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2008年11月27日
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カテゴリ: CDか行
お友達のブログから行くことが出来た某サイトさんで、このような文面を見かけました。

渋声の男性声優遊佐浩二と岸尾だいすけが技術で聞かせるドラマ!
あの人気実力派声優A.IとD.Oがドラマを読み描く!
あの人気アニメの主役を見事に演じたJ.Fが心を込めて詩を朗読!

A.Iは、石田さんでしょうし。D.Oと言ったら小野大輔さんしか思い浮かびませんでした。最後のJ.Fは福山さんだと思いますが(福島潤さんではないだろう・・・・)
パッと読んだ時に、もの凄く違和感を感じてました。

岸尾さんって、渋声だったっけ?あれ?
私にとっての渋い声と言うと、先ずはやっぱり森山周一郎さんや納谷悟郎さん&小林清志さん!!
若本さんや立木さん、平田さんに藤原さんがそれに続くかな?と言うところ。


もうちょっと大きくなったら(゜゜)\バキッ☆渋い声と言っても良い役者さんになってくれるとは思う。でも、でも、岸尾さんを形容して渋声?岸尾さんよりも、中井さんの方が渋声と呼ばれる役者さんになりそうなんだけど。

受け取り方は、人それぞれではありますが。石井さんもどっちかと言うと渋い声?
と言うことで・・今日は、石井康嗣さんが出演されている昔のCDの感想を!(あ、かなり苦しい展開だわ(大笑))下の画像は、書籍の画像です。流石にちょっと昔の作品なので、ドラマCDは難しかったです。



金環蝕 山藍紫姫子の世界

あらすじ・・・ 6月から7月にかけての、一年で一番美しい季節をクライシス・ロールシャハティの居城に招待されたメルローズ・ビシャス。
メルローズの祖国は、先の戦争でクライシスの国に負けた。
かつての敵国の、あまり尊敬に値しない男であるクライシス。しかし、父の事業の有力なパートナーであるクライシスの誘いを断る事も出来ず。父の代わりにメルローズが訪れる事になったのだが。
メルローズは、その居城で驚くべき人物と再会する。それは、かつての上官であり処刑されて死んだと聞いていた、カート・フレグランス大佐であったのだ。

キャスト・・・

置鮎龍太郎(メルローズ・ビシャス)×塩沢兼人(カート・フレグランス)


宇垣秀成(エドガー)、中村秀利(メルローズの父)
深雪さなえ(夫人)、木藤聡子(メイド)、本間ゆかり(看護婦)
伊崎寿克(友人)、園部啓一(執事)、坂井伸治(郵便屋)

感想・・・ 東芝EMIから出た、山藍さん3部作の第一作です。

曲が素晴らしく、このドラマの世界に見事に融合していた・・と言うのもありますが。「うん、ちょっと閑話休題・・・」と言いますか、重いドラマにちょっと一息つくのにちょうど良かったと言いますか。

本当に、塩沢さんの演じるカートが、自らの過去を語るシーンなどは、メルローズの台詞ではありませんが「貴男から、そういうお話をこれ以上聞くのは、耐えられません」と言う気分になるんです。で、そういう所で音楽。
聴いている私が、ちょっと一息つかせていただくと言う気持ちになってしまったのです。また、弦楽器を見事に使った音楽。主要3キャラの音楽が、メインになる楽器が違うと言うのも素晴らしかった。

音楽ばかりをほめていても、仕方ありませんな。
今回のこのドラマを聴いていて。山藍作品の共通点に気がつきました。





このドラマでも、自分の意識のない時に処刑された事になっていて。帰る場所も行く場所もないカート。その身は、クライシスに幽閉されて支配されているように見えるのに、結局カートの魅力にクライシスさえ戸惑っている。分からなくなってしまっている。
かつての部下であるメルローズを招待して、メルローズにカートを抱かせようとするクライシス。
あこがれであった上官を抱く事に抵抗し、カートを救い出す事を希望したはずなのに。背徳の一夜を過ごしてしまうメルローズ。その彼も、次の夏の招待状が届くと、いそいそと旅支度を調えるあたり。もう、カートによって支配されておりますな・・・。
「君さえいれば」で、石井さんは初のBLの絡みか?と感想を書きましたが。その作品の前に、このタイトルがあったんですね。
うーん・・まだちょっと、闇の商売をしていて他人を威圧するクライシスには、声が若いかな?と言う感じがしています。今の石井さんなら、男くさく迫力のあるクライシスを演じて下さるでしょうが。まだ、この時点ではもうちょっと迫力が不足しているようにも思います。凄味と言う点でね。

ドラマのほとんどが、メルローズのモノローグで展開するため、置鮎さんはかなりの台詞がありますが。このCDでの一押しは、やはり最後ですね。結婚して、子供が出来たメルローズの元に届いた招待状。それを見て、「旅支度をするのだった・・」その声に、暗い悦びが見えているのです。信じる神と相容れない自分の後ろ暗い欲望。それを自覚しつつ、いそいそと喜んでいるうメルローズの二面性が、最後のモノローグに出ているようです。

そして。山藍作品には、この人は欠かせません。
妖しいまでの美しさ。脆さを有する主人公。男達全てを狂わせてしまうだろう魅力の持ち主・・・カートを演じる塩沢さんの台詞、今回はメルローズに抱かれた後の「寒い・・クライシスを呼んできてくれ」とすがるシーン・・この声の艶っぽさ・・と来たら・・。もう、絶品です。

そういえば。私が今までに聴いたBLCDでは、塩沢さんの受けは初めてだったんですね。ちょっと・・と言いますか。かなり意外でした(感想を書いていない作品(聴いてはいます)で、あと・・・花鎮の響と長恨歌、THE DARK BLUEは受けですね)。BLCDでは、絡みに関係ない役の方が多かったんですね・・・もったいないかったですねぇ。うーん・・・

さて。タイトルとなった「金環蝕」の意味は、ドラマの中では出て来ません。CDに付属するブックレットに載っているミニ小説に出てきます。
それを読む事で、タイトルの意味。そして、次の夏の招待状を受け取ったメルローズとカート、そしてクライシスの三角関係。何より、カートこそが皆を支配しているのだ・・と言う事が分かるのです。
これは、ドラマCDを聴いた後にブックレットを読み。そしてもう一度CDを聴くのが正しい聴き方ではないか?とすら思ってしまいました。

オクや中古ショップで、なんとかするしかない作品ですが。
もし、見かける事があったなら!この作品は聴いて損はしないと思います!お値段が許せば、是非!(私もかなり苦労しましたが、その価値はあったかな・・・・)







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最終更新日  2008年11月27日 21時36分45秒
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