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モッコウバラ今年もモッコウバラが咲きました。満開だったのは数日前でもう花の色が変わってきています。モッコウバラは本当に手がかからなくて肥料も全くやっていませんが毎年きれいに咲いてくれます。枝がすぐにあちこちの方向に伸びてしまうので剪定は大変ですが。チェリーセージこの花も毎年元気に咲いてくれます。ほったらかしですがハーブは元気なので枝をかなり切ってもすぐに伸びてきます。マミーブルーこのバラは家を建ててすぐの頃に植えたものですがすでに何本も枯れていったバラの中で10数年間元気に毎年咲き続けてくれている古株です。いい香りのバラです。もうバラが咲いている家も近所にはありますが我が家のバラたちはまだほとんど蕾……。今頃はもう収穫しているはずのさくらんぼもまだほんのり赤くなったぐらいで収穫はあと1週間ぐらいかかりそうです。GWももう後半ですね。私は大学の通信教育の勉強と仕事(休日出勤です)で終わりそうです。1日ぐらい日帰り温泉でも行くのもいいですね皆さんはどうお過ごしでしょうか。
2024.05.02
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祇園ふじ寅仁和寺に行った翌日は朝は少しゆっくりしてランチは予約をしていたお店へ......。坪庭が見える席は2つしかないということだったので予約の際にお店にリクエストして良いお席が取れました。季節野菜のせいろごはん季節の野菜と京都のブランド豚を蒸したものと炊き込みご飯です。豚肉がとっても柔らかくておいしい!手前にあるのは薬味。コチュジャン・マヨネーズ、柚子胡椒、柚子味噌、ラー油、藻塩などなどどれも野菜や肉に少しつけるととても味が引き立ちます。抹茶のパンナコッタデザートも上品な味でおいしかったです。午後は宇治方面へ向かいました。宇治上神社を通って……宇治市源氏物語ミュージアム宇治市は「源氏物語」の最後の十帖である宇治十帖の舞台となっている所です。ここは「源氏物語」と平安時代をテーマにした博物館。平安時代の貴族の文化などが垣間見れます。光源氏が住んでいたとされる六条院の模型や実物大の牛車なども展示されています。 通路も「源氏物語」の雰囲気たっぷりです。源氏の庭 紫のえにし“瀬戸内寂聴 書” とあります。瀬戸内寂聴さんも「源氏物語」現代語訳出されてますね。雲上茶寮ガラス張りの中は本格日本茶カフェ「雲上茶寮」。ここでぜひ食べて見たかったのが庭園パフェ。庭園パフェボリュームがあって 二人で食べてもいいぐらいです。庭に桜が咲いているような見た目も美しいパフェなのです。クリームたっぷりですが上品な甘さなので量があってもすんなり食べられます。朝霧橋一息ついたら宇治を散策です。宇治川にかかる赤い欄干の朝霧橋。朝霧橋のたもとには「源氏物語」宇治十帖に出てくる匂宮と浮舟のモニュメントがあります。ヒロイン浮舟(うきふね)と匂宮(におうのみや)が小舟で宇治川に漕ぎ出す有名な情景をモチーフとされています。朝霧橋を渡って平等院へ......。時間が遅かったので鳳凰堂の中は見学できなかったのが残念です。この世に極楽浄土を再現するために造られたという世界遺産の鳳凰堂。とても風格があります。平等院の由来は鳳凰堂が左右対称だからではなく「仏の救済」が平等だからなんだそうです。別の角度から......。天気が良くなかったのが残念です。晴れていればもっと垢がくっきりとして美しかっただろうと思います。道端のゴミ箱もちょっと雅な感じです。抹茶餃子や抹茶たこ焼きというのもすごいです......抹茶たこ焼きってどんな味なんでしょう.....“高級”って書いてありますよ宇治端のすぐそばにある「夢浮橋ひろば」。紫式部の像があります。そして宇治駅まで来ると駅のそばには茶壺のポストが.......。たくさんの観光スポットがある宇治の街。今度また訪れる機会があったらぜひとも平等院鳳凰堂の中を見学したいと思い宇治を後にしました。
2024.04.22
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まだ桜には早い三月半ば京都に行ってきました。紅葉を追いかけて京都に行ったことは幾度もありましたがこの時期に行ったのは今回が初めて......。仁和寺 仁王門初日は仁和寺へ......。仁和寺には一昨年紅葉のライトアップを見に行きましたが昼間来たのは初めてです。仁和寺御殿に入るとたくさんのお願い事が書かれた桜絵馬が吊るされていました。途中の杉戸に美しい扉絵が......。この絵は舞楽「蘭陵王」の図。蘭陵王というのは中国の北斎という国の王のことなのだそうです。順路に沿って長い廊下を渡り庭園へ......。国指定名勝となっている庭園ですが建物の中からしか見られなかったので残念です。仁和寺を出る頃はすでに夕暮れ時.....。ここから程近いところにある龍安寺まで足を伸ばしました。石庭禅の文化が話変えた室町時代に「侘び寂び」の精神に基づいて作られたという石庭です。白い砂を眺めているとどこか心が落ち着く気がします。目が不自由な方のための「ミニ石庭」というのがありました。これは桃でしょうか。鮮やかに咲いていました。枝垂れ桜はまだまだこれから......。この花の名前が知りたいと思い春に咲く黄色い花を調べて見ましたがわかりませんでした京都に着いたのが午後だったので駆け足で回る感じでこの日はあまりゆっくり見られませんでした。今回は時期が早かったので見られませんでしたがいつか仁和寺の御室桜をぜひ見たいと思っています。その時期に京都に行くことができるのはまだまだ先ですが......。
2024.04.17
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ご無沙汰しております。昨年度から始めた大学の通信教育部の勉強がやっと1年終わり、履修登録していた科目は全て単位を取得でき思ったより好成績だったのでホッとしています。あと1年で卒業です。昨年度分の勉強が終わった時はもう疲れてしまいあと1年もつかな......と思いましたが4月になってまた頑張ろうという気持ちが少し出てきて今年度の勉強をスタートしました。昨年たくさん単位を取ったので今年はだいぶ楽になります。ブログを更新しながら勉強できるかな頑張ります今年の桜は遅かったですね。4月に入ってから友だちと都内の桜を見に行きました。実は新宿御苑でお花見をする予定でしたが何年か前来ないうちに完全予約制になっていて入園できませんでした。残念しかたがないので別のところへ......。南池袋公園この日は東京都で満開の予想が出ていたのでどこもちょうど見頃といった感じでした。新宿中央公園ここは子ども連れでピクニックに来られている方々が多かったです。セッティングは全部やってくれて食べるだけでOKというバーベキューのお店も出てました。手ぶらBBQ2024春の陣5月26日までやっているそうです。次回からは3月に行った旅行の話を書こうと思います
2024.04.14
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みなさま、お久しぶりです。ちょっとご無沙汰してしまいました5月からちょっと忙しくなってます。仕事を減らしたのに何がそんなに忙しいのかと言うと......実は今年度某大学の通信教育部の3年次編入生となりましてレポート作成やリアルタイム、オンデマンドスクーリングで勉強しています。8月には対面スクーリングにも参加予定です。今年度15科目を履修しているのでけっこう忙しいのです前から考えていた勉強が大学の通信教育部で学べることを知り春先から、今年やろうか、来年にしようか、などいろいろ考えた結果今年からやることにしました。8月のスクーリングに向けてレポートなどたくさん書かなくてはならないので当分はあまり更新できないかもしれません。訪問もできなくてすみません。ということで前置きが長くなりましたが7月1日(土)に去年に引き続き東京国際フォーラムでのチューリップのコンサートに行って来ました4月に大宮ソニックシティーの公演にも行ったので3ヶ月ぶりなのですが楽しみにしていた反面、もうすぐこのチューリップ最後のツアーもファイナルを迎えてしまうんだという淋しさも同時に抱え複雑な気持ちでコンサートに向かいました。財津さんも上田さんも他のメンバーもいつもと変わらず期待を裏切らないステージを見せてくれました。そしてアンコールの時に財津さんが「今から“チューリップは嘘つきだ”と言われる発表をします。」というようなことを言われました。会場はざわざわ。意味することはみんなわかってます。これはもう、ファイナルがファイナルでなくなるという意味に決まってます。「まだ見に来ていない人がいるようなので追加公演をやります!!」もう会場は拍手の渦。財津さんが、マスクが取れてからみんなで大合唱したいから、ということを話されました。もうこれは奇跡ですね。メンバーのみんながまだまだ元気だということです。財津さんは今年75歳になられましたが本当に元気です。これで心置きなくツアーファイナルの予定だった今月14日、15日の福岡サンパレスでのツアーファイナル2daysに行けます!!ホール入り口には船越英一郎さんからのお花が……。船越英一郎さんは甲斐さんともお友だちで甲斐バンドのコンサートにもいらっしゃってます。財津さんともお友だちなんですね。こちらは外務大臣の林芳正さんから。林芳正さんは国会議員4人による音楽ユニット“GI!nz(ギインズ)”を結成されていてアルバムも出されているそうです。チューリップファンなんですね。とりあえず来年2月18日にまた国際フォーラムでやるそうです。あとは全国各地で来年の5月まで追加公演があるそうです。ファイナルはやっぱり福岡ですかね。楽しみが増えました 帰りに一緒にいった友だちとおいしいステーキを食べて帰りましたとさ。
2023.07.03
