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昨日は5時出勤だったんですが、帰り際にオーナーが所用で神戸に強制連行されたため夜の種付けをするハメになりました(--;
牧場を出たのは日付が変わる前。
ひさびさの19時間勤務はきつかった。
今日の昼の搾乳中、爆睡こいてた出がらしです。
トシには勝てんっ
さて、今日のお題「ナックル」
ナックルとはピッチャーの投げる変化球の一種で指をボールに立ててはじき出すように投げます。そのためボールの回転はほとんどなく投げたピッチャー自身ですらどんな変化をするか分かりません。

こんな握り方をするんですよ。握ってるのはボールではないですが(笑)この握り方から放たれる100~120キロ程度のスローボールにメジャーリーガーの強打者たちがキリキリ舞いする様は見ていて面白いです。
ナックルを主体に投げるピッチャーをナックルボーラーといい、メジャーリーグではドジャースやレッドソックスで活躍したティム・ウエィクフィールド、日本では4年前に関西独立リーグへ入団したナックル姫こと吉田えり投手が有名です。
で、お題の「ナックル」は野球のことではなく牛の「ナックル」の話です。
ナックルとは四肢と蹄の間、「つなぎ」と呼ばれる部分がうしろに曲がった状態で立った時に蹄底ではなく蹄の上の部分で立つ状態になります。ヒトでいうと足の裏ではなく甲で立っているという感じですね。

上の写真は正常に立っている状態ですが

見にくいですがこの写真はナックルの肢。蹄底が上を向いて蹄の上が地面に着いています。
ナックルの治療方法はギプスで固定して肢の向きを強制するのが一般的ですが、それでも治らない場合は肢の腱を切断して正常な立ち方に強制する方法があるそうです。
ちなみに下の写真はギプスで固定してほぼ正常になった肢。

下の子牛は生後3日目にギプスで固定したものの治ってませんでした。明日、腱の切断術を行う予定です。

左前肢のナックルですが右前肢にも影響が出てました。ちゃんと治ってくれるといいです。
この子牛はF1のメス。
人は彼女のことを
ナックル姫
と呼んでいます( ̄▽ ̄;