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2016年10月13日
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カテゴリ: 横川典視
木曜担当のよこてんです。

 10日・月曜日、盛岡競馬場でマイルチャンピオンシップ南部杯が行われました。優勝はJRA・コパノリッキー。勝ちタイムは1分33秒5、以前のレコードタイム(2010年・オーロマイスター)を一気に1秒3も短縮する新レコードでの勝利ともなりました。

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★マイルチャンピオンシップ南部杯/優勝コパノリッキー

 とにかく圧巻だったのはラップタイムです。レース中の自分の計時では1000m通過ラップが57秒台半ばとなっていて、さすがに計り間違えたかと思っていたのですが、後でトラックマンさんに確認するとやはり1000m通過が57秒7、上がり3ハロンが35秒5。上がり3ハロンはともかく前半1000m通過の57秒7というのはちょっと見た事がないような超高速ラップタイムです。
 そして、当日の盛岡競馬をご覧になっていた方は気が付かれたと思うのですが、ダートのレースでは馬場の中程からやや外を通るパターンが目立っていましたよね。馬場の中程に凄く走りやすいゾーンが発生していたためなのですが、南部杯でも同様で、馬群は内ラチ沿いではなく馬場の中程を終始走行していました。
 つまり、コパノリッキーは恐らく「1600m以上走って」レコード。レースの前に岩手の騎手たちと話していたんですよ。この馬場だったらレコードが出るんじゃない?でも内ラチ沿いでなく中程を通る分距離が長くなるだろうから、簡単にはでないかもね。・・・あっさり出ましたとも。それも1秒3も縮めて。

 振り返ってみれば、その“外を回る馬場”がコパノリッキーらマイル以上の距離で強さを発揮できる馬たちに有利に働いたのではないかと考えます。
 序盤は先行争いの中で生まれたハイペースに乗って、後半はいわゆる“高速道路”を通って最後まで速いままの流れ。切れ味よりはパワーとスピードがモノをいう展開になって、スプリンタータイプの出番が無くなってしまったという事ではないかと。
 昨年や一昨年はスプリンタータイプの作る流れになってベストウォーリアが強い競馬を見せた。今年は中距離型の馬の作る流れになって、ちょうど盛岡で行われた2014年JBCクラシックのような展開であり結果になったのではないでしょうか。

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★ベストウォーリア。一昨年の制覇時と同じ戸崎騎手を背に挑むも、3連覇はならず

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★3着ホッコータルマエ。戦いやすい中距離の流れになったものの、コパノリッキーから4馬身半差はJBCクラシック(5馬身差)とほぼ同じ結果という事か

 私は“スプリンター”の方のレーザーバレットを本命に採っていたんですが、紛れが起きづらい馬場の上で底力勝負の形になってしまってはどうしようもなかった感。一度でも見せ場を作ってくれただけでも感謝する他は無し・・・でした。


 また、コパノリッキーはこれでJBCクラシック時に打ち立てた盛岡ダート2000mとあわせ、盛岡に二つのレコードタイムを持つ事になりました。
 盛岡ダート2000mのそれは2分00秒8。今回の盛岡ダート1600mは1分33秒5。はたして破られる日が来るかどうか?

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★JBCクラシック時も鞍上は田邊騎手。二つのレコードは田邊騎手の名と共に刻まれます

 南部杯デーを写真で振り返ってみましょう。

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★グーテン・ライエ吹奏楽団さん。開門時の演奏の他、南部杯のファンファーレを生演奏

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★開門時に“南部杯せんべい”を配布していた高松亮騎手

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★左から短角牛のタンくん、カツマルくん、村上忍騎手、ミドリマキバオー、ポンでライオン。字面で見るとなんでこうなったかよく分からない感じがしてならない

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★第3R「久慈市山形村短角牛賞」を制した村上忍騎手。そうですタン君は山形村のマスコット。闘牛の宣伝もします

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★第4R「オッズパーク杯」を制した齋藤雄一騎手。ミドリマキバオーとの掛け合いがほほえましかった

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★南部杯予想トークショー・レディース編。ゲストは津田麻莉奈さん、谷桃子さん

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★同メンズ編。ゲストは安藤勝己さん

 さて、今年の南部杯デーは開催1日の売上金額が昨年同日比125.8%、開催本場・盛岡競馬場の入場人員は昨年比105.7%といずれも増加となりました。
 売上金額は8億3839万2800円、できれば10億、なんとか9億と思っていましたがJR同日開催の壁は思った以上に高かったか。

 以前もこのブログで触れたように、岩手での3つのグレードレースは開催日割の影響でマーキュリーカップ>南部杯>クラスターカップになりがちです。今年もそうなってしまったわけですが、昨年はマーキュリーC対南部杯で約1億円の差だったのが今年は約2億円に、差が拡がった格好でした。逆にいえばこの差額の約1億円の部分が、まだ増やせた余地の部分だったのかもしれません。

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 とはいうものの、好天に恵まれ、たくさんのお客様に楽しんでいただけただろう1日になったのはなによりでした。また来年もこうしてファンの皆さんに楽しんでいただける1日でありレースになるよう、頑張っていきたいです。





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最終更新日  2016年10月14日 17時42分29秒


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