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津上刑事主役編、荒木しげるさんの見所満載な話でございます。
まずは簡単なあらすじ。
トランペッターの村島が銃殺される事件が起きる。そばでトランペットの練習をしていた弟子の浅野健司が逮捕された。
トランペットの音と銃声を聞いた男子学生達の証言等、様々な事から犯人として疑われるが、浅野が住んでいるアパートの住人達から彼のアリバイ証言が得られる。
そのアリバイ証言に疑問を抱く神代。
津上は証言を再度調べていくと意外な真相があった。
感想。
「くだらん浪花節はやめたまえ!」
事件の真相が明かされる直前、そう言葉を吐いた橘刑事。
今回の話は犯人側、そして特命課側も何とも言えない人情味溢れるというか、それこそ浪花節一直線(笑)のような話でございました。
まるで時代劇に出てきそうなくらいに根性悪な村島。対してそんな酷い男を師と仰ぎ、プロを目指し懸命に練習に励む浅野。
最初は浅野の事をぼろくそに言っていたアパートの住人達が、実はとても心優しい浅野を慕い守ろうとしていた。
ああ・・・本当、下町っていうか、もう時代劇そのものみたいな泣かせる話でしたよ。
ところどころにクリスマスソングが流れ、景色もクリスマス一色
華やかな様でいて何故かどこかもの寂しさが漂い、けれどもポッと灯りが灯るような・・・そんな感じ。
何とも理不尽極まりない村島の行いとそれでも必死について行った浅野、浅野を守ろうと殺人を犯した報われないアパートの住人達。
神はいないのか、と思いましたが。
部下達にはとても厳しい神代課長。
けれども、最後はとても粋な計らいをしてくれました。どんな計らいかは是非DVDを観て頂きたいな、と。(「くう~っこのぉっ、神代課長!!」って画面に向かって言いたくなるわ(笑))
何となく分かってしまう結末なのに、すごく泣かされてしまいましたよ。心にね、ジンときちゃったんだよね。
さて。
今回は荒木しげるさん演じる津上刑事主役編。←嬉しいから何回でも書く(笑)
季節は冬。題名にある通りクリスマスシーズンの話なので津上刑事他、特命課の刑事達がコート姿で登場する姿に氷子さんはウハウハ
男性のコート姿はいつ見てもいいですなあ
犯人として疑われる浅野がトランペットを吹くという事で音楽話繋がりから、フォーセインツでドラムスをされている荒木しげるさんの経歴が随所に活かされていましたね。
音楽を愛する者としての心情を語ったり、学生服姿でドラムを叩く姿や(まあ・・・これはなんつうか、さすがに学ラン姿はかっこいい荒木しげるさんとはいえチト無理があるようにも思ったんだけれど(苦笑))、ラストでもドラムを叩く姿を見せてくれたり。
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