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 いやいやいや。

 ちょっと気の向くままかいてみちゃったり・・・



 昨日で通算2回目の神奈川県庁へお出かけ。

 実は今公衆トイレの営業をしているのだ。

 公衆トイレといっても普通のトイレではなく、自己処理トイレと呼ばれるカテゴリーの商材。

 今も陸上自衛隊のトイレを製造していており、ライフラインが絶たれたとしても電気を復活させれば水洗トイレが使えるという夢のようなトイレ。外部排出が一切無く、バックヤードで汚水を処理し、その処理水をトイレ洗浄水として利用する。水を無駄にせず有効に使えるトイレなのだ。



 水洗トイレは想像以上に水を使うことで知られる。TOTOやINAXも節水型トイレを推進しており、とうとう6Lタンクでの洗浄を考えるようになった。下水道普及中の現在ならではの発想なのか、便器さえきれいに流れればいいという発想なのか、水を使わないことが美徳とされている。



 下水道処理施設を利用した汚水処理であればなんとか帳尻が合わせられるのかもしれないが、浄化槽を利用している地域もまだ少なくない。浄化槽という魔法の箱を通せばすべての汚水、油、洗濯水なんでも浄化するなんて横暴が今日までまかり通ってきている。



 厚生省が浄化槽からの排水BOD(し尿や汚水の中にいる微生物などが活動するのに使う酸素量のこと)濃度の基準が20ppm以下と定められているにも関わらず達成されているところが10%にも満たなかったことが証明されている。





 琵琶湖の水質汚濁が問題になったことも記憶に新しいが、リンや酸も当然水質汚濁を引き起こしており、し尿だけではだめじゃんということになった。現在では浄化槽を通すのはトイレ水だけでなく、台所や洗濯機、風呂からの水も全て浄化槽を通すことと法律で定められている。ましてや下水道配管地区なら下水道利用を推奨している自治体も少なくない。

 トイレ水は50L程度と考えられていたので、すべての排水を通すとなれば、魔法の箱「浄化槽」も当然4倍の大きさになるわけ。設置コストも当然格段に上がった。



 公衆トイレの排水は一般家庭の3倍以上だと考えられている。装置も当然3倍以上の16人分を処理できる装置を使う。これは便器の数で倍加されるので、6個も便器があったらおよそ100人分の浄化槽を用意することが法律で義務化されている。ちなみにこのクラスだと浄化槽だけで優に1000万円を超えてくる。



 便器6個もあるの?と思われがちだが、よく考えて欲しい。

 男子トイレ小便器2台、大をするところ1箇所、女子トイレ2箇所、障害者用1箇所でも合計6個。今日の公衆トイレは6個でも小さなトイレに属する。トイレは全ての部屋に入っている人がいたらそれはトイレ清掃の仕事をするか、犯罪でもしない限りありえないからピンとこないかもしれない。しかし確実にトイレというのは大量の便器を装備し、大量の水を使っているのだ。そして大量の水を処理している。



 公衆トイレで便器1台からでる水の量は2.4立米。2400キロリットル。2400キログラムの水がたった1日ででる。浄化槽利用なら、浄化槽通過後は近くの川や海へ垂れ流す。たとえ処理できていなくても、大量に使えばほぼそのまま垂れ流しているのが現状だ。考えてみると恐ろしい設備なのだ。



 これに危機感を持って下水道を配備しているのだが、何より無駄な排水をしないことが一番。トイレだけなら合併浄化槽でなくとも、トイレ専用の浄化槽でいいと思っても、法律で決められた巨大な浄化槽が必要になるのが現状なのだ。



 公衆トイレだけが建っているところをよく見かける。便器が6個装備されたトイレで浄化槽を使っていたとしたら、3000万円~5000万円を投資して建っていると考えていい。



 「そんなに高いの?」



 ええ。

 そんなに高いのです。





 陸自が災害復旧のために阪神地区へ持ち込んだことで、一部が民間に開放され、当時の菅厚生大臣から感謝状を受けた。そのときから「自己処理型トイレ」という名前が生まれ始めたとされている。

 外部に排水をしない。トイレ水を浄化し、再度使う。これがトラブル無く、通常のものと変わらず「使えるトイレ」であればなおいいに決まっている。それを実現したうちの1社がうちだ。



 こんな褒め称えたら会社から感謝状をもらってもいいぐらいだが、僕もこの会社でお世話になるまで排水について真剣に考えたことが無かった。このトイレの処理室、つまり浄化槽ならその中だが、その中へ入れるようにできている。使用から5年経過した処理室に入ったとき、ますますこの商品に自信が持てるようになった。なんと臭わないのだ!!まったく驚いたとしかいいようがない。



 外に出ないって排泄物はどうなるの?と思うが、浄化槽でもある「汚泥」というものは生まれる。また水も小便などで劣化するので、交換が必要になる。交換のときには水とバクテリアの素を投入し再運転をすればまた使えるというわけ。



 残念ながらうちの会社は無名なために売り上げは今一つだが、このトイレをみて感動しない人はいない。





 ここの中から近いところがあれば見てみて欲しい。

 現在も設置されているかどうかまでは保証できない。既に別の場所へ移動していることもあるので要注意。移動できる水洗トイレならではの現象なのだ。













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最終更新日  2006年07月06日 08時38分49秒


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