中村晃一ブログ Koichi NAKAMURA

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2008年03月09日
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(→その3からの続きです)

それではマーケティングエージェンシーは、どう在るべきか。
楽天トラベルの考え方をご説明しましょう。

お断りをしておくと、現状の楽天トラベル上で着地型観光がガンガン盛り上がっているわけではありません。
基本的には宿泊施設単体の持ち込みプランに依存をし、特集や足回りを絡めた周辺提案がそこにあるといった程度です。
しかし私達が提供しているシステムやそれを支える設計思想は、着地型観光推進のためにも大きく貢献できるはずのものであると考えます。

楽天トラベルのMission Statementは「革新的なトラベルテクノロジーおよびサービスの提供により、より多くの豊かな “出会い”を創造する」というものなのですが、着地型観光に果たす役割を考える場合にはまさにそのテクノロジーの在り方が議論の焦点になるでしょう。

楽天トラベルのビジネスモデルは、インターネット上にサイトを構築しそれを媒介に利用者と供給者(宿泊施設など)のマッチングを行なうというものです。
一見、リアルの世界で行われている旅行代理店の仕組みをインターネット上に置き換えたもののように思われますが、実は根本的にその構造が異なります。



送客人数対比

楽天トラベルと、旅行会社最大手JTBとの年間送客人数の比較です。
2007年一年間に楽天トラベルが全国の宿泊施設へ送客したお客様の人数は2140万人にのぼり、JTBの2500万人に肉薄する水準に来ています。伸長率などをご勘案いただくと、ここ数年でこれが逆転するのは想像に難くありません。

一方それをどれくらいの人数で実現しているかということに目を転じると、楽天トラベルは約400人、JTBは約2万人の従業員でこの数字を作り出しているという事実があります。
楽天トラベルの社員がJTBの方の50倍働いているわけではないのですが、人的コストは50分の1で済んでいる計算になります。

なぜ、こういったことが可能なのでしょうか?

(→その5へつづく)



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最終更新日  2008年03月10日 13時07分42秒
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