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今年は桜の開花が早かったですがバラの開花も例年より早いです。モッコウバラは4月の初旬にすでに咲き始めました。普段は4月の中旬から下旬にかけて咲くのですが4月の初めに咲き始めたのは初めてです。今年の冬に大苗を買って地植えしたマチルダがたくさん新芽を出してきれいな花をつけてくれました。同じく今年の冬に植えたバル・デュ・ソワール。赤からオレンジのグラデーションが美しいバラです。我が家の庭ではかなり古株のマミー・ブルー。大輪で香りも素晴らしい花です。なかなか大きくならないけど毎年たくさんのつぼみをつけてくれる淡いオレンジが美しいラ・ドルチェ・ヴィータ。新苗で買ってからあまり成長してません。そういえばドルチェ ・ラ・ヴィータという競走馬がいるそうですね。びっくりですこの花から名付けられたのかな?もう植えてから15年近くにはなるジュード・ジ・オブスキュアは幹が太く、花の数は100を超えます。でも悲しいかな花持ちが悪いので咲いたら2日後ぐらいには花びらがバラバラと落ちてしまいます。切り花には向きませんね。そしてアンジェラのアーチ! 上のほうが伸びていてあまりアーチの形にはなっていませんがもうすぐびっしり花をつけてもうちょっとアーチっぽい形になるかな。この数年で何本もバラが枯れてしまいかつては20品種以上あったバラが今は半分以下に減ってしまいました。根っこがダメになってしまうみたいです手入れを怠っているせいもあるでしょうけど土壌があまり良くないというのもあると思います。仕事をしているうちはどうしてもゆっくりバラづくりを.....という気にならないのでリタイアしたらローズ・コンシェルジュの資格を取ってじっくりバラづくりをやりたいと思ってます。
2023.05.07
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さくらんぼを収穫しました。今年もたくさんの実が真っ赤に熟してくれました。もう10数年前になります。駅前の植木市の売れ残りでセール価格になっていた小さなさくらんぼの木が目に留まり庭の隅っこに植えました。5〜6年ぐらい経った頃数えるほどの実がなりましたが赤くなるや否や鳥に食べられてしまいましたその翌年ぐらいからたわわな実をつけ始め今では毎年ご近所4〜5軒ぐらいにおすそ分けできるほどたくさんの実がなっています。でも収穫するには事前準備が大変なのです。鳥に食べられないように防鳥ネットを被せるのですが木が高いので(最初は3m以上はあった)脚立を使ってもすっぽりかぶせるのがけっこう大変で一人でやると脚立から落ちそうになります毎年ネットを被せる時に大変な思いをするので冬の選定の時に今年は上の方の枝をだいぶ切りました。家族に助けを求めるのですがなかなか快く引き受ける人がいないので一生懸命お願いをしてなんとか毎年手伝ってもらってネットをかぶせています売っている佐藤錦などに比べたらたいして甘いわけでもありませんがちょっと珍しいのでおすそ分けするととっても喜ばれます。半分ぐらいは周りの人に喜んでもらうために収穫してるなぁ〜2、3日うちに第2弾の収穫をする予定です。もしお近くにお住いの方でこのブログを読まれている方いらっしゃいましたらおすそ分けしますよ。お声掛けくださいね
2023.05.05
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前回の日記ですが、実は一度UPしたつもりが書いたものが全部消えてしまい書き直したはずだったのですが一部内容が抜けてしまってました抜けていた部分をここで追記させていただきます。高山村から約30分車を飛ばした須坂市の豊丘地区にも豊丘五大桜と呼ばれる一本桜があります。その中でも弁天池畔に立つ弁天さんのしだれ桜は標高730mの高台にあり桜と一緒に北アルプスや須坂市街を眺められます。全体の画像がなくてすみません全体の姿はこちらから.......。すずらんのような白っぽい愛らしい花を咲かせていました。この他にも豊丘地区には延命地蔵の桜など美しい一本桜があるようです。機会があればそこも訪れて見たいものです。
2023.04.16
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5つ目の桜は坪井のしだれ桜。 樹の下にあるお墓に「寛永」の表記があることから樹齢約600年以上の村一番の長寿桜と言われています。樹高は約10m。まるでお墓を守るように立っています。「日本彼岸桜見立番付」で西の小結に選ばれているそうです。駐車場で桜茶を振舞っていただきました。この桜のそばにも菜の花畑が広がっていました。後ろに霞むように見える山々、真っ直ぐに伸びる緑の木立......春の山里の風景ですね今まで一本桜を見たことはあまりありませんでしたがそれぞれに美しい一本桜を満喫することができてよかったです。人が少なかったことが幸いでした。来年はこの高山村の近くにある八重桜の並木道を見に行きたいと思っています
2023.04.16
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黒部のエドヒガン桜は水田地帯の一角に立っています。かつては根元に山、水、農業などの神を祀った十二宮の社があったそうですがいまは石碑が残っています。推定樹齢は約500年と言われています。江戸時代の古い地図にも記されているそうです。高さは13m。これも高いですね。幹は落雷によって真っ二つに割れ一本は垂直に、もう一本は斜めに伸びています。こんなに大きく裂けてもなお毎年美しい花を咲かせてくれる生命力はすごいですね。高山村の枝垂れ桜の中でもひときわ濃いピンク色の桜です。形もなんだか愛らしいですね開花の時期にはライトアップも見られより神秘的な姿を楽しめるとのこと。周りの道も濃いピンク、淡いピンクの桜が咲き揃い桜と山々の風景を楽しみながらのドライブでした。そして阿弥陀堂の下に立つ中塩のしだれ桜へ。こんもりとしてこれまた滝のようなしだれ桜です。推定樹齢150年、高山の五大桜の中では一番若いと言われています。樹の下にはお地蔵さんが安置されています。帽子もかぶっていてかわいいお地蔵さんです。季節によって衣替えもされるのでしょうか樹の真下に立つと桜のシャワーを浴びている気分です近くに一茶の歌碑があります。「空から花びらが降り注いでいるように見事に咲いている桜だ。」本当にそのとおりですね。 高山村では菜の花畑が点在していて桜と菜の花の競演があちこちで楽しめます。観光客がほとんどいないのが不思議ですが案外穴場なのでしょうか。次回は5番目の桜とおまけの桜です。
2023.04.13
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「日本で最も美しい村」連合に名を連ねる高山村は長野県北東部にある小さな村。しだれ桜の里として知られ村内には約20本のしだれ桜がありそのうちの半数以上が樹齢200年を超えると言われています。これから高山の五大桜と言われている5つの桜を紹介していきますね。最初に訪れたのは赤和観音のしだれ桜。400年余りの歴史を持つ赤和観音の登り口に立つしだれ桜。推定樹齢は200年以上と考えられています。樹高は約15m。せりだすように斜面に立っているので何本もの支柱に支えられて立っています。後ろの方に見える赤い屋根が赤和観音で奥にある階段を約150段登ると観音堂に辿り着くそうです。枝が横に大きく広がり存在感がありますね。前の道には一面の菜の花畑が......桜と菜の花が彩る春の風景ですね他の桜もそうですがこんなに満開なのに観光客はほとんどいませんでした。満開の一本桜を独り占めでした〜。次に向かったのは水中のしだれ桜。鹿島神社の境内にあり「鹿島のしだれ桜」とも呼ばれています。推定樹齢約250年、樹高約22m。高いですね1742年に水害の後に鹿島神社に植えられたと伝えられているそうです。樹勢は盛んで支柱の支えはありません。ここは映画のロケ地としてもよく知られているところだそうです。滝が流れるようにピンクの花が咲き誇っています。桜の花が降ってくるようですね。すぐ脇の小高い丘には水仙が咲いています。一本桜って桜並木とは違う趣があり太い幹には歴史を感じるし“孤高の美しさ”を放っているように感じます。幾多の時代を超えて咲き続けてきてそしてこれからも咲き続けていくのでしょうね。高山村の五大桜続きは次回紹介します。
2023.04.13
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いよいよ始まりました!チューリップの50周年ツアーの後半戦。9日は大宮ソニックシティーでした。ファイナルまであと3ヶ月となってしまいました。いつものようにユーモアたっぷりの財津さん。今日も明るいチューリップのステージでした。今回はいつも財津さんに「汚ない」と言われる宮城さんの謎かけが珍しく「きれい!」と褒められました。セットリストは前半戦とあまり変わらず最後の曲、アンコール、と終わりに近づくに連れて盛り上がる曲が増えていきアンコールの最後は毎度おきまりの「魔法の黄色い靴」で締めくくり。前半戦は声を出すことは禁じられていましたが今回はマスク着用の上でなら声を出してもOKということになりましたやったね!!これで財津さん念願の“「魔法の黄色い靴」をみんなで大合唱“が叶いました。財津さんの念願が叶って本当に良かった一つ残念だったのはとっても期待していた曲が歌われなかったこと。多分いままでのツアーではほとんど歌っていたはず。一番ノリノリの曲といっても過言ではない曲が聞けませんでした。財津さんが「最後の曲になりました。」と言われた時「え〜っ」と言った人たちは私と同じ気持ちだったと思います。前半戦では歌われなかったけど後半戦ではきっと.....と期待してました。財津さんがいつか「この歳で(この曲を)歌ったらもうホラーでしょ。」と言われていたからそれで歌われなかったのかな。歌詞のせいですね。聞けなかったのがちょっと心残りでした。今回も2階席まで満席でしたよ。財津さんは2階席の一番後ろの人に手を振られてました。次は7月1日国際フォーラムホールAです。チューリップのステージを生で見られるのもあと3回。1回1回をじっくり楽しみたいと思います。
2023.04.10
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天神地下街の、とあるスペース......みなさん、これはどういう所だと思いますか?入口を入るとアクセサリーのディスプレイが…。そして壁にはモノトーンのおしゃれな絵がたくさん......ここは......そう、トイレなのです。すごくおしゃれだと思いませんかトイレには見えませんよね。男性用の方はどうなっているのかちょっと気になりますアクセサリーはないと思うけどやっぱり何かおしゃれな雰囲気にしてあるんでしょうね。天神地下街にあるお気に入りのカフェ春水堂の生搾りレモンティー。甘さのアレンジができて「甘さ多め」、「2分の1」、「3分の1を選ぶこともできます。(オリジナルのままでもOKです。)私は甘さ2分の1にしたのですが次からは3分の1にしよう〜と思いました
