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今、巷で話題になっている”シェーナウの想い”の上映会を企画しました。市民が自分たちで電力会社をつくってしまった!!というドキュメンタリー映画です。この映画を観て、その後自分たちに何ができるのか?何をしていこうか?などを参加者でグループ分けをして話をしていこうと思います。 実際に社会を変えていく1歩を踏み出すための上映会です。まだ見ていない人も既に見た人も参加して私たちの希望ある未来について話し合いましょう! 映画の翻訳者(及川)も在籍する「みんなのでんき」が主催します。当日はシェーナウのことや上映会のことなども及川さんから話してもらいます。 とき:1月26日(土)14時~(13時30分開場)ところ:ボランティアセンター5階 小会議室 (鹿児島市山下町15番1号 かごしま市民福祉プラザ内) ◆タイムスケジュール ・上映(14時~15時10分) ・意見交換(15:10~15:40) 休憩(10分) ・映画シェーナウの想いの説明 及川(15:50~16:10) ・質疑応答 (16:10~16:30) ・みんなのでんきの紹介(16:30~16:45) ・グループワークショップ(16:45~17:35) ・終わりのあいさつ(5分) 主催:みんなのでんき 無料です。 申し込み:準備等のため申し込みをしてください 問い合わせ:masashioikawa@hotmail.com http://www.facebook.com/Minnanodenki 080-8259-7487
2012.12.26
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すごく早寝をして、夜中1時すぎに目がさめて、少しだけ肌寒いなと感じ、温度計を確認してみました。外気温8℃、棟温12℃、室温19℃でした。「おい、室温20℃を1℃割ってるぞ。がんばれOM!」と心の中で叫ぶ私がいました。そして、1℃のちがいを肌で感じるデリカシーを持った自分に感動(?)しています。ところで、この季節になると、ドイツのクリスマス市が思い出されます。日本でも、日が暮れるのが早くなったなと感じますが、ドイツはその比ではありません。私のいたのはベルリンでしたが、正確な日の出、日没の時間を調べようと、ググってみたら、time and date.comという便利なサイトがあり、Find sunrise and sunset for a locationからベルリンを選択して、Sunrise and sunset in Berlinというページに、ベルリンの日の出、日没時間が表示されています。朝8時ごろようやく日が昇り、なんと午後4時前には日が暮れます。本当に毎日、夜がすぐ来てしまう感じなのです。そこでこの時季を明るく楽しく過ごす術(すべ)をドイツ人も考えたのでしょう。クリスマス前4週間のこの時季を、ドイツではAdvent(szeit)といいます。そして街にはAdventsmarkt、クリスマス市というものが繰り広げられます。街が華やかに飾り付けられ、あざやかなイルミネーションが街を照らし、クリスマスに必要なデコレーション、アクセサリー、シュトーレンなどのお菓子、体を温めてくれるグリューワイン(ホットワイン)、それにもちろん焼きソーセージ(Wurst)などを売る屋台が軒を並べます。ドイツ全土のあちこちにこの時季だけの移動遊園地ができ、ベルリンでは、アレクサンダープラッツの広場が大きな遊園地に様変わりします。ということを書きながら、ぜひ行きたいけど今年もドイツに行けないなあ、と思っていたら、日本でも大阪梅田で、「ドイツ・クリスマスマーケット」というイベントをやっていることが分かりました。「ドイツのクリスマスマーケットが丸ごとやってくる」という触れ込みで、昨年「日本におけるドイツ年」記念イベントで開催されたのですが、今年もやっているようです。都合の良いことに、今度関西出張があるので、ついでに寄ってみようと思います。(あくまで、大事な他の用事のついでに行くのであって、このために行くのではありません)
2006.12.02
