
■コンセプト
豪奢に咲く、ダチュラの白い花。
世界のあらゆる場所で、さまざまな儀式に使われてきた花。
自ら強いパワーを放ち、周りのエネルギーを吸い込んでさらに魅力を増す。
ひとをひきつけ、また惑わすような、比類の無い香り。
■香調:心を奪うような花と果実の香り
ダチュラ、ビターアーモンド、ヘリオトロープ、チュベローズ、ブラックバニラ
■感想:私の好み度<70>
『プラスチック×杏仁豆腐×スウィートフローラル』
ダチュラとは、チョウセンアサガオ、エンゼルトランペットとも呼ばれ細長いラッパ型の花。
見かけたことはある気がしますが香りは知りません。
トップは、大衆的な香水の始まりに比べるとやや奇妙かもしれません。
スプレー直後1-2分は無機質な プラスチックにフローラルのような印象。
この時点で「この硬い表現は好みじゃない…」と思い
それが落ち着くと今度は生っぽいオシベとメシベの香り。
ここでも「悪い意味で植物の生々しさが苦手だなぁ…」
とこの香水を突き放しそうになるのですが
5-10分後にチュベローズのクリーミーさとアーモンドとヘリオトロープで
杏仁豆腐のような甘さがでてくるころにはすっかりこの香りの虜!
これほど振り幅が大きいアンビバレントな香りはめずらしく面白いです。
ヘリオトロープの桜餅のようなパウダリーさが足され、
アプリコット、バニラ、トンカビーン、ミルラでラクトン系の甘いピーチのようになり、
それらが混ざり合うと最終的に牛乳石鹸系の香りで体を洗った残り香のようになります。
香りを色に例えるなら、
トップは黒、ラストはクリームイエロー。
ちなみに、『トップ』で感じた近い作品は
コーダリー『パルファンディヴァン/2014』ジャックキャバリエ
大きく共通するのはバニラがメインであること。
<コーダリー>
キレがありクラシカルな香水らしさがあり少し冷んやり。
ムスク、バニラ、セダー、ローズ、ピンクペッパー、グレープフルーツ。
<セルジュルタンス>
グルマン要素が強く(バニラ、アーモンド、ココナッツ)温もりがある。
また『ミドル』あたりで感じた作品は
マークジェイコブス
『マークジェイコブス/2001』のガーデニア、
『メン/2002』のココナッツ、
それぞれのメインを足したような香り。
■拡散性・持続性
拡散性はやや強め、持続性は長め。
ミドル以降はボディーソープの残り香系、といっても香りはしっかりとし
どちらかといえば香水酔いしやすい、いつもより周囲に配慮が必要。
■季節
秋から春/5月あたりまで。
夏の間はチュベローズにアーモンド&バニラがさらに強く香りくどいかも。
■年齢
年齢は30代以降。40代からがベスト。
20代では自身のもつ若さの匂い/個性が消されてしまいそうでもったいないかも?
逆に加齢臭が気になり始めた年齢、私にはこの甘さがカバー、マスキングしてくれるようです。
■リピートは?
ミドル以降はかなり好きなのに、どうもトップに気分がのらないためレギュラーボトル購入はなし。
もしトップが違っていたら廃番状態の『マークジェイコブス』の代わりにしたかも?
Gucci【Gorgeous Gardenia】 2024.09.30
Guerlain【Coconut Fizz】 2024.09.22
Hugo Boss【Ma Vie】 2024.09.12
PR
Calendar
Category
Comments