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最近少し仕事に煮詰まり気味。
な~んかうまくいってない。
お産の事故も少ないし子牛も高く売れてる。
病気も少なくて獣医の往診も少ない。
1頭の平均乳量もだいぶ増えてきてるし本社からも好調のお墨付きがついてる。
それでもうまくいってないと思う最大の原因が最近の乳房炎の大発生。原因は分かってるし修正すれば済むだけのことなんだけど、まわりのスタッフがなぁ~。
本社の連中はそんなことはないんだけど現地スタッフがねぇ~・・・・・・・・
乳房炎大発生の結果、毎日牛乳を700キロ以上の牛乳を捨ててるんだよ。
1日7万円以上の現金を捨ててるんだってこと、分かってるんか?
調子がいいと思って手を抜いてるからこうなるんだよ
今度本社の社長が来たときはミーティングで爆発しそうだわ。
毎日が憂鬱な出がらしです。
親はなくても子は育つ
昔の人はよく言ったもんですが、実の親はいなくても親の代わりをする人は必ずいると思います。
実の親に代わって子供を教育してくれますよね。
仕事でも同じで仕事を教えるスタッフが必ずいます。
教えなければ仕事も覚えないし間違ったことをやっていても気付くことはありません。
職人の世界では 仕事は見て覚えろ。
とよく言われますが、今の時代、それだけでは優秀なスタッフは絶対育ちません。
だから伝統工芸などの世界では後継者がいないなんて問題が起きてるんだと思います。
と、その話はともかくとして、
ある牧場ではスタッフが仕事を覚えず知識も危機意識も乏しく、
牛乳の品質が常に悪く、
毎年数回抗生物質の混入で全量廃棄があり、
病気の多発で死亡牛や共済廃用も多く、
乳房炎治療もまともに行われず、
そのためトラブルが起こっても放置され、常に責任のなすりあいとなり
その結果、経営破綻しました。
これは間違いなく経営者がスタッフを教育しなかったためです。スタッフを教育しなかったため現場を仕切るスタッフも存在せず現場が無法地帯となっていた結果です。
うちもこの牧場に似た状態でした。
出がらしは乳房炎の治療の仕方や何故これがいけないのか?など知識と技術をひとつずつ教え、自分で実践して見せてやってきました。その結果、中国人研修生たちも問題意識を持って仕事をするようになりました。そして今では組合では乳質で常に上位にランクする牧場になりました。
当然事故や疾病牛も少なくなりました。
別に難しいことはやってきていません。
基本的なことを教え、その意味を理解させてきた結果です。
やるべきことをちゃんとやっといれば結果は必ず付いてきます。
当たり前のことを当たり前にやる。
簡単なことですが実はコレが一番難しいことです。
でもコレを理解し教育できるスタッフがいれば、そして実践することができれば組織は必ず強くなると思います。
指導、教育をできるスタッフがいなければ他のスタッフは絶対育ってきません。
親がいなけりゃ子は育たない
と言いたい。