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やまももさん、またまたコメントありがとうございます。私の前回の記事には、移動手段としての公共交通の役割が前面に出ていたので、やまももさんの次の指摘にはっとさせられました。「ただ、たくさんの人々が歩きショッピングなどを楽しんでいる道(歩道)と同じ平面上を路面電車が行き交い、それにすぐに乗ったり降りたりできる魅力は高架や地下を走る電車にはないような気がしますが。」そうなんです。私がはじめて訪れたドイツの街がフライブルクであり、一番感動したのがそうした街づくりでした。その中心街は、自動車を遮断(裏通りに運搬車のみ入れるだけで、表通りは禁止)して、つくられています。自動車は、まわりにつくられた駐車場において、徒歩か、自転車か、あるいは公共交通で、中心街に入るようにできています。そして、この駐車場は中心街に近いほど高くなっているので、できるだけ遠くの駐車場にとめるか、最初から公共交通を使ったほうがお得になっています。パークアンドライド(P&R:郊外に駐車して公共交通機関に乗る)、トレインアンドバイク(列車と自転車でどこにでも行く)の考え方です。フライブルクにはSバーン、Uバーンは走っていないので、公共交通はトラムかバス(遠くから来る場合はDB)。特にトラムに力を入れて、市内のどこに住んでいても200m歩けばトラムに乗れることをめざして、軌道を延長しています。大聖堂、市役所、大学、そして商店などで構成される中心街は、自動車がビュンビュンと行き来する道路から城壁のような立体駐車場によってさえぎられ、一転して静かな構造になっています。そして、道の脇にベッヒレ(小さな清流)が静かに流れる街には、歩行者と自転車とトラム、バスだけが、ゆっくりと行き交っています。中心街にある商店経営者たちは、中心街に自動車を入れないという計画がでてきたときは、売り上げが激減することになると大反対だったそうです。しかし、モータリゼーションの中、次第に売り上げが減少しており、短期間だけ実験的に試してみると、なんと中心街に人が戻ってきて、売り上げも逆に増えたそうです。そこで、これはいいということで、車の入らない街づくりが始まり、環境首都に選ばれたこともあり、今日では世界中から、観光客だけでなく、環境に関心のある公的機関やNPOなどがひっきりなしに視察に訪れる環境・観光都市になりました。フライブルクはまさに、やまももさんの述べた「たくさんの人々が歩きショッピングなどを楽しんでいる道(歩道)と同じ平面上を路面電車が行き交い、それにすぐに乗ったり降りたりできる魅力」にあふれた街なのです。東ベルリンの中心街の一つ、アレクサンダープラッツにも、公園の中をトラムが走っていて、人と自転車とトラムだけが行き交う空間があります。中心街こそ、自動車のない街をめざすべきかもしれません。ベルリンでいえば、東のメインストリートであるウンターデンリンデンからブランデンブルク門を通り、西に広がるティアガルテンをへて、西の中心街ツォーあるいはクーダムまで、あるいは南に下ってポツダマープラッツまで、トラムを走らせてみたいですね。
2006.11.21
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やまももさん、コメントありがとうございます。さっそく、西ベルリンの路面電車について調べました。西ベルリンをググると、すぐに目的のことが書いてあるサイトが検索できました。「世界飛び地領土研究会」というサイトの1ページで、「西ベルリン」という文字通りのページです。そこでの該当箇所の記事を引用します。「★東ベルリンの地下を通る西ベルリンの地下鉄 & 西ベルリンを走る東ドイツの国電 電車を発明したのはドイツ。そういうわけで、戦前のベルリンは路面電車にSバーン(国電)、Uバーン(地下鉄)と、電車が市内を縦横無尽に走っていた。戦後もそれらは運行を続け、西ベルリンも含めて東ドイツが運行を行っていたが、1961年にベルリンの壁が築かれると、電車は国境線でストップされてしまい、そのまま路線は分断されてしまった。そもそも西側が東ドイツが壁を築いたことを知った第一報は、西ベルリンの駅で地下鉄を待っていた乗客から「時間になっても電車が来ない」という通報が西ベルリンの警察署に相次いだことだった。 ベルリンの壁ができてからは、西ベルリンの路面電車は廃止。Sバーンは東西ベルリンの境界線で線路が分断されて、東は東、西は西だけで運行された。ただし西ベルリンのSバーンも東ドイツ側が運行したため、西ベルリン市民は「運賃を払うとそれが壁の建設費用に充てられる」と反発し、乗客が激減してすっかり閑散としてしまい、80年代には路線も縮小されてしまった。一方、Uバーンも東西別々で運行されたが、路線の大部分が西ベルリンだったため、西ベルリンのUバーンは西が線路を借りて運行。しかし6号線と8号線は一部区間で東ベルリンの地下を通っていたため、この区間内の各駅は電車は止まらず通過した。