というのではないけれど、モカブラウンなら使えそうですね。ちなみに、きょうくらい寒いと、室内でも全然汗をかきませんでした。つまり、肌襦袢の下にインナーつけても大丈夫ってことですね。
2008.01.19
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当世流行のニャンコ本、ネット散歩していたら、こんなカワイイのを発見!昨年あたりからからか、ブログから誕生したペットの写真集が書店にもたくさん並ぶようになった。ニャンコだけでも、ざっと見ただけでこんなに…なにわのはっちゃんあたりがその始まりだったろうか…わたしもその後、まこにはまっているけれど(^^; 個性派であることは言うに及ばず、伝統的な和ネコ系、体育会系、メタボ系、ひたすらキュート系…と、総じて“癒し系”であることは共通している。昨今の殺伐とした社会にあって、こうしたニャンコたちの“まったり”スタイルが共感を呼ぶのかもしれない。
2008.01.18
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これまでずーっと会社まかせだった所得税の申告、今回は“確定申告”っていうのを自分でやらないといけません。わからないことだらけながら、インターネットで調べてみるとけっこう情報が出てくるもの。国税庁のホームページには、確定申告書作成コーナーという、税務署の書類に手書きしなくてもパソコンから入力作成できる便利ツールもあり、源泉徴収票や保険などの控除証明書金額を入力していくと、還付(或いは徴収)金額を自動的に算出、税務署にはそのまま提出すればOKというスグレモノ。税金というのも、“奥が深い”ですね(^^ゞ
2008.01.16
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先日、北京の友人から年一回の便り“バースデーカード”が届きました。最後に会ったときにはまだ生まれていなかった赤ちゃんも、すでに3歳、そろそろ幼稚園に上がる年齢だそうで、ほんとに“光陰矢のごとし”です。その子に送ってあげようと、ひこにゃんブックフェアで入手したマスコット人形、せっかくなので、ひこにゃん誕生のいきさつを紹介した絵本も同梱。でも日本語なので、とりあえずは、わたしの拙い翻訳つきで。絵本だから、至極簡単な日本語なのですが、これもいざ訳すとなると、いろいろ考えてしまうもの。簡単な言葉、とくに絵本の“ことば”は直感的なものなので、こころに響くよう翻訳するのは難しいのかもしれません。“ひこにゃん”って中国語でなんていうのかな?あちらでは音訳にしたり意訳にしたりするのだけれど、意訳ならさしづめ“彦猫儿”(yan maor)ってとこかしらん?
2008.01.11
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この時期にしては春めいた気温にめぐまれた昨日、お稽古場単位の新年会で20名弱が集いました。さすがに訪問着の方がほとんどでしたが、約2割は、紬、小紋など…。うちわごとなので、わたしも小紋と名古屋帯で勘弁させてもらいました(^^;というわけで、この日、昨年5月にみやこさかえさんでゲットした本手摺り型友禅小紋に初めて袖を通しました。生地のよさかな、さすがにしなやかな着心地です。紋意匠縮緬なので、特別なお席以外ならどこでも着用可能なのが便利なところ。これに猪臥銀風地色の引き箔名古屋帯、薄香色の冠組帯締、帯揚げは薄赤香色ではんなりとコーディネートしてみました。
2008.01.10
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寒さにとても外へ出る気の起こらなかったお正月、三が日あけて陽気のよかった昨日は、上野の国立博物館で開催中の“宮廷のみやび”展と、銀座松屋の“小堀遠州 美の出会い”展をハシゴしてきました。しかし何処もまだまだけっこうな人出、陽明文庫所蔵の国宝“御堂関白日記”や小堀遠州愛用の茶器の前には列をなす人の山、まさに“不動如山”…わずかな隙間からちらりと拝見するにとどまりました(^^;いずれもかなり内容の濃い展示ですので、すいている時にじっくりご覧になることをおススメします。年が改まって最初の着物は、濃紺の手織り紬。寒い季節には、つるつる光沢のあるやわらかものより、温もりを感じさせる真綿紬が見た目にも暖かですね。干支柄の塩瀬の帯には、龍村の名物裂をあしらった濃い赤藤色系の帯締を合わせてみました。着物の八掛の色ともほぼ共通です。この帯締は、日本伝統織物展さんのオークションで落札したもの、大津皇子山金正組紐所の光珠シリーズです。帯揚げには、帯締にもわずかに使われている灰藤色をとりあわせてみました。こうして一度使ってみるとだいたい感じがつかめてくるもの。こんどは黒系の帯に合わせてみようかと思っています。
2008.01.05
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あけましておめでとうございます。お正月早くもあけて三日目、一日は来客、二日は朝から正月番組でTV漬け…と哀しいかな、いつものパターンが抜けない(^^ゞようやく三日目のきょう、やや大ぶりの聞香炉に炭団を埋けて、暮に練った六種薫物“黒方”(くろぼう)を銀葉で聞いています。伝統的なレシピによる香りの原料は、配合率の高いものから順に並べると沈香、丁子、貝香、白檀、薫陸(これにさらに麝香を加える場合もあり)わたしは龍脳を若干加えてみました。沈香は全体のほぼ半分、丁子はその沈香に対して約半分。主旋律を成す沈香は、よいものを使うに越したことはありませんが、グラム300~400円くらいの上シャム沈香に、その倍単価の極上シャムを一~二割ほど混ぜれば、ほぼ納得のいく香りに仕上がるかと思います。四季通年、祝いごとに用いる香らしく、香調としてはかなり重厚で、むっくりとした濃厚な味わいとなります。冬ふかくさえたるに、あさからぬ気をふくめるにより、 四季にわたりて 身にしむ色のなづかしき匂いかねたり 『後伏見院辰翰薫物方』源氏物語 梅が枝の巻では、高貴でストイックな朝顔の宮につくらせているのも面白いですね。
2008.01.03
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