2023.04.09
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電気ビル前の桜久しぶりの帰省の楽しみは友だちに会うこと。帰省しなければ小学校からの友だち、高校、大学の友だちにもなかなか会えませんからね。いつも下関まで会いに行っている大学の友だちが今回は新幹線で博多まで会いに来てくれました。博多〜小倉間が新幹線で20分ですからね。会おうと思えばすぐに会えるから新幹線って便利ですよね。そして二人でちょっとリッチなランチをいただきました。都ホテル博多ここの最上階のレストランSOMEWHEREのランチです。これはコンソメと赤ピーマン、トマトのジュレ見た目もとってもおいしそう。メープルサーモンの瞬間燻製真鯛のポワレ、ブール・ノワゼットソース糸島豚ロースのローストどれもソースが上品な味で絶品でした。デザートアップルパイ、柚子のゼリー、……どれもちょうどいい甘さでおいしかったです。夜は従姉妹たちと三人でこれもまたステキなレストランIMURIでディナーでした。福岡の夜景を見ながらディナーをいただけます。(おしゃべりが忙しかったので写真は撮ってません)一人の従姉妹は14年ぶりに会ったのでとっても懐かしかったです。思い出話や近況報告に花が咲きました。翌日のランチは中洲の一蘭本社総本店へ……と思ってのですがなんと30分〜40分待ちだったので空いていると言われる天神店に行きました。やっぱり博多に来たら一蘭ですよね〜。秘伝のタレは辛いので入れません。最後の一滴までスープを飲み干すほどにおいしい一蘭のラーメン。こんな気の利いたサービスもあります。いつものように一蘭のとんこつラーメン、満喫しました
2023.04.07
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舞鶴公園に入るとソメイヨシノの他にもちょっと濃いピンクの桜が満開でした。ベニユタカという品種です。花弁のピンクの色のグラデーションがかわいいです。一面の芝桜も見頃です。芝桜の花言葉は「合意」「一致」です。たくさんの花が集まって咲く団結力からこの花言葉がつけられたそうです。一つ一つの花は小さいですがこれだけ集まって咲いているから花の色も際立ってきれいに見えるのですね。 公園内には万葉歌碑があります。秋の訪れの時期に故郷に帰れない淋しさを詠まれたものですね。公園内にも桜並木はたくさんあるのですがさくらまつりのせいもありかなりの人出で写真を撮ろうと思っても人がたくさん写ってしまうという感じでした。出店も多く出ていて賑わっていました。コロナ禍のためにずっと開催されていなくて4年ぶりののさくらまつりだったそうです。福岡に住んでいるときはほとんどお花見は行ってなかったな…と振り返って思います。今回は母を連れて行ったら喜ぶかなと思い連れて行きました。母もあまり一人で花見には行かないので喜びましたが歩きすぎてこの後2日ぐらい歩くのが大変なようでした。でも3日後には元気でなんとか歩けていたのでよかったです。来年はライトアップを見に行こうと思いました
2023.04.06
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3月の終わりに福岡に帰省してきました。チューリップがとてもかわいく咲いています。チューリップって春らしくていいですね。福岡は関東よりも約1週間遅れて桜が見頃になっていました。福岡城址の桜が満開でした。ちょうど「福岡城さくらまつり」が3月24日から4月2日まで開催されているところでした。ここは福岡市の中でも屈指の花見の名所として知られているところで19種約1000本の桜が咲き誇っています。夜にはライトアップされ、お堀に映る桜並木はとても幻想的です。道の両側から桜並木の枝が空を覆うように枝を伸ばしています。天気も良く上着がいらないぐらいの陽気でした。絶好のお花見日和です!さくらまつりの間は「福岡城 侍ライディング」と称する100mの乗馬体験ができたり専門学校の学生が車夫を務める「お花見人力車」に乗れたりするらしいです。お城に咲く桜って風情があっていいですね。これで人が少ないともっといいのですがやはりちょうど見頃とあって花見客が大勢来ていました。門をくぐって外に出てこれまた桜が満開の舞鶴公園へと向かいます……。
2023.04.05
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今、川越では桜がちょうど見頃で一昨日は一日中雨でしたがそれでもまだまだ桜はきれいに咲いています。夜にはライトアップされて昼間とはまた趣きが違って幻想的できれいです。昼間もこの桜を見にくる人たちは途切れませんが夜も橋の上や並木道から桜を愛でる人たちが連日後を絶ちません。私も以前ママ友とウォーキングをしていた頃桜の時期は近くまで車で来てこの桜並木沿いに歩いていました。実は今日の画像は全て次男(大学1年)が撮ったものです。アルバイトの行き帰りにいつもこの川沿いを自転車で通るのでその時に撮ったそうです。普段は花などに興味もなく紅葉などを見ても別に…という感じなのですがこの写真を撮って帰って来て桜がとてもきれいだったと見せてくれました。花(桜)がきれいだと次男が言ったのを聞いたのは初めてだったのでなんだか嬉しかったです。やっぱり桜の美しさには心を動かされるのですね。(^^)毎日少しずつ道を散り桜が埋めていきます。桜のじゅうたんもまた風情がありますね。散っても美しい桜です
2023.03.29
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ちょっとご無沙汰してしまいましたきょうは、語学留学している長男(大学2年)が送ってくれた画像を紹介します。長男は大学の留学制度を利用して現在約2ヶ月間の短期留学でアメリカのシアトルに行っています。シアトルってアメリカの中でもけっこう大きな都市だと思っていましたが都会なのは中心部だけであとは田舎なんだそうです。田舎といってもGoogle Earthで見ると田んぼが広がっていて何にもない田舎というわけではなく住宅街の中にも森や川があって自然が豊かという感じです。でも住みやすい都市ランキングで上位に上げられている都市なので良いところだと思います。さて、画像ですが……スーパーなどには日本の商品がたくさん売られているようです。麺好きの長男、アメリカに行ってもうどんを食べています。これは「明星」ですが、アジア人が多いので「日清」が強いそうです。紀伊国屋書店やanimateもあるんですね。店名、漢字で書いてあるし……、日本人がやっているたい焼き屋さんhot, fresh and yummy japanese fish-shaped wafflesなるほどわかりやすい説明ですね。「あったかくて新鮮でおいしい、日本の魚の形をしたワッフル」こんな風に説明してあればだいたいどんなものかアメリカ人でも想像がつきますね〜 長男が言うには、中身はカレーとラーメンだそうです。(カレーかラーメンどちらかだよね?どっちもってことはないよね?)あんこじゃないってことでしょうか?ちょっと謎これがなんと10ドルするらしいです。つまり1300円ぐらいですね。高くないですかこんなジュースでも3ドルするらしい。日本の3倍ぐらいでしょうか。これ何だと思いますか?何に見えますか?これはガムウォールと言ってTripAdviserのランキングで「世界の不衛生な観光スポット第2位」に選ばれたこともある観光スポットなのだそうです。なんと使用済みのガムが大量に貼り付けられたレンガの壁なのです場所はパイクプレイス・マーケットのすぐ近くでガムの壁は全長15メートルでガムの匂いが漂っているそうですよ。こんな所、きっと他にはどこにもないですよね。いつも観光客で賑わっていてガムを噛んで大きく膨らませながら自撮り写真を撮ったり噛み終わったガムを壁につけて行く人がよく見られるという話。だからどんどん壁のガムが増えていくんでしょうね。20年以上に渡って貼り付けられたガムの糖分で壁が侵食されたりしてるそうです。一度130時間かけて掃除されたそうですがガムの重さは1000kg以上あったそうですスタバ1号店日本にもたくさん店舗を持つスターバックス。記念すべき1号店がシアトルにあります。マークが今とは違いますね。 ドリンクの容器?スペースニードル1962年の万国博覧会の時に建てられたもの。シアトルの中心地区にある塔でランドマークになっており当時、毎日2万人がエレベーターでこのタワーに登ったそうです。高さは184メートル。このタワーはマグニチュード9.0の大地震にも耐えうる設計がなされているとのこと。強風にも耐えることができ、時速10kmの風でも16mmしか揺れないそうです。すごい技術ですね。展望デッキとノースウエスト料理の予約制回転レストランがあり料理を食べながら眺望が楽しめるということ。そして最後に……アメリカ人は置物が好きだと言われたので私の郷土の博多が誇る名産品博多人形をお土産に持って行きました。部屋に飾ってくれているようです。一応英文の説明書をつけたのだけど気に入ってもらえたかな長男はもうすぐ帰国しますが異文化に触れ、いろいろ新しい経験もしたであろう約2ヶ月のアメリカ生活。私自身もアメリカに限らず海外の文化には大変興味があるので話を聞くのが楽しみです
2023.03.20
