趣味のミステリー小説の読後感想ブログ

趣味のミステリー小説の読後感想ブログ

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

jinサン

jinサン

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

19580113-mh@ 「ソロモンの犬」について この道尾秀介さんの「ソロモンの犬」は、…
19580113-mh@ 「再会」について ミステリ好きの私としては、いつも楽しく…
通信生@ 教科書について 初めまして! 今年度から通信生として入…

フリーページ

2015.03.24
XML


★★★
誉田哲也の姫川シリーズとジウ3部作以外の作品を初めて読んでみた。本作は一人の女が起こす5人の殺人事件を6つの短編にまとめた連作短編集だ。 
第一章「闇一重」で幕を開ける。男が拳銃で撃たれて死亡する。犯人逮捕が間近となった矢先、司法解剖をした法医学者から連絡が入る。心臓に達していた銃弾は、一度止まってからまた動いたというのだ。第二章 「蛍蜘蛛」で驚愕、第四章「罪時雨」で唖然、最終章「独静加」で…何を見る?(裏表紙引用)
シズカという一人の女が色んな事件に複雑に絡み最終章迄行くのだが、その最終章でそれまでの流れがええっそんな展開で終わってしまうのって感じの終わり方で、女が何をどうしたかったのか。どうしてこんなにも殺人を起こさなければいけなかったのかをもう少し書いて欲しかった。女が末恐ろしく成長して行く姿が頭に浮かんでいたので尻切れ感が拭えない。非常に結末が勿体無いと感じる作品である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.06.09 22:00:54
コメントを書く
[読書レビュー(誉田哲也)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: