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雪が降り続くスイス。外出するのにも踏ん切りが必要な今日この頃。さて、12月は相方のお誕生日がある。当日の事しか予定していなかったのだけど、仕事が急に終了となり、お誕生日直近に3連休があるのを利用し、かねてから気になっていた温泉Vals旅行を計画した。もちろん相方には内緒で。温泉施設に直結したホテルもあるのだが、週末に加えて、温泉シーズン、そして人気の場所なので既に満室。道を挟んで向い側にある、一番近くのホテルにかろうじて開きがあったので予約した。出発前日の夜、相方に行き先の書いてない招待状を手渡し、雲ひとつない青空の下、いざ出発となった。お天気がと~っても良かったので、パノラミックルートをチョイス。辺りは雪景色。真っ白でまぶし~。スキーパラグライダーを楽しむ人もちらほら。雪はやっぱりきれいですね。暖かい所から見るに限るけど。雪景色を堪能しつつも、行き先を知らない相方にナビをしつつ、ついに目的地のValsに到着。スイスではおなじみミネラルウォーターValserの地。村自体はとっても小さく、かわいらしい雰囲気。さっそく温泉へ、と思ったら人数制限のあるこの温泉で今の時間は1人しか入れないという。ならば、温泉へは明日行こうということになり、予約をいれ宿泊するホテルの温水プールとサウナでのんびりする事にした。温水プールと言えども、水温30以下なので体が冷える~。何とか泳いで体を温めつつ、気がつけば2時間も遊んでいた。老体に冷えはきっついという事で、隣接するサウナへ行く事にした。このホテルのサウナゾーンには檜のサウナ、ミストサウナ、ストーンサウナが並んでいてその目の前にはリクライニングシートのある休憩ゾーンがある。私たち以外には誰もいなく、大喜びでストーンサウナに入っていたら、中年夫婦が入ってきた。あまりの気持ちよさにうとうとし、誰かが入ってきたと思って目を開けてみるとそこには驚愕の事実が!この中年夫婦どこからどう見ても素っ裸しかも男性も女性も隠す事なく、そのまま着席。サウナと言えども距離が近いし、どうしよ~っと思い何も見ないで目をつむる事にした。気がついたらこの中年夫婦が出て言ったので、相方に即効確認。ここスイスではサウナと言ったら基本裸らしい。男女混合の場合にも叱り。強制だったらこのサウナにはいられないと思ったけど、そんな但し書きはなかったので、一安心。そうこうしているうちに、後から続々と人々が増えてきた。みんなおもむろに水着を脱いで、すっぽんぽんのままサウナへイン。お兄ちゃんも、お姉ちゃんも、おじちゃんも、おばちゃんもおじいちゃんも、おばあちゃんも隠すことなく素っ裸。日本ではサウナだって、温泉だって裸なので私ももちろん慣れているはずなのだけど、男女入り乱れてる中、こんな狭いサウナで隠すこともなく裸になんて絶対無理と、私は水着着用を続けた。ふと横を見ると、相方もすっぽんぽんになっている。まんまと降伏している。サウナから出ると、目の前にあるリクライニングチェアで休憩している人々も裸のまま。隠すこともせず。この状態ぜったいおかしい。これはきっついな~と思いつつも、3種類のサウナを十分満喫し、気がつけば更に2時間が経過していた。温泉に入るのには水着なのに、サウナには裸というのが私にはと~っても不思議でならない。しかも隣接しているケースが多いのに。まぁ、気分を入れかえホテルのレストランでディナー。香草に巻かれたお肉を、石焼するというとっても楽しい、おいしいディナーで大満足。温水プールと言えども、温泉の水と同じなので、4時間に渡る温泉とサウナでお肌プルプルのまま就寝。またまた雲ひとつない晴天の翌日。今日は温泉。期待膨らみ、予約の時間へイン。この地方の石を利用し建築されたこの施設は独特な雰囲気をかもしだし、光と石との調和がとっても素敵。室内には32度、35度、14度、42度の4つの温泉。低めの水温を好むヨーロピアン達で32度の温泉には人がいっぱい。もちろん私にはさっぶい。42度へ入りたいけど、一度入ると他のに入れなくなると思い、まずは他の温泉を楽しむ事にした。外にも広い温泉があり、ここは36度。肌寒いけど、天気もよく日差しが強かったので意外にもいけた。奥の壁際に打たせ湯的なものが。ただしすごい水量。肩がこる私は肩を中心に打たれていた。ただあまりにもすごい水量で、気がつくと水着が取れかかっていた。やだ~はずかし~、と思いこの事実を隣にいる相方に告げようと横を見たら、修行僧の如く、目を瞑り頭からすんごく強く打たれていた。ちょっとひいた。そんなこんなで外の温泉でも気がつけば2時間ほどゆっくりし、室内の35度の温泉へ入ることにした。