【コンセプト】
私たちを魅了してやまないバラの多面性は、
香水に物語の風景や深みやロマンスを与える。
抽出方法により2種類の素晴らしい香料が採れる唯一の花、それがバラ。
そこからもたらされる香料はローズアブソリュートとローズエッセンス。
「ローズ アブソルモン」はローズアブソリュートの特徴をいかして創作された。
それはやわらかで深みがありセンシュアスな感覚。
調香師のセルジュ・オリヴィエラはそれらを理想的に生かして
温かみのあるフレグランスに昇華させた。
【調香師】
Serge de Oliveira/セジュル ド オリヴェイラ
パルファンロジーヌパリでは下記4種を担当。
・Bleu Abysse/ブルーアビス(2019)
・ Rose Par Essence/ローズパーエッソンス (2020)
・Rose Absolument/ローズアブソルモン(2020)
・Bulle de Rose/ピュルドローズ(2021)
【香調】
ローズ。
トップ:フリージア、ラズベリー、ゼラニウム
ミドル:ローズ、シナモン、ハニー、イリス
ラスト:アンバー、ラブダナム、パチュリ、カストリウム、ペルーバルサム
■感想:私の好み度<75>
フローラル×ローズ×パチュリ(+ハニー)。
私が知るロジーヌパリ13種類では 正統派ローズ。
フローラルを軸とし控えめなフルーティ。
『ローズグリオット』はチェリーなローズ。
『ミュゲドロジーヌ』『モナミラローズ』は洋梨のローズ。
と、フルーツとローズが半々か、フルーティ強めといったバランスですが
『ローズアブソルモン』はフローラルローズ+時々淡くグルマン。
トップは蜂蜜の臭みが少しありやや 重め。
日によって蜂蜜というよりメープルシロップ×ホットケーキのグルマンに。
ゼラニウムでローズのフローラルな表情に幅と動きを。
ミドルからは香りが安定。
パチュリの湿り気のある重さが増しながら ローズが長く存在。
注意点として、10~12時間はローズが中心ですが
それ以降になるとハニーとシナモンのせいか
蜂蜜の臭み、グラスに残ったビールのような匂いが出やすくなるため
朝スプレーし、日中を過ごし、夕方からメインイベントがある予定では、
朝の付着を
よって、香りの良さはトップから8〜10時間目安に使用がおすすめ 。
■拡散性・持続性
拡散性は高め、持続性はかなり強め。
15時間でも感じます。
■液の色・ボトル
液はほぼ無色透明。
ボトルはサンプルで2ml。
50mlボトルはパルファンロジーヌパリのレギュラーボトル同型で
カラーリングはキャップとタッセルリボンは白、ボディは黒。
『 ローズパーエッソンス 』はその逆のカラーリング。
■季節
秋から春。
ツンとしたグリーンの棘っぽい表情も持ち合わせているけれど、温もりがある作品。
■年齢
20代後半以降。職場にはやや豪華?デート向き。
20代前半には落ち着き要素が多めかも。
(同じロジーヌパリなら上記のフルーツ・ローズ半々の作品をおすすめ)
30代以降には合わせやすいローズ。いずれにしても女性向き。
■リピート
2mlで楽しめたのでレギュラーサイズ購入予定はなし。
家で仕事のヒキコモリスタイルな私の暮らしには出番が少ないかも。
でも、そんな私を外へ誘ってくれるような香り。
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