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やっと、重い腰を上げての勉強再開です。久しぶりに問Iの問題文を読みましたが、正直なところ「前置きが長いな」と感じました。特に時間が限られている本番では、つい読み飛ばしてしまったり、一度しか読まなかったりしがちです。しかし、この問題文をきちんと読み込むことが、合格への大きな一歩になると気が付きました。(今更ですが)つまり、問題文に忠実に従わなければ、出題者の意図から外れた解答となり、減点につながります。そこで重要になるのが、問題文を熟読するトレーニングではないかと考えました。実際に、令和6年度 I-1 の問題文を例に、内容を「解体」してみます。【 ステップ1 問題の「目標」を見つける 】最初に確認するのは、<この問題が最終的に何を目指しているのか>です。多くの場合、問題文の冒頭には社会的背景や目標が書かれています。ここを読み取ることで、答案の方向性が決まります。例えば、バイオものづくりに関する問題であれば、・ GX(グリーントランスフォーメーション)の推進・地球規模の社会課題の解決・バイオエコノミー社会の実現といった「大きな目標」が示されています。この目標を理解せずに、単に技術の説明を書いてしまうと、「趣旨から外れた答案」になってしまいます。つまり、答案を書く前に<この問題は何を実現したいのか?>を明確にすることが重要です。【 ステップ2 問題の「戦略」を読み取る 】次に考えるのは、<目標を達成するための方向性(戦略)>です。問題文には、解答の前提となる考え方や対象分野が示されています。例えば、・微生物の機能を活用する・食品・医療・化学などの分野で実用化する・バイオ産業の発展に貢献するといった記述です。ここは、出題者が「この枠組みの中で考えてください」と示している部分です。この戦略を無視してしまうと、× AIの話を書いてしまう× 全く別の分野の技術を書いてしまうといった、論点ずれの答案になってしまいます。つまり、自分の土俵(得意分野)に引きずり込む前に、<目標を達成するための方向性(戦略)>からずれないように、戦略を明確化します。【 ステップ3 問題の「戦術」を整理する 】最後に整理するのが、<具体的な技術レベルの話(戦術)>です。バイオものづくりの問題であれば、・微生物の代謝機能の活用・物質変換能力の高度化・有用物質の生産プロセスの開発・社会実装に向けた技術開発といった内容が該当します。ここで初めて、「自分の専門知識」を書く準備が整います。つまり、ここでやっと自分の土俵(得意分野)に引きずり込むことができます。つまり、目標 → 戦略 → 戦術という順番で問題を理解してから骨子を作成することで、合格に近づくことができます。【 まとめ:問題文を構造で読む 】問Ⅰでは、問題文を次のように整理すると理解しやすくなります。目標:社会として何を実現したいのか戦略:そのための方向性や分野戦術:具体的な技術や手段この3つを意識して問題文を読むだけで、知識が<問題の趣旨に沿った形で整理>され、答案の方向性がぶれることはほとんどなくなります。知識を増やすことも重要ですが、それ以上に大切なのは「問題文をどう読むか」です。ということで、過去問を解くときは、いきなり答案を書くのではなく、まず問題文を「解体」し、目標戦略戦術を整理する練習をしてみます。
2026.03.16
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