たどりつけるまで・・・。

たどりつけるまで・・・。

2011/08/23
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10日ほどまえの話題であるが、我が母校・浪速少年院から、収容されて8か月目の少年が鉄格子を切って脱走した。



約1年の収容期間を考えると、8か月目の彼は、ふつうでいえば、あと、4~5か月で出院であるのに、

なぜ、逃げたのだろうか?



親が引受人になってくれず、収容期間が過ぎても出る見込みがなくて、やけを起こしたのか?



どうしても、今、社会に出て何かをしなければならないそんな思いがあったのか?



わからないが、ショッキングな話だ。



5月に所属する団体の仲間と、同少年院に講話に行かせていただいたばかりだし、当然、3か月前のことだから、



その少年もいたはずだ。



僕たちの講話をどう聞いてくれていたのだろう。







脱走しても、また、捕まれば、いろんな意味で振出に戻ってしまうではないか?



収容期間も伸びるであろうし、教官の先生方との信頼も一からやり直し、



逆送されるか、特少に行くことも考えられる。



こういう場合は、速やかに最寄の警察署に出頭して、自首するのが一番だ。



なぜなら、罪に罪を重ねても、自分の目指した道が遠回りになるだけだ。



脱走したことは愚かなことだが、犯してしまった罪のあとに、どう行動するか?



それも大切だ。



わたしは神に、その少年がいち早く、自首してほしいと祈りたい気持ちだ。



少年院の教官には、人格的にも優れた方が多く、非行少年の更生に情熱をもっておられる



方々だ。



まさか、脱走されるとは思いもしなかったと思う。







そういう施設で逃走ということは、希に、希にあるが、



浪速少年院のような厳重な警備体制のところで、鉄格子を切るなど、本当に驚きを禁じ得ない。



 クリーニング科、電工科、溶接科、木工科、板金科、どの作業場でも、工具などを持ち出すのは不可能



であるのだが・・・。



これは、職員の不注意というより、事故ともいえる。







その少年の速やかな確保を願う。どうせ、確保されるなら、速やかな自首を願う。



人間は失敗をする。しかし、失敗した後、立ち上がれば、また、やり直せる。



その少年に伝えたい気持ちだ。





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Last updated  2011/08/23 10:50:43 PM
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