「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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2005年03月29日
トーク・トゥ・ハー
テーマ:
レンタル映画(835)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
製作国 スペイン
深い眠りの底でも、女は女であり続ける。
シネトピックス
公式サイト
だいぶ 前にみた作品です。
こんな風に えぐるような問題提起をしてくるって、アドモドバル監督ってすごいです。
初期のドタバタ作品をあまり知らないまま、「オール・アバウト・マイ・マザー」と
同時期に見て、コレはどうしても感想をまとめられなかったお話でした。
とにかく 衝撃度は凄かったです。
アドモドバル監督は 愛を描きたい人なのですね。
っというペニグノという人が 主役ではないでしょうか。
(女闘牛士とその恋人と、4人が軸のお話ですが、時間が経て観るとペニグノの事ばかり思い出されます)
13年間、実母の看病で、他とのコミュニケーションがとりにくくなってしまった彼が
恋したアリシア。 彼女のバレエ・レッスンの様子を見つめるペニグノ。
でも、彼の愛はアリシアには 伝わらない。
突然、彼女が事故で昏睡状態になったときは、 まさか、ペニグノの策略か??
なんて疑いを感じるほど、彼女への執着心?はちょっと不気味に感じました。
ストーカー映画だと 一部に切られてしまうペニグノは このあたりにあるのでしょう。
しかも、彼女の専属看護人にうまいことなることも出来て、彼女の身体を好きなだけ触れる。
このへんは、同じおんなとしてはどうも嫌悪感を感じてしまうところなんだけど。
でも、 彼は彼女に語りかける。 爪の手入れから、肌の手入れと、これでもかと世話をする。
その真摯な姿に、コレはストーカー映画ではないと、徐々に分かり始める。
ペニグノの孤独というのが 伝わってくるから。
一方的なペニグノの愛。 でも無償の愛。 彼女の愛 言葉は返ってこない。
昏睡状態のなかで、でもコミュニケーションが成立していたということなのかな~。
ペニグノは幸せそうというか、楽しげにやってるし、マルコにも「話しかける」ことを教えるんだよね。
もし、相手を ただの"病人" "人形"としか見ていなかったら、事件は起きなかったと思う。
ペニグノには彼女はあくまで"恋人"で、生身の"女"なんだということだ。
愛と性は 切り離せない。
昏睡状態の4年間は、ペニグノには愛の記憶、思い出、死ぬまで抱き続けたい宝。
けれどアリシアには存在しない時間。 自分の身体ではなかった期間。
忘れたい出来事。(←そもそも、知らない出来事)人生から抹殺したい出来事。
最後まで、ペニグノの愛は伝わらないのよね。
●監督が描きたかったものとは
"愛"と"孤独" "生と死" "痛みと希望" "コミュニケーションへの渇望"(公式サイトより)
どれも、普通の暮らしの中では、痛切に感じることはできないことかもしれません。
日常的とは程遠い設定の話の中で これらは確かに浮き彫りになってます。
●フェレ・マルチネスとナイワ・ニムリ
テレビの無声映画の 役者で登場してます。
他にも、ドイツが世界に誇る舞踏家・振付家ピナ・バウシュの『カフェ・ミュラー』の舞台をアルモドバルは映画のオープニングとエンディングに彼女の舞台を起用してます。
彼女の芸術こそこの物語の主人公たちが生きている“天国と地獄の中間地帯”を象徴すると、監督は考えたのだそうです。
●レオノール・ワトリング
「マルティナは海」を観たので、彼女の無言でもアレだけの存在感があるのはもっともだな~っと感じました。
瑞々しいナイスなバディだけでも 十分雄弁ですけれど!
監督: ペドロ・アルモドバル Pedro Almodovar
製作: アグスティン・アルモドバル Agustin Almodoval
製作総指揮: アグスティン・アルモドバル Agustin Almodoval
脚本: ペドロ・アルモドバル Pedro Almodovar
撮影: ハビエル・アギーレサロベ Javier Aguirresarobe
音楽: アルベルト・イグレシアス Alberto Iglesias
出演: ハヴィエル・カマラ Javier Camara ベニグノ
ダリオ・グランディネッティ Dario Grandinetti マルコ
レオノール・ワトリング Leonor Watling アリシア
ロサリオ・フローレス Rosario Flores リディア
ジェラルディン・チャップリン Geraldine Chaplin カタリナ
パス・ベガ Paz Vega サイレント映画のヒロイン
ピナ・バウシュ Pina Bausch
カエターノ・ヴェローゾ Caetano Veloso
セシリア・ロス Cecilia Roth (クレジットなし)
「オール・アバウト・マイ・マザー」のペドロ・アルモドバル監督が、ともに愛する女性が昏睡状態となってしまった二人の男を主人公に描く究極の愛の物語。アカデミー脚本賞、ゴールデン・グローブ外国語映画賞受賞をはじめ各国で高い評価を受けた。ピナ・バウシュ、カエターノ・ヴェローゾら一流アーティストによるパフォーマンスが要所に挿入され作品に一層の深みを与えている。
病室のベッドに横たわる若くて美しい女性アリシア。彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった。看護士のベニグノは4年間彼女を世話し続けるとともに、決して応えてくれることのない相手に向かって毎日語り続けていた。一方、女闘牛士のリディアもまた競技中の事故で昏睡状態に陥っている。彼女の恋人マルコは突然の事故に動転し悲嘆にくれていた。そんなベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうちいつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだったが…。
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最終更新日 2005年03月29日 03時33分39秒
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