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次男が大学で“単位パン”なるものを購入してきました。単位パンって、何??これは2015年に初めて発売されたもののようで、大学生協東京事業連合が企画した商品です。主に首都圏の約60の大学で試験の期間限定で大学生協で販売されているものです。単位パンができたきっかけは大学生協の「一言カード」にあったそうです。「一言カード」は学生の意見や要望を取り入れるためのコメントカードで学生からは意見・要望のみならずときには人生相談などのコメントも寄せられると言います。その中には「生協で単位を売ってください。」という要望も多くそんな学生の切実な願いに何らかの形で応えたい……、そんな思いから商品かに至ったそうです。生協の方々って学生のことをいろいろ考えてくださってるんですね〜。親心みたいなものでしょうか。中身はカスタードクリームでしたが年によって中身はいろいろで過去にはカレーやミルククリーム、こしあんなどもあったようです。「単位を取るのはそんなに甘くない」ということで(甘くない)カレー味ということだそうです。なるほど単位はお金で買えないけど単位パンのレシートには「単位 108円」と書かれているそうです。なんかお茶目ですね商品化にあたり、当初の想定では袋に「単位」と印刷した表面が無地のパンだったとか…。しかしメーカーさんが気合を入れ、焼印用の「こて」を作成し7秒に1個のペースで丁寧に手押しをしてくれることになったそうです。ここにも愛情を感じますね。単位パンを励みに学生の皆さんが頑張って勉強して単位が取れるといいですね。ちなみに次男が買ってきた単位パンは家にずっと置いたままになっていたので私が次男からもらっていただきました単位パン食べなくてもしっかり勉強して単位とってくださいね
2023.02.12
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本を読みました。「三千円のの使いかた」。この本はドラマ化されていて現在土曜日の深夜放送されています。本屋さんでクローズアップされていて帯に作家の垣谷美雨さんの言葉で「この本は死ぬまで本棚の片隅に置いておき、自分を見失うたびに再び手に取る。そういった価値のある本です」と書いてあったのにちょっとインパクトを感じて手に取りました。原作とドラマでは年齢や設定が少し違いますが細かいセリフや行動がけっこう原作のままだったりします。三千円あったら何に使うか?“三千円の使い方でその人の人生が決まるよ”という言葉が出てきます。三千円を今を楽しむために使うか将来のために使うか何に使うかでその人の性格がわかる……。就職して憧れの一人暮らしを始め貯金の事などあまり考えていなかったけど一千万円貯めて一軒家を購入して保護犬を飼うという目標を立てて節約を頑張るようになった美帆。夫が残してくれた一千万の貯金では心細いので73歳から仕事を探す琴子。23歳で結婚して専業主婦となり毎月一生懸命節約をして計画的に貯金している29歳の真帆。友だちの熟年離婚の話を聞いてもし自分が今離婚したらとても経済的にやっていけないとわかってため息が出てしまう智子。そんな御厨家の女性たちの他にも定職を持たずにバイトでお金が貯まるとフラッと旅行に行くような生活をしている安生、その安生と結婚して主夫になってもらってもいいという女性など個性的な人たちが登場します。御厨家の人たちのお金の話がそれぞれの立場で描かれていてどんな世代の人でも人事でないような気持ちで読める本です。私も節約や貯蓄の話で参考になることがありました。TVの方も楽しく見ています。まだこれからも続くので興味がある方はぜひ
2023.02.05
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久しぶりに新しいバラ苗を植えました。この何年かのうちに何本かバラが枯れてしまいちょっと庭が淋しくなってしまったので枯れたバラと同じ品種のバラ苗を2本植えました。どちらも大好きなバラです。バル・デュ・ソワール約50cm四方の穴を掘り継ぎ目が胃面に土にもぐらないように苗を植え周りに土手を作ってたっぷりの水をあげて水が引いたらもう一度水をあげて完成!マチルダ春になるとこんな感じの花をつけてくれます。バル・デュ・ソワール コマツガーデンオンラインショップよりマチルダ TAHICHI MARCHE オンラインショップより他のバラたちもそろそろ冬剪定、寒肥の次期なのでボチボチやっていこうと思います。春になったらきれいに咲いた花をUPしますね。
2023.01.29
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新年あけましておめでとうございます。新年ももう5日すぎましたね。私は今週いっぱい仕事はお休みしています。今年はお正月料理は自分で作ったのは博多の“がめ煮”とお雑煮だけです。黒豆は私以外みんなほとんど食べないので今年は既製品にしました。博多雑煮本当はぶりの切身やかつお菜を入れるのですが好みでうちでは鳥もも肉を入れます。かつお菜はこちらでは手に入らないので三つ葉やタアサイを代わりに使います。がめ煮博多のお正月料理には欠かせない料理です。花レンコンがとっても面倒今年は誰も来ないので手抜きであまり丁寧に作ってません1日、2日は家でゆっくりして3日〜4日の1泊で家族でスキーに行ってきました。長男、次男の高校受験、大学受験が相次いでずっと自粛の冬でしたので久しぶりのスキーです。 いつものところ(たんばら)が宿が取れなかったので今回初めての苗場に行ってきました。大きなホテルだったのにおそらくほぼ満室レストランもゲレンデも人がいっぱいでした。私は年末から風邪を引いていて調子がいいイマイチだったので少しだけ滑って休憩。子どもたちはガンガン滑ってました。とくに長男はスキー大好きなので。帰ってきたらなんと小夏が……棚の上に置いておいたとっておきのおいしい猫用ごはんの箱をバリバリ破って勝手に5袋ぐらい食べてました実は狙ってたな普段そんなことしないので油断してましたね。お正月だからと思っておいしい猫用かつお節もあげたのに普段は療法食を食べているので本当はあまりおやつはあげてはいけないことになっているのです。まあ仕方ないか。今日は長男は大学の試験、次男も今日から新学期だそうです。私は後4日間お休みしま〜す。エリーのブログを今年もよろしくお願いします。
2023.01.06
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最終日の午前中大徳寺聚光院の特別公開に行ってきました。狩野永徳、松栄の筆による障壁画や千利休ゆかりの茶室、千住博画伯の障壁画「滝」などが公開されています。障壁画に関しては専門的な知識は全くありませんがこの特別公開のことをTVで見て見に行って見たいと思い予約しました。千利休の菩提寺ということでやはり茶道のお稽古をされている方がたくさんいらっしゃっていたようです、なかなか拝見出来ない障壁画の数々を説明付きで見せていただきました。永徳、松榮、それぞれの画風があるのですね。千住画伯の「滝」はダイナミックな筆致で鮮やかな青に白い滝はとてもインパクトがありました。ランチはchano-ma 京都。座敷タイプの席とテーブル席があり座敷タイプの席にはクッションがたくさん置いてあり大きなトレイを下に置いて座り込んで食事をいただきます。私が行った時には小さな子ども連れのお母さんたちが横で子どもを自由に遊ばせながら食事をされていました。(私はテーブル席)デリごはんメニューの中から好きな小鉢を4つ選ぶことができます。ごはんも黒豆入り玄米と白米から選べます。豚汁とお漬物が付いています。選べるのって楽しいですよね。おいしくいただきましたその後もう一つ行きたかったお店がありまして京都を出る前最後に立ち寄りました。茶寮FUKUCHA四条店トラディショナルティーペアリング4種類のお茶とそれに合うお菓子のペアリングです。左から宇治抹茶×ショコラオランジュ煎茶×柚子クリーム最中和紅茶×ミルティーユショコラほうじ茶×クルミとイチジクのタルト菓子器もかわいくてきれいなのです。それぞれじっくり味わいながらいただきました。欲を言えばお茶がホットだったらもっと良かったなぁ〜。ちょっと贅沢だけど楽しいティータイムでした。4泊5日の京都一人旅、行きたいところにたくさん行って紅葉にはちょっと早い秋の京都を満喫しましたできれば次は人混み覚悟で紅葉の見頃の京都を訪れたいものです。11月からここまで引っ張って途切れ途切れの更新でしたが読んでいただいてどうもありがとうございました。
2022.12.31
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最後の夜のライトアップは仁和寺です。 竹灯籠1本の竹を使って作られています。電動ドリルを使って、絵柄を竹に貼り付けて穴を開けて作るそうです。中門仁和寺は「もみじライトアップ」では東京カメラ部のプロデュースにより「文化財保護」や「観光公害」を生み出さないことを前提とした上で写真を撮りやすい明るさやライトアップの位置などを工夫した環境設計がなされていて「金堂」を中心にライトアップされています。竹を使った灯りが道を照らしています。紅葉も少しずつ進んでいる時期でした。五重塔温かみのある灯りです。鐘楼燃えるような真っ赤なもみじです。灯りに照らされて一層赤みを増して美しく見えます。ここも人は少なくゆっくりと鑑賞できました。1〜2週間後はこうはいかないでしょうね。混み合うとは思いますがやはり紅葉が一番きれいな時期に来てみたいものです。仁和寺は庭園も美しいようなので昼間にまた訪れたいと思います。
2022.12.31
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もう今日で今年も終わりですね。なんとか今年のうちにこの「京都ひとりある記」を完結したいので今日中に残りを一気に書き上げます!二尊院を出て歩いて行くうちにちょっと休憩できそうなお店を見つけたので入りました。いっぷく処「つれづれ」お菓子とお抹茶をいただいてしばし休憩です。雨も降っていたし少し休むとなんだかホッとします。そして次の目的地は祇王寺。私はこのお寺の木立の雰囲気がとても好きで嵐山にきたら必ずここに立ち寄ります。パステル画のような風景……ひっそりとした佇まいの草庵とか細い枝が繊細に伸びる木々に包まれた庭が悲恋の尼寺にふさわしい雰囲気を醸し出しています。紅葉情報でずっと「青葉」となっていましたが確かに紅葉というよりは緑が美しい庭でした。紅葉の見頃の時期にはこの青々とした苔も散りモミジに包まれるのでしょうね。誰が作ったのか……散りモミジのハート!かわいらしいですね。どこかせつない祇王寺に心惹かれます。祇王寺を後にして歩いて歩いて竹林の小径へ……。この辺まで来ると人が少し増えてきます。そぼ降る雨の中の散策です。お地蔵さんがかわいらしい野宮神社野宮神社の苔のじゅうたんもきれいですね。渡月橋ガイドブックで見るような錦秋の風景は見られませんでした。山が赤く染まるのはあと1〜2週間後かな。この後京都駅に戻り急いで夕食をとり最後の夜のライトアップへ。coming soon !!
