10月28日の発売を前に、「Taxman」、「Got to Get You into My Life」、 「Yellow Submarine」の3曲がストリーミングで配信されている。
「Got to Get You into My Life」(以下、GGYMLと略す)で、ビートルズは初めてバックにホーン・セクションを導入した。ホーン・セクション(トランペット、サックス、トロンボーンなど)を使うジャズロック風のバンドが登場するのは1967年頃で、有名なのはBlood Sweat & Tearsや Chicago、ビートルズはそれを先取りしていた。
ところが、配信されたGGYMLのセカンド・バージョンは、まだホーン・セクションをミックスしていない段階のものだった。ホーンのメロディはギターの単音で弾かれていた。また、サビ風のところ「Ooh, and I suddenly see you,ooh, did I tell you I need you,every single day of my life
GGYMLを聴いただけであるが、僕のようなあまり違いの分からない人間には、1966年のバージョンで十分、あるいは1978年にEarth Wind & Fire(アメリカのジャズ・ロック・フュージョン・バンド)がカバーした超ダンサブルなバージョンでもうお腹は一杯、Revolver Special Editionの他のリミックスにはあまり興味が湧かない。基本的に、古い材料を切ったり貼ったりして違ったフレーバーを付け加え新しいものにし、古いファンや若い層の気を引こうという商業主義だと思う。これで若い人たちがビートルズに触れる気になるのならそれもいいか、と思うくらいだ。