ただし6号線のフリートリッヒ通り駅だけは、東西ベルリンを結ぶゲートに指定されたため停車し、駅構内に検問所が作られた。 ドイツ統一後はSバーンやUバーンの運行も統一され、分断された路線の復活が続いています。」(http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/euro/berlin.html)まず、路面電車(トラム)ですが、壁がつくられて東西分断されてしまってすぐに、西ドイツでは廃止されたようですね。たいへん悲しくそして重い歴史をベルリンはたどってきたわけですが、その一つにトラムの歴史もあるわけです。同時に、その後の東西の街づくりのあり方のちがいも、トラムのあるなしに反映していると思います。東ベルリンの道路は非常にゆったりとつくられていて、トラムの走る軌道の外側に、さらに2車線、3車線の車道があるうえ、交通量も少ないので、トラムがあっても自動車の渋滞などもありません。西ベルリンの道路は、東ベルリンよりも狭い感じで、トラムなしで2車線ないし3車線でできていて、自動車の通行数も多く、やや込んでいる感じです。ただ、日本の道路と比べると、やはりスムーズに流れています。しかし、新たに西ベルリンにトラムをつくるとなると、現在の道路事情を悪くすることになるし、すでにSバーン、Uバーンがかなり走っていて公共交通としてもかなり充実しているので、なかなかむずかしい、と感じます。もちろん、それを補う形で、バスもかなり走っており、その部分はトラムにするともっと良いと思いますが、バスの走っている道路には狭い道路もあり、トラムを建設するのはむずかしいな、と思います。もっとも、東ベルリンでも一部、路地のようなせまいところにもトラムが走っていましたから、建設できないことはないと思いますが。それから、Sバーンを()つきで、「国電」とされていますが、東京の山手線や中央線などの感じで走っているので、そのイメージで捉えてください、ということだと思います。それはその通りですが、Sバーンは、ドイツではDB(日本のJRにあたる)ではなく、各都市の交通局の所轄です。ただし、同じ公共交通機関として、何の問題もなく、乗り換え自由です。ベルリンでも同様で、DB、Sバーン、Uバーン、トラム、そしてバスが補完しあいながら、公共交通機関が縦横無尽に走っています。Sバーン(S-Bahn)は、Stadtbahn(都市鉄道)というのがもともとの名称でしたが、Schnellbahn(高速鉄道)とも現在は呼称され、ドイツ語の辞書には両方とも載っていて、「(都市と郊外とを結ぶ)高速鉄道」となっています。前述の日本の「国電」というか、JRなどの日本の鉄道とまったくちがうのは、DBも含めてドイツの鉄道はすべて踏切がないことです。つまり、自動車の走る道路と立体交差しています。私が、以前Sバーンを「都市高架鉄道」としたのも、その方がイメージがわくと思ったからです。Uバーン(U-Bahn)は、Untergrundbahn、文字通り「地下鉄」です。ただ、ベルリンでは、路線、場所によって、Sバーンが地下を走っているところがあったり、Uバーンが高架になっていて地上高くを走っているところもあります。今回はこの辺で。
2006.11.20
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やまももさんのコメントをきっかけに、ドイツ、特にベルリンの路面電車などを中心にした記事も掲載していくことにします。今回あまり時間がないので、簡単ですが、ベルリンの事情の一つを。ドイツ最大の都市ベルリンも、たいへん公共交通機関が発達しているのですが、その路線図を眺めていてある日突然気づいたことがありました。路面電車(トラム)が、東半分しか走っておらず、西半分にはないのです。DBはじめ、Sバーン、Uバーン、それからバスはもちろん東西を貫いて走っていましたから、奇妙な感じでした。これはもちろん、1990年まで東西ベルリンに分かれていたことに起因します。東ベルリンではずっと路面電車が走り続けてきたのですが、モータリゼーションの進んだ西ベルリンでは、いま正確な年月はわからないのですが、ある時期に路面電車が廃止されたからだと思います。じつはこの事情をくわしく調べようと思いつつ、ここまでそのままにしてあったのですが、これを機会に自分でも調べてみようと思います。どなたか、このブログを見て、くわしい事情を知っている方があれば、教えてくださいね。
2006.11.18
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