2022.12.31
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この日のランチはどうしても行って見たいところがあって11:00開店なので少し早めに見に行ってみると順番待ちの整理券がもらえました。そして開店までの時間、気になるお店に立ち寄りました。私はミッフィーグッズが好きなのでこういうお店は立ち寄らずにはいられません。パン屋さんのようですが雑貨も売っています。ミッフィーのお箸を購入。そしてまだ時間があったので近くのお店をぶらぶら。こんなお酒を見つけました。「桜舞う」桜の花びらと金箔が入っている雅なお酒です。アルコール9%なので私にはちょっときついかも…と思ったのですがきれいだったので買ってしまいました!それと「京の猫さんくっきー」これは猫好きの子どもたちへのお土産です。猫の後ろ姿が可愛くて食べるのがもったいない画像は3枚ですが6枚入りです。さて、11:00になったのでランチです。行きたかったお店はぎゃあてい。ぎゃあてい御膳これが食べて見たかったのです。おいしそうでしょう料理の内容は日替わりで10日間熟成した西京漬ローストビーフ、謹製スイーツも入った豪華な御膳です。職人仕込みの旬のおばんざいが四季に合わせた小鉢に盛られています。小鉢を取ると下に料理の説明が書いてあります。見るだけでも楽しく食欲をそそりますがどれを食べてもおいしくさまざまな食材が摂れるという点でも最高です。「ぎゃあてい」とは般若心経の一部で「行け行け(思うがままに行きなさい)」という意味で天龍寺の和尚様が命名されたのだそうです。思いのまま、お好きなように料理を食べて欲しいという願いがこめられています。ランチの後は雨の中を歩いて二尊院に向かいました。雨のせいか人の気配がありません。総門から広く伸びる参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、両脇の紅葉は見事です。200本のもみじが並びます。だいぶ紅葉していますが、まだ青葉も見られます。白壁に赤いもみじが映えますね。雨に濡れた散りもみじ人がいなかったのでほとんど貸切状態です。お店が並んでいるエリアはあんなに人が多かったのにこの辺まで足を延ばす人はいないのでしょうか。枝垂れるように枝を伸ばすもみじ……空高く伸びる銀杏の木……もみじだけでなく銀杏の黄色も鮮やかです。赤く染まった葉と黄色の葉がトンネルを作っています。嵐山は何度か訪れていますが子どもが小さい頃はだいたいトロッコ列車に乗ったりしていたので二尊院はゆっくり見に来たことはなかったように思います。今回初めてゆっくり散策して風景の美しさに心動かされました。またぜひ訪れたいところです。
2022.12.30
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清水寺からバスと電車を乗り継いで嵐山へ…。嵐山の駅を降りると今までにない人出にびっくり!駅から渡月橋、天龍寺の前あたりの通りは大勢の人が歩いていました。まずは天龍寺の拝観です。天龍寺は世界遺産にも認定されていますね。見どころも多いです。門の横に紅葉「見頃」と大きく書いてありました。確かにかなり紅葉していました。鮮やかに色づいた紅葉はやはり美しいですね。目の覚めるような真っ赤なもみじがあちこちに……。まだ青葉のところもあります。まだまだこれから見頃は続きますね。曹源池庭園は国指定の史跡・特別名勝となっています。もう少し紅葉が進むと池にもみじが映ってきれいでしょうね。法堂の天井の巨大な「雲竜図」も見応えがあります、360°どの角度から見ても睨まれているように見えることから「八方睨みの龍」と呼ばれています。(撮影禁止なので画像はありません。)天龍寺を訪れた後は予約をしていた祐斎亭へ。この頃からあいにく雨が降り出したので傘をさしながらの散策です。大堰川(桂川)沿いを歩き少し階段を昇ったところにひっそりとあります。祐斎亭は染色アートギャラリーで染色体験などもできるようです。まずは茶室に通されます。窓の外の風景が黒いテーブルに見事に映り込んでいます。まだそれほど紅葉が進んでいないのでさまざまな色で描いたカラフルな絵のようです。大堰川の水は氷河湖のようなきれいなエメラルドグリーンです。次に丸窓の部屋に通されます。ここも黒テーブルが鏡のようになっています。丸窓で切り取った風景は美しいです。連結した丸窓は珍しいですね。外に出ると水鏡があり指で水面をなぞると水に映り込んだ風景が揺れて独特の模様を作って楽しめます。ここに来たのは初めてですが夏の青葉、冬の雪景色など四季折々の風景が楽しめそうでまた別の季節にぜひ、と思いました。
2022.12.30
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清水寺へは何度も行きましたが今回はちょっと違った視点から見てきました…。 ここには“七不思議”があるということなのでそれを紹介しますね。早朝6:30から清水さんへ……。ここは6:00から拝観できるので混まないうちに朝から行ってきました。さて、清水寺の七不思議その1……三重塔の龍瓦三重塔の東南隅の鬼瓦が鬼でなく龍になっている!龍は水の神ゆえ防火のおまじないか、と言われている。その2……阿阿の狛犬 狛犬は「阿吽(あ・うん)」の姿が一般的だが清水さんの狛犬は両方とも口を開けている「阿阿」の姿。その3柱が2本多い鐘楼普通は四隅の4本のみだが、重い梵鐘をしっかり吊るためか6本の柱で支えられている。正確な意図は不明。その4……斜交いに音が伝わる仁王門 腰貫の頭を叩くと、斜交いの柱にその音が伝わるというから不思議。大勢の人が叩くので貫の頭にくぼみが……。※腰貫(こしぬき)とは木造建築で柱と柱を繋げる横木のこと。 柱に穴を開けて貫くように通す。その5……橋がかかる轟門轟門の前には、水がないのになぜか橋が架かっている。手水鉢の水を流すためと、聖地への架け橋の意味も……。その6……岸駒(がんく)の燈籠ちょっと見づらいですが虎の絵が彫ってあります。岸駒は江戸時代の虎の絵の名手。この石灯篭の虎は夜になると吠えたり水を飲みに抜け出すという。そして、その7……平景清(たいらのかげきよ)の足形石豪傑と言われた平景清の足形とも、弁慶の足形ともいわれている。とにかく大きくてびっくりいろいろ不思議なことがありますね…。清水寺の紅葉ですがあまり期待していなかったのですがけっこうきれいに紅葉していました。ここもグラデーションが美しいですね。そして清水の舞台の下にはもみじの海が広がっていました。ここでこんなに美しい紅葉が見られるとは思わなかったのでちょっと感動でした人も少なかったのでゆっくり境内を散歩しました。観音様のお膝に触れてきました。音羽の滝「清水」の由来となった三筋の滝。江戸時代の『観音霊場記図会』に「中は利(徳)、右は「知恵」、左は「慈悲」とあります。京都に来たら必ず足を運ぶ清水寺。今度は桜の時期に訪れて桜に彩られた清水の舞台を見たいと思います。
2022.12.29
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詩仙堂を後にしていったんホテルに戻りライトアップに行く前にお楽しみ晩ごはん四条通りにある京料理のお店“田ごと”。光悦水指弁当本阿弥光悦の水指を映した器に季節の食材を彩りよく盛り込んだお弁当です。水指(みずさし)とは茶席で使用する水をたくわえておく器のことです。魚や野菜など一度に20品目以上食べられそうな観てもたべても満足できるお弁当でした。デザートのわらび餅おいしい食事に満足して今夜もまたライトアップへ.......!今夜は知恩院です。昼間ここの庭園を見に来たことはありますがライトアップは初めてです。国宝「三門」日本最大級の木造二重門です。拝観受付を通って友禅苑に入ると…...刻一刻と変化するライトの色........![鹿野苑ブルーのライトに照らし出された庭園が幻想的ですね。昼間とはまた違った美しさを見せてくれます。アートですね!普陀落の池に立つ明治時代に高村光雲によって作られた聖観音菩薩像です。池に紅葉が映り込んできれいです。女坂を上っていくと御影堂が見えてきます。国宝「御影堂」サーチライト?! レーザー光線?!なんだかスペクタクルショー?!といった感じでかなり派手というか光の演出が華やかですね。経蔵内部の天井や柱、壁面は狩野派の絵師の手によって荘厳されてるそうです。ライトアップの拝観は11年ぶりになります。月が昇ってきました。帰路の階段も両側も色とりどりのライトに照らされています。受付終了1時間前ぐらいに入ったのでわりと空いていてゆっくり拝観できました。知恩院のライトアップは紅葉のライトアップというより建物や庭園全体にライトを使って華やかな演出を施すといったものでカラフルな光がとってもきれいでした。さてこの日の翌日は早朝から動き出します。続きはまた今度........