他にはないリラクゼーションな音楽が流れてるね~なんて言いながら入っていったら、音楽ではなく人の声だった。相方はヨガの一種と言っていたが、治療法の一種の様で、お経のような言葉と声で浴室は木霊し、独特の雰囲気をかもしだしていた。42度の温泉はもちろん私には快適だけど、その目の前には14度の水風呂があるので、どうやら42度であっつあつに火照った体を水風呂で冷やすという仕組みらしい。私には35度でも十分に冷えるんだけどね。この温泉にも同じくサウナがあり、また裸だったら勘弁と思っていたらミストサウナは水着のままでOKだったのでイン。横にある、おそらくサウナであろうドアには『ヌードエリア』としっかり記載されていたので、足を踏み入れることはなかった。やっぱりサウナ=裸なんですね、温泉≠裸だけど。そんなこんなでまた4時間以上も温泉とサウナに入りっぱなしでお肌はとてつもなくツルンツルンのモッチモチ。これが永遠に続けば、と叶わない希望を抱いて家路についた。相方も満足してくれたようで、とっても楽しい週末となった。お誕生日当日は、何年か前から気になっていたレストランヘ。このレストランは11月~12月の数週間の間だけ、特別にタイ人のシェフを招き、タイレストランへと変わる。終了間際だったのと、タイ料理好きというのもあり、またまた行き先のわからない相方を連れ出した。平日だというのに満席。店内はアジアンの香り。たまりません。エビにチキンにヌードルにライスに久々のアジアでお腹も心も大満足。ごちそうさまでした。お誕生日はいつになってもいいもんですね。計画するだけでもテンションあがります。さて、我が家はあさってから2週間のキューバの旅に出ます。常夏、ビーチ、ダイビング、サルサ、シガー、モヒートに期待できそう。寒さにうんざりしていたので、とっても楽しみ。それでは皆さん、今年もお世話になりました。よいクリスマスを。そしてよいお年を。
2008年12月11日
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日記には触れていなかったけれど、私の働く寿司バーがついに閉店する事になりまして。原因はいろいろ。店のある建物自体の問題で、規定に反しているというのと、冬になり、ここAsconaは観光客もおらずガラッガラの状態というのと、わがまま金持ちオーナーが、どうしても鉄板焼きを始めたいというので、今あるお店は閉めて、来春に別の場所で規模を大きくして寿司+鉄板焼き+アジアンなレストランとして再オープンする運びとなったらしい。スイスで初めて働いたこの寿司バー。思い起こせば、遅れに遅れたオープン予定日。それでもまだまだ内装が終わっておらず、今日もオープンは無理かね~なんて思っていたら、そんな状態にオーナーが激怒し、みんな慌てふためいて準備を進め、無理やりオープンする事になったあの日から早7ヶ月。お寿司屋で働いておきながら、お寿司を食べさせてもらえなかった(買うことも不可!)事や、一日15時間労働した事や、日本人ともう働きたくないと言われた事や、バカンスを取る資格がないと言われた事や、契約前に話した労働条件とまるっきり違っていた事など、毎日の様に事件は起き、あきれ返り、うんざりし、げんなりする日々が続き、挙句の果てに、鮮度が大事な魚を扱っているというのに、夏は暑すぎて、冷蔵庫の温度が急上昇、かと思えば冬は冬で、ドアの開閉がうまくいかなくなり、常に半開きの状態で店内は冷えに冷え、お客さんはコート来たまま食事していたりして、一体ここは何なんだろうか、とか一体ここで私は何をしているんだろうか、とかいろんな思いや感情が交差したけれど、やはり終わってみると、いい思い出しか浮かんでこず。何よりも一緒に働いた戦友まみおくんがいてくれやさしいお客さん、別店舗のスタッフたちのおかげで楽しく働ける事が出来たのは感謝もの。仕事内容はともかくとして、やはり人との出会いはお金では買えないものだから、それだけでも、働いてよかったと思う。最後の3日間は雪に降り続けられ、店内は冷えに冷え、最終日の夜営業は、過去最低のお客さん一人、しかもとっても摩訶不思議青年というのが、この店の全てを物語っているようで、おもしろかった。これで無職の主婦にカムバック。これからはゆっくり過ごせるわ~と思いきや、来週の相方の誕生日に用意している、サプライズ温泉旅行があり、バースデーディナーが終わったところで、毎年恒例のクリスマスバカンス。。。と年末までバタバタが続きそう。働いている間はろくに一緒に過ごす時間がなかったので、それを取り戻す意味でも、夫婦水入らず楽しんできます~。
2008年12月02日
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