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2009年10月28日
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アボンリーへの道のDVDボックスを買ってから、ちびちびと見ていたのだが、やっと一通り観終わった。


というのも、こむぎちゃは、あのガスがメインになるストーリーがあまり好きではないから。
ガスはこのシリーズの中でも人気のあるキャラクターだろう。
後半のヒロインの相手役ってこともあるし、最初からメインキャラにしようという感じのストーリーが展開していたから。
でも、こむぎちゃとしては、キング家のごたごた話の方が好きだから、宝探しだの、なんだのってのには興味がわかなかったんだよね。
なんで、そのストーリーが続く第2シーズンの後半で止まってしまっていたのだ。

だったら、そこを抜かして次に進めばいいじゃんって思うのだが、そうもできないところがファンのサガってところだろうかwww

現在日本で発売されているのは第2シーズンまでだ。

どうして第3シーズン以降が出ないのかは不明。
今回の売り上げがよければ続きがでるのかな?
できれば、セイラが留学するまでくらいは出して欲しいなぁ。

第2シーズンまでで一番好きなストーリーは、今日のタイトルにした「ある母の愛」だ。

ここには3組の母と娘が出てくる。


主人公のセーラは母親を早くに亡くしている。
現在は、母方の伯母であるヘティと同じく叔母のオリビアの独身姉妹に引き取られて一緒に暮らしているが、母の兄弟では末っ子であるオリビアはどちらかというと姉のような存在で、一族の年長者であるへティが母親的な存在だ。


今回のストーリーはある雑誌社が理想のお母さんというテーマでの作文を募集したことが主軸になる。
セーラは、へティを母代わりとして作文を書くが、従姉のフェリシティや、級友のサリーらからは、実の母親じゃないのだから、今回応募する資格がないと言われてしまう。

この出来事の前に、あるシーンが入る。
へティの弟の妻で、現在妊娠中のジャネットと、級友サリーの母親のポッツ夫人が、母親というものについての価値観を話すのだ。


まぁ、よくある話で。
女は子どもを産んで一人前、的な話だ。
それらの話は、母のいないセーラや、独身のへティを否定する響きを持っていた。

えらく傷ついたセーラは、作文のことで意地悪をされたことへのしかえしも兼ねて、フェリシティ母娘と、サリー母娘を巻き込むいたずらをしかけて、挙句に大騒ぎになってしまう。
で、なんだかんだと話が転がって、最後にはこのことがきっかけで、二人の母親は、前述のおしゃべり時に否定したヘティの意見を認めることになる。




最後に出てくるセーラの作文は、とても美しいと思う。
これと同じようなテーマのストーリーが山本周五郎の小説にはいくつかある。

その中の1つに、2人の息子がいる家の後妻に入った主人公の話がある。
父親から実の母親のことを口にするのを禁止されて、なかなか自分になつかない長男に対して母を忘れてはいけないとさとす話。
後年、その息子から、そういわれてから、かえって実の母を思い出さなくなったとうちあけられる。
彼女は策を弄したわけではない。
どうがんばっても、実の母子にはなれない。
そう装えば、それはごまかしである。
けれど、実の母子を目指さなくても良い、日本一の継母子になればよいのだと思う。


周五郎の話は奥が深いから、この話の展開もこれだけに留まらない。
それに、設定も結末も今回の話とは異なるから、ここで同じようなテーマというのは間違っているのかもしれない。
けれど、根底に流れるものには共通する思いを感じた。



腹を痛めた人間関係ではなくても、心を通わせる愛情というものは生まれるものだ。

もちろん、実の親子関係の深いつながりを否定するものではないが、それ以外をすべて否定するのも誤りだろうと思う。

そういうことを、この「ある母の愛」は伝えたかったのではなかろうか。

そして、自分の価値観にとらわれて、それを考えなしに主張することが、立場の異なる周りの人を傷つけることもあるのだということ教えてくれる。

このシリーズの良いところは、完全な悪人というのがいない点だろう。
今回も、すべて上手く納まるところに納まる。
読後感ならぬ、視聴後感が良いのもそれのおかげだ。


今回これを見直して、昔つきあいのあった友人のことを思い出した。

彼女は、いろいろ手を尽くして努力していたのだが、結婚後長く子どもができなかった。
結婚して子どももいる、年配の女性社員から、出張先で、子どもがいないから半人前とか、いつまでもお嬢さん気分でとか人前で言われて泣きながら夫に電話をしたり、こむぎちゃに訴えてきたりしていた。
「子どもがいないから半人前だったら、結婚もしていないこむぎちゃは人間扱いされないかもよ」なんていいながら慰めたっけ。

が、その友人はそれから数年後、めでたく子どもが生まれた。
そしたら、なんということだろう。
彼女が「やっぱり女は子どもを産み育てて一人前。子育てして自分も成長するんだよね。」と言い出した。
まぁ、そういう考えも否定はしない。
1人の人間を育てるということは、とても尊いことだし、生き物として欠かせないことだ。
子どもと一緒に人間的に成長していくというのも、そのとおりだろう。

だけど、その価値観を押し付けられて泣いていた彼女が、それを他人に押し付けるようになるとは・・・。

子どもが欲しくてもできない人の気持ちは、あなたが一番知ってるでしょう?
たとえ正論と思うことでも、時と場所を考えず、だれかれかまわずそれを振りまくことで、傷つく人もいるってことを忘れちゃいけないんじゃない?

その後、こむぎちゃが転勤したことと、その友人は子育てのためにと退職したこともあって、現在はつきあいがない。

そうそう、子どもにとって一番大切な時期を、母親が仕事で留守にすることは許されないといって止めたんだった。
一流企業勤めで高給取りの夫を持って、自分の給料はすべて自分のおこづかいにしていた彼女だったからこそ、実践できることだよね。
世の中には、そうしたくても、できない働く母親はたくさんいるだろうに。

そんなことはあったけれど、友人としてはとても良い人だったから、特に嫌いになって疎遠になったわけではない。
だから、今頃どうしているのかなぁとたまに思い出す。

ちょうど、アボンリーへの道がテレビで放送されていた時期と、この友人とつきあいがあった時期が同じだから、余計つながるのかもしれないな。


言葉って、人に感動を与えるけれど、鋭い武器にもなるんだよねぇ。。。

こむぎちゃも、いろいろ考えなしに発言して、周りに毒を吐いているのかもしれない。
まぁ、気にしすぎると何も発言できなくなってしまうとも思うから、ほどほどが良いのだろうけれど、でも、周りに対する思いやりの気持ちってのはなくさないようにしたいな。



「ある母の愛」は、そんないろんなことを思い出させてくれるストーリーだ。












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最終更新日  2009年10月29日 01時32分57秒
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