2022.12.18
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叡山電鉄で八瀬比叡山口から一乗寺まで行きそこから15分ほど歩いて圓光寺へ.....。山門を入ると枯山水「奔龍庭」が目の前に広がります。渦を巻き、さまざまな流れを見せる白砂を雲海に見立て天空を自在に奔る竜を石組みであらわした平成の枯山水である奔龍庭。なんだか砂の紋様が立体的に見えてとってもインパクトがありますね。躍動感が感じられます。龍の頭部と背中付近にそびえたつ石柱はかつてこのお寺の井戸の部材として使われてるいたものだそうです。通常庭園の境界を示すために置かれる留石は置かずこの庭園はあえて未完のままになっています。「眺める方がその余白を埋めそれぞれのお心のなかで完成していただけたら.....」ということだそうです。中門ちょうど見ごろの紅葉がとっても鮮やかです。小さなお地蔵さんの頭にも散りもみじが......。なんだか照れてるようでかわいらしいですね。石碑がありました。「坂道をのぼり来たりて 月読の光あまねきに 打たれ立つかも」 望久太郎 「裏山の坂道を上がってきた時、視覚は一変し、まさに満月が凌厳山に出て心打たれて佇む」という意味のようです。 本道の裏手に回ると鮮やかな紅葉が......。十牛之庭禅の悟りに至る道筋を牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして近世初期のに造られた池泉回遊式庭園です。牛にみえる十の石が配置されていて左を向いている牛に見えるような石もあります。紅葉のグラデーション.....真っ赤でなくて黄色や青葉が混じっているのもきれいですね〜。この孟宗竹林は昔、円山応挙がよく訪れた竹林だそうで後にこの竹林を「雨竹風竹図」として書き残したそうです。本堂前には水琴窟が置かれています。水を湛えた手水鉢、細い柄杓、真赤なもみじ.....とっても風情がありますね。縁が広い盃型の手水鉢を使った水琴窟は珍しく、古くから“圓光寺型”として趣味人に愛されきたそうです。圓光寺の庭園は本当に美しく紅葉だけでなく竹林、お地蔵さん、水琴窟など心に残る風景がたくさんありました。次に京都を訪れる時にもここは外せないなと思いました。十牛の庭が真っ赤に染まるような時期に必ずまたここを訪れたいです。そして圓光寺から5分ほど歩いて詩仙堂へ......。詩仙堂実は私は今まで見てきた京都の庭園の中で詩仙堂が一番好きです。詩仙の間からこの庭を見ているだけで心が落ち着くのです。ずっと見ていても飽きません。静寂を破る鹿おどしの音にも安らぎを覚えます。だいぶ紅葉も進んでいました。紅葉の時期はかなりの混雑が予想される人気スポットだと言われていますので私のように感じる方々も多いのではないでしょうか。白砂の上を流れるような散りもみじもまた美しい......。ここも紅葉のグラデーションですね。ススキのある風景もいいですね。夕陽を受けて燃えるように空に広がる紅葉.......。詩仙堂は紅葉の時期だけでなく春のさつきなど四季折々の美しい風景が楽しめるので他の季節に来ても期待を裏切られません。いつか雪景色も見てみたいと思っています。詩仙堂.......エリーのイチ押しです。
2022.12.17
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京都バスで大原から八瀬駅前まで行き5分ほど歩くと見えてくるのが八瀬もみじの小径。ほんの少し紅葉していましたがほとんど青葉でした。この木々が真っ赤に紅葉するときれいでしょうね〜。残念拝観予約していたのは浄土真宗の寺院、瑠璃光院。ここは通常は非公開ですが、春の青もみじと秋の紅葉の時期にだけ公開されています。山門ここはもともと別荘として作られたもので1万2000坪の敷地に数寄屋造の建物と日本庭園があります。池の中では錦鯉が優雅に泳いでいます。ここの見どころの一つは書院の2階にある黒い机の天板に庭の紅葉が映り込む光景。(まだ紅葉見頃前ですけどね)紅葉はあまりしてませんが印象派の絵画のようで美しいですね。青もみじの頃もきっときれいだと思います。紅葉の頃より混んでないでしょうし。(予約はかなり埋まっていたと思います。入口前には予約した人の列がだいぶ長く続いていました。)瑠璃の庭瑠璃色に輝く浄土の世界を表したメインの庭。数十種類の苔の絨毯をぬってせせらぎが流れています。他にも茶室や「かま風呂」など見どころはたくさんあるということですが予約で取れる見学時間がわずか20分しかないのでそんなにあちこちは見学できませんでした。近くを流れる高野川の滝にもみじが覆いかぶさるように枝を伸ばしている風景が美しかったです。この後八瀬比叡山口駅から叡山電鉄に乗ります。もう一つ予約しているところがあるのです。
2022.12.08
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大原へは何度か行ったことがありますがいつも三条か四条あたりからバスで行きます。だいたい大原に9:00頃着くバスに乗るのですが今回はバスがほぼ満員でやっと乗れた感じでした。その後いくつかのバス停はもう誰も乗車できませんでした。その代わりすぐ後に臨時便が来るとのことでしたがやはりこの時期はかなり混み合うんですね。バス停から約15分ほど大原女の小径をてくてく歩いて宝泉院へ.....私は大原では宝泉院の庭園が一番好きです。この額縁庭園は落ち着いてゆっくり眺めたい風景です。春夏秋冬それぞれに違った趣を見せてくれる美しい庭園です。近江富士をかたどったと言われるこの巨大な五葉松は樹齢700年を超えています。見上げると枝が四方八方に伸びていて時の長さを感じさせます。そして水琴窟。理知不二と命名された珍しい二連式の水琴窟です。耳を近づけるとかすかに水の音が聞こえます。いい響きです。癒しの音です。宝楽園を散策します。宝楽園は平成17年3月に宝泉院境内南側の低地に新しく誕生した庭で「心の内なる広大な仏、神の世界を岩組、樹花、白砂等を持って表し美しく宝の如くそのままそこにある楽園の境を創作したもの」とされています。ここでは念珠石、亀甲石、銀石が使われているそうです。神仏を表現していたり、縁起が良いものであったりきっと石、樹々、花それぞれに意味があるのですね。立砂に散ったもみじの葉が山に咲く花のようでが美しいですね。紅葉情報ではまだ「色づき始め」だった宝泉院ですがもみじの色づきはだいぶ進んでいました。散りもみじもたくさん.....苔の鮮やかな緑もきれいですね。こんなところにも散りもみじ....だんだん人が増えてきてお昼どころが混みそうだったので少し早めに三千院近くの京美茶屋でランチをいただきました。きょうはゆば料理です。門前 湯葉と野菜の天ぷら付き午後には拝観予約を入れてあるところがあるので午前中のうちに三千院の紅葉を見に行きます。参道のもみじは真っ赤に染まっていました。ちょうど見頃ですね〜。「ゆず味」の生八つ橋が好きで以前ここのお店で購入したので聞いてみましたらゆずは12月からのもので今は「栗味」の時期だということで栗味の生八つ橋を購入しました。 見上げると燃えるようなもみじ.....わらべ地蔵の優しい表情がかわいらしいです。こちらはおさな六地蔵.....ちょっとコミカルな感じですね。この後八瀬駅までバスに乗ります。続きはまたこの次に.....。
2022.12.07
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ニュースによると数日前東寺のライトアップに400mの大行列ができたそうです。東寺は京都駅から徒歩圏内だしちょっと行ってみようと思う人も多いのでしょうね。中に入っても写真を撮る人が多くて全然前に進めないとか.....梅小路公園から足を伸ばして約15分..... 東寺のライトアップを見に行きました。 ここも紅葉の見頃にはちょっと早かったですが人も少なくゆっくり写真も撮れて美しいライトアップが見られて行っておいてよかったなぁ....と思いました。ここも水面に映るライトアップされた木々が幻想的で美しいです。鮮やかな一枚の絵のようですね。赤だけでなくカラフルな葉の色が華やかですね。やっぱり五重塔が存在感がありますね。「古都の美」という感じです。今まで京都には何回か来たことがありますが東寺はいつも近くをバスで通って五重の塔を見るだけで中に入ったことはありませんでした。私が行った時期にライトアップをやっているお寺は限られていたし梅小路公園の近くということで行ってみましたが行ってよかったです。素晴らしいライトアップを満喫できました。高さ55mもある日本一の木造の仏塔であるこの五重塔は京都のシンボルにもなっていますね。そばで見ると木組みの精緻さに驚かされます。すごい技です。染まりかけた青葉の色のグラデーションもきれいでした。今頃は真っ赤に染まってるでしょうね。「秋の京都ひとりある記」まだまだ続きます。
2022.11.30
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京野菜レストラン梅小路公園今夜はここで京野菜のディナーをコースでいただきます。 前菜肉料理メインのピザ そしてデザートです。 京野菜をたっぷりと味わった後はお庭のライトアップを楽しみます。 朱雀の庭の入口はレストランのある緑の館の2階です。朱雀の庭は平安遷都1200年を記念して作られました。この日はちょうど紅葉まつりの初日でした。 池に映り込む逆さもみじがきれいです。 朱雀の庭には約150本のもみじが植えられています。この池にはインド産の黒御影石を敷き詰めその上に1cmだけ水を張り、水鏡になるような手法が取り入れられています。築山の向こうに木々がある風景がなんだか里山の風景を思わせて 京都の街中にいるのを忘れてしまいそうです。幻想的な風景です。ここでしか見られない景色だと思います。もみじがもっと真っ赤に染まればさらなる美しい風景が見られそうです。月が風景のアクセントになってますね〜。月のある風景、好きです。以前ここには鉄道ファンの長男を連れて一度来たことがあります。SLに乗せるのが目的でした。あの頃は京都駅からバスで来るしかありませんでしたが3年前にJRの梅小路京都西駅ができて便利になりましたね。梅小路京都西駅を降りたらもうすぐ前が梅小路公園です。ここの庭園は昼間はまた夜とは違った美しさを見せてくれると思います。次はぜひ昼間に訪れたいと思っています。
