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科学部の発足に向けて集まった岳人(小林虎之介)、アンジェラ(ガウ)、佳純(伊東蒼)が実験装置の制作に手こずる中、藤竹(窪田正孝)は七十代の生徒、長嶺省造(イッセー尾形)にも科学部参加を呼びかける。昔、町工場を営んでいた長嶺の技術を貸してほしいと藤竹は頼むが長嶺は拒否。そんなある日の木内(田中哲司)の授業中、長嶺は価値観の違いから岳人ら若い生徒たちと衝突。科学部に誘うどころではなくなってしまう。
金の卵とは、ウィキペディアによれば、日本の高度経済成長を支えた若年(中卒)労働者のことをいう。学力が高いにもかかわらず家庭の経済的理由で全日制高校進学が困難となった若者も多く、公立中学校卒業後に企業で働きながら定時制高校・通信制高校に進学することも多かった。1964年(昭和39年)に「金の卵」の言葉が流行語となった。
長嶺さんは昭和23年生まれの設定。我がホスピスにも長嶺さんの言う集団就職列車に乗って九州、四国からこの近畿圏に来た方たちが時々入院する。
大概は農家の長男、長女以外の人たちだ。
帰る実家、援助してくれるは無いものと、高校に進学できた同級生や長男だからと実家を継いだ兄貴に負けてなるものかと、必死に働いてきたと語る人もいれば、金の卵ともてはやされたけど、高卒、大卒の人たちから学歴がない田舎者と馬鹿にされているような気がして、金の卵と言われるのは辛かったと話す人もいる。
アンジェラが話したように、人の苦労はみな違うのだ。世代によって違うのだ。
長嶺の妻が親ガチャの話をしたが、生まれた場所によって、産んでくれた親によって、苦労はまた違うのだ。
その苦労が報われる社会であってほしい。
先生と迷い猫 豪華版 [ イッセー尾形 ]
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