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来月下旬から、時代劇専門チャンネルで「水滸伝」(1973年)が放送されます。 http://www.jidaigeki.com/prog/000778.html
とりあえず、「漢字が違う」と言うヤボなツッコミは無しで(当用漢字にない為と思われる)。
「主役が林冲」、「宋江が脇役」、「108人出てこない」、「最終回が違う」と言うものヤボかと。
ただ、「 最終回に、頭領 (それまでのゲスト) が勢ぞろいしない 」と言うのはマイナスでしょう。
とは言え、日本向けにアレンジされていて、楽しめる作品になっていると思います(原作は、確か横山光輝版コミック)。
ゲストも豪華ですし。
で、主役の林冲は、中村敦夫が演じています。
中村敦夫、と言うと「木枯らし紋次郎」、「あっしにゃあ、関わりの無い事でござんす」と言うニヒルなキャラクターが代名詞でしょう(若い人には、どうか判りませんが、40代以上なら)。
その中村=紋次郎のイメージに相応しく、林冲は悩めるキャラクター、暗い宿命を負ったキャラクターとして描かれています。
さて、原作を見ると、林冲は「豹子頭(ひょうすとう)」と呼ばれています。これは、張飛(三国志演義)の容貌と同じです。
...張飛と同じ?
キャラクター性から言えば、張飛に該当するのは、魯智深、武松、李逵と言った辺り。どうも、林冲のイメージとは合いません。
中国三大奇書(四大奇書)の「三国志演義」、「水滸伝」、「西遊記」が物語(本)として纏められた時期は、ほぼ同じで、そのため、エピソードやキャラクターに類似点が見られるます。
(例えば、
魯智深は菜園の番人となるが、これは孫悟空が天界で桃の番人となったもの。また、両者の武器は禅杖と如意棒であり、似ている
孫悟空のキャラクターと、張飛の類似性。「三国志演義」の元となった講談「三国志平話」では、張飛が主人公だった)
...しかし、林冲と張飛のキャラクターは似ているとは思えません。
ここで、ちょっと発想を変えて、「張飛は薄幸の美少年タイプ(で怪力)」だったと思ってはいかがでしょう?
孫悟空や那咤太子は、「チンチクリン(猿、子供)な外見と、それに反するパワー」が設定されています。張飛も、「美少年の外見で、ワイルドな性格」と設定してみると良いかもしれません。
...もっとも、近年では猪八戒でさえ美形なので、「今さら」かもしれませんが(「全員美形」とか「全員女」は勘弁して欲しい)。
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