2022.11.27
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おいしい湯豆腐をいただいた後は歩いて南禅寺へ......。ここは修学旅行で来ている中学生の団体もいて他のところより少し人が多かったですがそれでも込み合ってはいません。石川五右衛門の「絶景かな!」で有名な三門ですね。白壁の向こうからこぼれるようにせり出している紅葉.....。ここは天授庵です。京都の紅葉情報ではまだ「見頃」のところはほとんどなくどこもかしこも「色づき始め」だったのにここ天授庵は珍しく「見頃」だったので期待して中に入ろうとしたのですが......入口まで行くと「本日は法要のため参拝できません」と冷たい看板が..... しかたがないので三門の上から紅葉を楽しみます。天授庵のお庭はさぞ紅葉がきれいでしょうね〜。南禅寺は三門もすごいけど方丈もすごい!狩野元信・永徳の襖絵が全部で116枚もあります。方丈庭園小堀遠州作の枯山水石組と樹木を一箇所にまとめて余白を生かす手法は江戸時代以降のものだといいます。石の配置は「虎の子渡し」ともいわれるそうです。やはりまだ紅葉している木は少ないです。この辺はかなり紅葉していますが境内の中は半分ぐらいは青葉でした。水路閣あたりもまだ青葉でした。青葉も美しいですけどね。渡り廊下から見える庭も美しいです。南禅寺を抜けて禅林寺(永観堂)へと参ります。「もみじの永観堂」と言われる紅葉の名所ですね。ここも半分以上は青葉でしたが紅葉しているところはきれいでした。赤、オレンジ、黄色、緑が混じり合っているのもなかなかいいですね紅葉しているところだけ撮ってきました。まだまだほんの一部ですがあと1〜2週間後には一面の紅葉になるのでしょうね。その分人出もすごいと思いますが....。優しい眼差しの「やすらぎ観音」......。なんだか母性を感じます。このあとはホテルに一度戻って夜は夕飯をいただくところでライトアップも見て来ます✨
2022.11.26
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蹴上駅から10分ほど歩いたところにある無鄰菴を訪れました。無鄰菴は明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘です。庭園と母屋・洋館・茶室から構成されています、無鄰菴の名前の由来はこの草庵に隣家がないということによるそうです。ここは山縣有朋が3つ目に作った「無鄰菴」です。この別荘は山縣有朋のこだわりがかなり取り入れられています。庭園を見る前にスタッフの方による庭園の説明を聞くことができました。奥に見えるのは東山。山縣有朋はこれを借景とは呼ばず、「主山」と呼びました。この庭は全てが東山を軸に作られています。そして「苔によっては面白くないから、私は断じて芝を栽る」と苔ではなく芝が植えられています。植栽に関しても松や梅ではなく普通は庭木としては扱わない樅の木が取り入れられています。そして山縣有朋は池よりも川の方が趣致があると言って琵琶湖疏水の水をそのまま引いて「流れ」を取り入れました。庭の奥には滝があります。クサボケの実ここではきれいな紅葉が見られました。この庭園は七代目小川治兵衛が手がけたもので治兵衛は「植治」と呼ばれ後に明治を代表するカリスマ作庭家となっていきました。その植治の出世作となったのが。この無鄰菴。1951年に国の名勝庭園に指定されています。無鄰菴によって近代日本庭園が確立されたと言われています。母屋の2階はプライベート貸切カフェになっていてここからの紅葉の景色は最高に美しいとされています。通常は保存のために非公開となっていますが今年の秋は11月中なら予約優先で1時間につき1組のみ特別公開されています。貸切で優雅にお茶を飲みながら紅葉の景色を楽しんでみたいですね!お昼は南禅寺の近くの「八千代」で湯豆腐です。行きたかったお店が満室だったので近くで探したのですがなかなか良かったです。美味しい湯豆腐をいただいて次は南禅寺の拝観です。また次回.....。
2022.11.25
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朝から三井寺駅まで行き、びわ湖疏水船の大津乗下船場へ.....。びわ湖疏水クルーズの上り(大津〜蹴上)に乗るのです。びわ湖疏水船のHPはこちら船の定員は12名です。事前予約が必要です。クルーズの前に15分間ぐらい琵琶湖疏水の歴史などに関する説明のビデオを視聴します。明治維新で京都が東京に遷ったのに伴い、人口が減少し産業も衰退したため、第3代京都府知事の北垣国道が「琵琶湖の水を京都に引く」という江戸時代からの京都の人々の夢を実現させようと琵琶湖疏水を計画。工部大学校(後の東京帝国大学工学部)で「琵琶湖疏水の計画」という卒業論文を書いた田邊朔郎が21歳の若さで琵琶湖疏水の設計を担当することになり外国人の手を借りずに日本人のみで完成されました。日本で初めての技術もたくさん取り入れられていて近代化遺産としてとても高く評価されています。疏水にある幾つもの洞門(トンネル)の入り口と出口には扁額(文字が乗り込まれた額)が刻まれています。これは疏水建設に関わった人々や当時の日本を支えた政治家・権力者がその思いを書き記したものです。琵琶湖疏水という一大事業の完成を見た人々が水の流れや建築物の美しさを目の当たりにした感動が表現されています。第一トンネル東口「気象萬千(きしょうばんせん)」(様々に変化する風光は美しい) 伊藤博文(初代内閣総理大臣)小さくて見えませんが扁額の上には田邊朔郎をたたえた刻印があります。トンネルの中は真っ暗で前方の出口にかすかな光が見えます。北垣国道の扁額はトンネルの中にひっそりとあります。「寶祚無窮(ほうそむきゅう)」(皇位は永遠である。)トンネルを抜けるともみじの木があるのですが.....まだ見頃ではありません。でも水面に色が映ってきれいですね。乗っている間もガイドさんが詳しく見所や琵琶湖疏水の成り立ちについてなど説明してくれます。この辺は紅葉が進んでいて鮮やかな色でした。疏水沿いは遊歩道になっていて散歩する人たちはみんな手を振ってくれました。第三トンネル東口「過雨看松色(かうしょうしょくをみる)」(時雨を過ぎると一段と鮮やかな松の緑をみることができる) 松方正義(初代大蔵大臣)第三トンネル西口「美哉山河(うるわしきかな さんが)(なんと美しい山河であろう) 三条実美(初代内大臣)蹴上合流トンネル北口「籍水利資人工(すいりをかりて じんこうをたすく)」(自然の水を利用して人間の仕事に役立てる) 田邊朔郎(京都府御用掛)九条山浄水場ポンプ室蹴上の乗下船場にある風格のあるこの建物はポンプ室です。防火用水を京都御所へ送る目的で建設された建物で中にはポンプがあるだけなのですが大正天皇が皇太子だった頃に疏水を船で下って施設を視察されるとの話があったため豪華な装飾が施されています。関係者が並んで出迎えるために側面にある出入り口とは別に疏水側にも玄関を設けてあります。ガイドさんのお話では実際には皇太子はここに来られなかったとのことです。現在は倉庫になっていてすぐ横に実際今使われている簡素なポンプ室があります。乗船時間約1時間の船旅でした。あまり紅葉が見られなかったのがちょっと残念でしたがいろいろ勉強になりました。ルート全体の両岸に桜並木が続いているので桜の頃に乗船したらすばらしいお花見ができると思います。次はぜひ桜の頃にまた乗船したいと思います。
2022.11.23
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圓徳院を出てすぐそばの石段を登って高台寺へ......。遺芳庵ここも紅葉はまだ進んでおらず、半分以上は青葉でした。方丈の前では音と映像の世界が繰り広げられていました。2024年に迎える豊臣秀吉の妻・北政所(ねね)の400遠忌に向け今年のプロジェクションマッピングのテーマは「追憶の光」です。見事なプロジェクションマッピングを楽しんだ後は臥龍池へ.....。小堀遠州作の臥龍池では、水面に映った逆さ紅葉が見られます。幻想的な世界です。しばし見とれてしまいました。竹林に出るとここにも光が.......。ミラーボールの光を受けたように竹林が光っています。空から光が降ってくるようで竹林の中にいると幻想的な空気に包まれます。うまく再現できていませんが実物はもっとずっと美しいです。まだ紅葉は見頃を迎えていないので人出もまばらでゆっくりライトアップを鑑賞することができました。帰り道、通りの信号が数百メートルにわたって全部青でしたどうでもいいことですが、なかなか見ない光景なので思わず撮ってしまいました
2022.11.21
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円山公園からねねの道を通って圓徳院に行きました。圓徳院に来たのは初めてです。北政所ねねが晩年に暮らしたところですね。一部の木々は紅葉していましたがまだ大半は青葉でした。南庭圓徳院には有名な襖絵がたくさんあります。方丈 上間の間の襖絵「雪月花」志村正画伯によるものです。他にも赤松燎画伯赤松燎画伯の「白龍」、長谷川等伯画伯の長谷川等伯画伯の「山水図襖絵」など有名な襖絵がたくさんありますが私はこれ↓も好きでした。藤井湧泉画伯による「蓮独鯉襖絵」中国出身の画家が長谷川等伯画伯の「山水図襖絵「に感銘を受けて“日本の装飾美である引き算の美学(余白の美)を中国に紹介したい”とこの水墨画を描いたのだそうです。蓮の色のグラデーションがとても美しいと思いました。(襖絵は座って鑑賞するものですがこの時は立った状態で写真を撮ってしまったので写真の撮り方を工夫すればもっときれいに撮れたんですよね)北庭のライトアップです。この後高台寺へと向かいます。次回は高台寺のライトアップです。
