紺洲堂の文化的生活

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紺洲堂主人 @ Re:素晴らしい建物でしたね。(01/09) mrtk@jpさん 日本の景観って、スクラップ…
mrtk@jp @ 素晴らしい建物でしたね。 コンドル展も観てきましたが、本当、昔の…
mrtk@jp @ お久しぶりです&あけましておめでとうございます この展覧会、私も行ってきましたよ♪ 本当…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…

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カテゴリ: 美術
 ちょっとは散りかけたとはいえ、桜が綺麗な時期です。
 こんなとき、東京の美術館でのんびりするとしたらココ、 東京都庭園美術館 でしょう。(ちなみに訪れたのは8日です


e423.jpg
 旧朝香宮邸として建てられた、アールデコ様式の建物もさることながら、目黒にあるのに大きな庭がついていることもチェックポイントですね。よく手入れされている上に、のんびりできる。さすが有料だけあります。

 ちょっと桜餅などを持ち込んで、日光浴しながら食べました。まだ、ちょっと肌寒かったんですけど。


今回、参りましたのは、 宇治山哲平展 です。

 実は会期終了前後までノーマークな展覧会だったのですが、どこか落ち着いて桜が見られるところはないかと思ったときに、ふと思い出した庭園美術館のHPで発見してしまい、これは行ってみなければ、ということで行ってきました。

 宇治山の作品は、完全に抽象的です。もう○△□を合わせた、純粋な「カタチ」そのものの配置と面白さで見せていく作家です。大分を中心に活動しており、作品も大分県の県立芸術会館所蔵のものが多くありました。東京では、赤坂のサントリーホールにあるレリーフが宇治山作品です。



 近くで見ると、絵の具に水晶粉を混ぜ合わせて描いているので、画面が漆喰のような壁のような独特の質感があります。それが、本当にどこかの壁画を切り取ってきたかのような、存在感があるんです(実際、宇治山は左官屋さんのように絵の具を塗りこめていったようですし)

 近くで見ると分かるのですが、地の色を一面に塗った後、一部分を削り落とし、他の色を入れているようなのです。それがまた、どこかの遺跡のモザイクかレリーフのような質感を出していました。

 遺作となってしまった最後の制作中の作品も展示してありましたが、やはり円の中心にはコンパスの穴が入っておりました。あたりまえですけど。


 淡い色の形が踊っている楽しい作品です。曼荼羅のような作品から、普通の抽象画までありました。これは、仲間内で、ワイワイ言いながら、話しながら見るのがいいですね。正しい解釈は無いわけですから。

 こういった、あまり知られていない作家の展覧会を開くのは勇気がいることだと思いますけど、続けていって欲しいです



 難点はカタログと音声ガイド、展示方法。

 カタログは売り切れ(通常の単行本タイプで読み応えあり。買えなくて残念)、音声ガイドはカタログの棒読み箇所がおおく、500円は損したと思わせてしまうものでした。

 これならば音声ガイドに、もっと鑑賞のポイントや、その絵を描いた当時の作家の状況なりを吹き込まないと。絵とコメントが合っていない感じもしました。これは改善するべきでしょう。

 展示も、観覧順に回っていきますと、製作年が前後したりするので、よく分からないわけです。年代順、もしくは作風ごとに、など改善できる部分があるように思いました。(元々は住宅という物理的制限で、そうなってしまう事もあるのでしょうけど・・・・)




 次回は「北欧のスタイリッシュデザイン フィンランドのアラビア窯」です。
日本でもムーミンの絵がついたマグカップなどで有名なフィンランドの陶器メーカーですね。



 (最近、併設カフェとミュージアムショップを改装した上に、今後も修復中の部屋が公開されていくということで、徐々に整備が進んでいる印象を受けました。)





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Last updated  2006.04.15 03:08:02
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