江戸こぼれ話 笑左衛門残日録

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旧岸総理邸 朽木一空と五林寺隆さん

2026年02月04日
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吉原俗伝、蛇こしき
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~ご隠居、びっくらこかねえで聞いておくんなましよ、
 吉原へ通い詰めの材木問屋の若旦那が、
 いつものように仲の町の桔梗屋にあがって、
 花魁の薄月の前で、着物を脱ぐと、
 薄月が可愛がっていた愛猫のたまがいきなり若旦那の逸物に噛みついてきたというから こりゃ、びっくりざんすね、
 「こりゃ、タマや、こちらの主(ぬし)の金はいい金でありんすよ、、」
というのも、昨夜、花魁の薄月が湯につかっていると、
六尺を超える長さの大蛇(青大将)が風呂場に侵入し、
 薄月の腿を這いあがり、あわや、秘所に侵入かと思った時
 ~ありゃあ、助けておくなましぃ^~
 という叫び声を聴いた愛猫のタマが大蛇に噛みついて、
 薄月の秘所を助けたのでありんす。
 この話は吉原ではぱあと広がり、
 知らない人はいないくらいでござんすよ、
 なにしろ、吉原は田んぼの真ん中にあり
ぐるりと、四方を堀に囲まれていて、
 その大蛇こそ吉原堀の主の蛇だと噂されていたのでありんすよ。
何百とも知れぬ蛇が重なりあい絡み合ってとぐろを巻いていて、
十匹ぐらいが頭を持ち上げている、蛇こしき(蛇塚)を見ると、
 縁起がいいと昔から言われていてましたが、
 蛇こしきをみた遊女が幸せになったという話は聞くことがござらんした。
  幇間(太鼓持ち)のとん平が
 「蛇こしきとは縁起がいいや、どうれ、どんなお宝が隠してあるのかな、
 そりゃ、よいしょと、、」、
 と、蛇こしきの中に手を突っ込んだ。
 すると、中に小判の山があったのでありんすよ、
 その小判をとん平が取り上げると、蛇たちはてんでばらばらに姿を消してしまったそうでございます。
「どうです、ご隠居、怖いような、嘘のようなほんとのような
 話でございましょう、?」
 「彦五郎の作り話を聞かされちまったね、
 まるで尾ひれがつき過ぎて泳げない魚のような与太話でありんすね、」
「へいっ、ご隠居さん、吉原俗伝を脚色したものでありんすよ、」
 笑左衛門





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最終更新日  2026年02月04日 00時00分13秒
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