四季草庵
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
毎朝、約1キロほど離れた禅寺までジョギングしているが、きょうはなんとも摩訶不思議な現象を体験してしまった。いつものように山門をくぐって奥の寺務所前ベンチでひと休み、普段ならこの時間、近所の人が一人や二人早朝参拝に訪れるのだが、今朝に限って人っ子一人も目にしない。静かな境内にいっそう寂縛とした気が満ちる。さてそろそろ戻るかな、と来た道を山門へ向かったのだが…ピシピシピシピシピシ…全く一定に規則正しく鳴り響く音、どうやら三重塔から聞こえてくるようだ。間隔が途切れるわけでもなく、一向に止む気配もない。ごく少量の水が樋をつたって金属屋根の上にしたたり落ちているかのようなその音の正体を確かめようと、塔の周りをまわってみたが、それらしき様子もない。ただ、その音は確実に塔の東側から発せられていた。来た時はまだ姿をみせていなかった朝日が、すでに明るく暖かく塔の東面を照らし出していた。ひょっとすると急激な温度上昇が、塔の内部になんらかの作用を及ぼしたのかもしれない。三重塔は本格木造建築ながら、屋根だけはさすがに桧皮葺というわけにもいかず銅板一文字葺仕上げのようだ。なにか手掛かりがあるかも、とネットで検索してみると、塔の仏像彫刻を請負った勢山社さんのホームページにたどり着いた。「納入社寺めぐり」の“世田谷 豪徳寺”に、塔に安置された招きネコ等とともに施工中の貴重な画像が掲載されています。
2009.02.12
コメント(4)