【コンセプト】
未知の可能性を感じさせる香り。
草原に咲き誇るワイルドフラワーの自由な精神の素晴らしさをイメージした、
コーチのフレグランス「ワイルド ローズ オード パルファム」。
コーチのシグネチャーフレグランスをブランドの伝統と
クラフトマンシップを元に再解釈しました。
カラフルで活気のある香りは、みずみずしく煌めくレッドカラントと、
太陽のように弾けるベルガモットの繊細かつ大胆な香りで始まります。
優しいローズとジャスミンサンバックの香りを漂わせながら、
最後にクリスタルモスとダスキーなアンブロキサンのほのかな香りが余韻を残します。
【調香師】
Marie Salamagne/マリー サラマーニュ
・Maison Margiela 'REPLICA'『 Flower Market(2012) 』
・Maison Margiela 'REPLICA'『 Beach Walk(2012) 』
・Maison Margiela 'REPLICA’『 By The Fireplace(2015) 』
【香調】ウルトラフェミニンブーケ
トップ:レッドカラント、ベルガモット
ミドル:ワイルドローズ、ジャスミンサンバック
ラスト:クリスタルモス、アンブロキシ
■感想:私の好み度<60>
トップから濃厚な甘みは、クルジャン『バカラルージュ540』を思わせます。
日によって少し輪ゴムっぽさに砂糖を煮詰めたような甘さで
悪いとも、いいとも言えない中途半端な時もあり。
十数分後にはローズにレッドカラントによるフルーティーローズがメイン。
ラストは石鹸のような清潔感と女性的な甘さ。
香りの構成、ボトルの色やフォルムから受けるイメージ通りの温かみと愛らしい甘さのある香り。
ぱっと嗅ぐ、すれ違う程度なら
「若い女性向けの甘い香水だなぁ」と受け流す香りですが、
私の場合は体温で香りが引き立つ度にケミカルっぽいツンとくるものを感じ
香りを変に意識しリラックスできない時間になります。
香水を多く知る人にはおそらく面白さ目新しさはあまりなく
2015~2020年に流行・売れた香水の長所をかい摘み制作した印象。
全体的に悪くないけど個性はなし。
■拡散性・持続性
拡散性は普通、持続性は普通。
■サンプル
2ml、フランス製
■季節
季節は10月から4月あたり。
■年齢
年齢は20代。女性向き。
20代ならオフィスも。それ以降はカジュアル向き。
■これらが好きなら『ワイルドローズ』も好きかも?
・アルマーニ『コードファム EDP(2006)』
・YSL『ブラックオピウム(2014)』
・ニナリッチ『 レクスタス(2015) 』
・メゾンフランシスクルジャン『バカラルージュ540(2015)』
・ジバンシイ『ランテルディ EDP(2018)』
・バレンチノ『ドンナボーンインローマ(2019)』
・ランコム『イドル EDP(2019)』
・ロシャス『 マドモアゼルロシャスクチュール(2019) 』
・ブルガリ『フィオリダモーレ(2021)』
逆に『ワイルドローズ』が好きで香りに深みと広がりがあるものを求めるなら
上記の作品をおすすめ。バレンチノ、ブルガリあたりは中でも軽め。
■リピート
なし。
Guerlain【Coconut Fizz】 2024.09.22
Hugo Boss【Ma Vie】 2024.09.12
Hugo Boss【BOSS The Scent Magnetic】 2024.08.03
PR
Calendar
Category
Comments