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2024.01.16
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2024年1月16日
★★★


同級生の宮前由紀子は俺の子を身ごもったまま、そして俺の愛が本物だったと信じたまま事故死した。俺にできる償いは本気の関係だったと皆に告白することと事故の真相を暴くことだけだった。やがてある女教師が関わっていたことを突き止めるが、彼女の絞殺体が発見されるや、一転俺は容疑者にされてしまう。(BOOKデータベースより)

学園恋愛ミステリーと思いきや、最後はどんでん返しが待っているのだが、なんだかもやもやした読後感のある作品でした…。
内容はというと、主人公で野球部に所属する西原荘一がマネージャーの宮前由紀子と関係を持った。その由紀子は荘一の子を身ごもったまま事故死してしまう。彼がやならければ行けないことは由紀子との関係は本気だったと告白することと、事故の真相を明らかにすることだった。
事故に絡んでいたのは教師であり、教師が悪役の構図が出来上がっているが、個人的には荘一の軽率な行為を責めらべきではないのかと感じてしまう。さすがに若気の至りでは済まされない気がする。
荘一の妹絡みの家庭事情もわからなくは無いが、これでは亡くなった由紀子が浮かばれません。





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最終更新日  2024.07.06 01:05:42
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「同級生」  
宮前由希子の突然の事故死。そして由希子が妊娠していたという噂が学校中に広がります。主人公である西原荘一がその噂の出所を調べるうちに、やがて産婦人科に行く由希子を待ち伏せしていた女教師・御崎の存在が明らかになります。由希子は御崎から逃げようと道に飛び出したところでトラックにはねられたのです。荘一は御崎対して抗議し謝罪を求めるのですが、彼女は絞殺体で発見され--------。

学園物ですね。主人公である西原荘一が、少々大人すぎるような気はするのですが、なかなかカッコ良く、そのほかの登場人物もそれぞれに個性的で魅力的。

ラブストーリーとしても楽しめます。主人公と友達や教師との会話、特に刑事とのやりとりがとても良いですね。

推理小説としては、各登場人物の動きが良く計算されている印象。
思わぬ所に伏線もあり、事件の流れからも目が離せません。 (2024.08.01 16:48:28)

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