あれこれ備忘録 ホスピス医のこころを支えるもの

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粗忽のたかびー

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2024.11.29
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カテゴリ: ドラマ鑑賞



ザ・トラベルナース DVD-BOX (本編380分+特典74分/)[HPBR-2181]【発売日】2023/3/31【DVD】

あらすじはホームページから
院長の薬師丸卓(山崎育三郎)が自ら口説き落として招聘した天才外科医・上杉基弘(三宅弘城)。コミュニケーションが苦手で声も極端に小さいが、「神の手」と呼ばれるほど凄腕の彼を頼って、西東京総合病院には全国から患者が殺到。入院中の患者・六平拓(やす)もついに1週間後、待ちに待った上杉の手術を受けられることになり、期待に胸を膨らませていた。

 ところが突然、上杉は「医療への熱意を失った」という理由で、薬師丸に辞職を願い出る! 熱意に満ちていたはずの彼に、何があったというのか…。上杉に敬意を寄せるトラベルナース・那須田歩(岡田将生)は、力になりたいと渇望。事情を話してほしいと語りかけるが、上杉は心を開こうとしない。

 一方、相変わらずポンコツな新米ナース・中村柚子(森田望智)は人知れず、ナースとしての適性に疑問を抱き、行き詰まっていた。プライベートで配信しているSNS動画の再生数も伸びず、「世界中から相手にされてない」と思い悩む柚子。その矢先、歩とスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が激怒する事態が発生する。なんと“上杉がひた隠す秘密”を知った柚子が、バズりたい一心で上杉を盗撮。尊厳を踏みにじる暴露動画を作成し…!

今回は神回かもしれません。
中村を諭す歩の言葉
僕たちの仕事は人の命と向き合って人の人生に寄り添うことです。それがナースの仕事です。
医師上杉を諭す静の言葉

今、思うことは、諦めるということは、人生において決して潔いことではない。大切なのは、変化を受け入れ必死になって最後まで走り抜く!それが命を全うするということ、なんだと。

前に全人的ケアについて書いたときにも触れたが、治療と癒しの融合を目指すことがその本質である。一度病気になったら、病気になる前の自分には戻れないのだ。病気になった自分を受け入れてもらい、生きる道を探し求め、その道を全うしてもらうこと、それを支えるために寄り添うことが全人的ケアの本質なのである。
二人にそれを言い当てさせたこの回は、ホスピス緩和ケア医にとっての神回と言えた。

全人的ケアについては、2023/11/10のブログを参照






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Last updated  2024.11.29 22:21:03
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