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この特殊ネットは 3 年がかりの開発と言う、その会社が前田工繊、土木資材メーカーだとか。
山や畑を荒らすシカやイノシシによる獣たちの食害被害、深刻な状況にあるのはニュースで知られていること。
繁殖が盛んになり増加しているからなおさら、これらが食物を探して里に下りてくるからだ。
最近ではクマが住宅地などに出没し人への被害を増加させこちらも対策が急を要している。
だからシカ、イノシシ、そこにクマを加えては思うがどうどうか。
この会社が目を付けたのが苗が食われないようにすること、ではどうするかの研究だ、これまでのようなネットでは効果がないことも知っていた。
植えたばかりの小さな苗を食われないように、ネットを張るとしてどういう風に張るかとか。
発明したネットは素材と言うか表面に出てくる面を特殊加工による成形したもの。
シカとイノシシをターゲットにしたのは山での食害の多くがこうした獣たちだからである。
完成させたネットはこの被害防止用に特化して成形したものと言い、加工方法により蹄のあるこれらの動物、ネット上を歩けば滑ってしまうことを狙ったのだ。
まさに特殊成型加工、滑りやすさを発揮するよう作られ、これで苗に近づけないのだそうだ。
蹄部分がネット上で滑る、これらの動物が脚を滑らせて進入しにくく、その後は近づかないそうである。
対策用ネットを研究して成果を上げるのに要した時間はおよそ 3 年、特許も認められ苦労の甲斐があったと胸を張る。
名を付けて「イノシカスライダー」だ、イノシシとシカが滑るぞとアピールする素敵な名前で好評とか。
すでに販売中なので導入例が全国に広がっている、道路ののり面に植えた苗を守るとして 20 件ほど例がある。
苗の周辺、ある程度の幅を設けて敷設するだけという施工方法に難しさはないそうだ。
逆に言えば、平地では効果が薄い、事例のように滑りやすい斜面でないと効果も減るかんじだろう。
山間部のスギやヒノキなどの苗を定期的に補充する作業があっての林野業、いま住宅街に出没しているクマは研究の余地を残す。
蹄がないクマでは狙い通り行かないかも知れないが、土表面へのネット張りではない違う方法で対策できないか、と。
ともかく山間部の斜面設置でシカイノシシの食害は防げそう、この一歩前進させた成果を高く評価したいと思う。