2022.11.20
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羽田空港空港に行くとワクワクします。今から非日常の世界に旅立つんだという高揚感ですね。このところ国内旅行には行けなかったのでこの秋こそは........と久々に旅立ちました。15年ぶりの“秋の京都ひとりある記”です。伊丹空港から高速バスで京都へ.....。京都駅からは地下鉄でホテルへ向かいます。今回泊まったのはちょっと雅なホテル......「歌舞伎の間」なんていうのもあります。京都であちこち移動するには三条か四条あたりのホテルが便利ですね。夕方着いたので早速予約していたお店に歩いて向かいます。いもぼう平野家本家円山公園の中の八坂神社の北側にあるお店です。京都名物“いもぼう”とは海老芋と呼ばれる海老の形をした芋と北海道産の棒鱈を炊き合わせた京料理です。この料理の特徴は全く違う性質の素材同士がお互いの性質をうまく作用させている点で「出会いもん」と言われているそうです。円山御膳いもぼう厚く面取りした海老芋と一週間余りかけて柔らかく戻した棒鱈を丸一昼夜かけて炊き上げたものです。里芋のような味でよく出汁が染みていて鱈も柔らかくておいしかったです。デザートはほうじ茶のアイスさっぱりしていて食後にはよかったです。この後すぐ近くの圓徳院と高台寺のライトアップを見に行きます
2022.11.19
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ハイデルベルグ2日目の朝、無事全員PCR検査陰性の結果がメールで届きました。大丈夫だと思ってはいても無症状でも陽性ということがあるので結果を知るまではやはり落ち着きませんでした。一人だけ陽性というのも困るので全員陰性で本当に良かったです。朝からハイデルベルク城へ.....。この門をくぐってお城のテラスに出ます。緑がいっぱいの庭園は散歩するのに良さそうです。ハイデルベルク城は13世紀ごろに築かれその後戦争や落雷によってかなり破壊されて1900年ごろに一部修復されています。テラスからはハイデルベルクの街並みが見えます。フリードリヒ館1607年にフリードリヒ4世によって建てられて以来代々の選帝侯の居住館だった建物です。ファザード(正面の装飾)は黄色の砂岩でできていて壁面には歴代の力のあった選帝侯の像が飾られています。珍しい花が咲く木がありました。近づくとふわふわした感じの花です。お城を後にして次の目的地シュトゥットガルトへ向かったのですが前の日の電車の遅延で半日分観光予定がずれてしまったためちょっとタイトなスケジュールになってしまいました。ポルシェミュージアム長男が楽しみにしていたポルシェミュージアム。シュトゥットガルト中央駅から電車で何駅か乗ったところにあります。私と次男は興味がないので外のカフェでくつろいで長男だけ行ってきました。なかなかの見応えがあったようです。この後本当はベンツ博物館にも行く予定だったのですが次の予定もあったのでこれはやむなくスキップ。ポルシェが見られたからもういい、と長男が言うので訪問しないことにしました。そして向かったのがシュトゥットガルトの市庁舎。何があるのかというとここの市庁舎のエレベーターがちょっとおもしろいという話、ガイドブックには載っていませんが長男が大学の先生からシュトゥットガルトに行くのなら市庁舎のエレベーターを見てきたらいい、と教えてもらったらしいのです。どんなエレベーターかというと.......パーテルノステル写真左側が上に、右側が下に向かうエレベーターで一定の速さで動き続けます。この時は停止している時間だったのでドアは両方とも閉まっていますが運行中はドアが常に開いていて、観覧車みたいな感じで回っています。ドアがない観覧車みたいな感じなので丁度いいタイミングを見計らって乗り降りするのです。ちょっと危ないですね。タイミングを逃したり万一落ちたりすると危険なのでエレベーターの脇にはたくさん注意書きがありました。スケジュールがずれ込んだせいで私たちが市庁舎に着いたのが17:00少し前。すぐわかるかと思いましたが市庁舎と言っても建物が複数ありどの建物にこのエレベーターがあるのかわからなかったのです。あれこれ迷っているうちに17:00を過ぎてしまいエレベーターは17:00までだったようで乗れませんでした予定通りハイデルベルク城に前の日に行けていたらこの日は朝からシュトゥットガルトに向かえていたのに.....全てドイツ国鉄のせいだ〜ぜひ動画でこのエレベーターの仕組みをご覧ください。→こちら。この建物ですよ。もしシュトゥットガルトに行かれる機会がおありでしたらぜひ乗ってみてくださいそして最後の目的地、ミュンヘンへ。ミュンヘン市街路面電車(トラム)が走っています。駅から徒歩5分ぐらいのホテルベイヤーズ。ここのスタッフの方々が皆さんとっても親切でいろいろ助けていただきました。イチオシのホテルです。ミュンヘンでも重宝しました。スーパーマーケットREWE!翌日は午後には空港へ向かう予定で午前中ほんの少しだけ観光の時間があったのでガイドブックに“自由な空気が溢れる学生街、若々しい活気がみなぎる注目エリア”と書いてあったシェリング通り界隈に行ってみたのですが.....通りはがらんとして人通りもなくガイドブックに載っていたお店も地図の位置は合っているのにどこにも見当たりませんでした。コロナのせいで変わってしまったのでしょうか。ちょっと残念です。ホテルまでの道を散歩して帰り、そのまま空港へ向かいドイツ旅行は幕を閉じました。今回の旅行は事前にコロナ対策にかなりの時間を取られ本来の旅行の準備が思うようにできず後から、現地の情報を調べる時間が十分あればもっと充実した観光ができたなぁ....と残念な思いもありました。でも安心して旅行をするためには必要なことだったしこんな状況でも行けてよかったと思います。途切れ途切れの更新で長く引っ張ってしまいましたが読んでいただいてどうもありがとうございました。まもなく別の旅行記をUPする予定です。(実は最近国内旅行に行ってきました。)また読んでいただければと思います
2022.11.17
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フランクフルトから電車でハイデルベルクへ移動して午後はハイデルベルく城とハイデルベルク大学をを訪問予定だったのですが.....またもや電車の遅延.......1時間以上遅れてハイデルベルクに到着したためハイデルベルク城観光は翌日に延期しハイデルベルク大学へ向かいました。予定では両方ともこの日に見学予定だったのに.....。これがけっこう後の予定に響きましたハイデルベルク大学は神聖ローマ帝国時代に創設された歴史あるドイツ最古の大学でたくさんのノーベル賞受賞者を輩出した名門大学です。ここの見所は学生牢。治外法権だった当時軽犯罪を犯した学生たちが閉じ込められました。壁や天井に自分たちの罪状やシルエットなどの落書きが残っています。学生牢のトイレこの学生牢は1914年まで使用されていました。優秀な学生たち、どんな犯罪を犯していたのでしょう。ちょっと興味がありますね。カール・テオドール橋少し歩いてネッカー川沿いを散歩しました。カール・テオドール橋は1788年に建てられた橋で長さは200m。この橋は通常アルテ・ブリュッケ(古い橋)とも呼ばれていて左右の塔は牢獄に使われていたこともあるとか。200年ぐらい前までは屋根のある跳ね橋だったそうで洪水などで何度も流されて再建され現在の橋は8番目の橋と成ります。対岸からはハイデルベルグ城が見えます。「蛇の道」昔ここに来た時に確か橋を渡ったところに哲学者の道の入り口があったなぁ....と思いながら歩いて見つけたのがこの「蛇の道」。ここから先が哲学者の道だっけなぁ...と思いながら進んでいくと....細い道が見えてきました。どんどん急な坂道になっていきます。いくら進んでもくねくね曲がった険しい石畳の道が続きます。なるほど、「蛇の道」ね。下を見るとハイデルベルクの街並みが小さく見えます。お城もよく見えます。ここからの眺めが一番きれいかもしれませんね。こんな所にサンタさんが.....!道路から下へ降りる階段の下から覗いています。誰がここに連れてきたのか、ちょっとお茶目ですね。しばらく行くとやっと哲学者の道に出ました。歩いている人たちがちらほら見えます。この道はかつてゲーテをはじめ、多くの詩人や哲学者が思索にふけったという道です。緑に囲まれた道を歩いて眼下にはハイデルベルグの街並みが広がる....思索にふけるにはいい所だったのでしょうね。下に降りて横断歩道を渡ろうとしたら信号が.....この緑と赤のサインのかわいい柄はアンペルマンと言います。旧ドイツの信号に使われていた絵柄で統一後のドイツでも大人気なのだそうです。ベルリン市内には8つのアンペルマンショップがあり、なんと600種類のアンペルマングッズが販売されているのですよ。夫がアンペルマングッズがお土産に欲しいというのでいろんな所で探したのですがホテルのスタッフの方に聞いても「アンアペルマン?あ〜。」という感じでいまいちポピュラーではなかったですね。ベルリンに行かなければ他のところにはないようです。残念ホテルまでの帰り道はゆっくり歩いて(行きはバスでした。)お店がたくさん並ぶ道を散策しながら帰りました。ショーウィンドウに招き猫が......。これ、フィレンツェでも見たことがある風景です。日本の招き猫は商売繁盛グッズだと知られているのでしょうか。翌日はハイデルベルック城に行ってその後はシュトゥットガルトへ向かいます。
2022.11.08
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少し間が空いてしまいましたが引き続きドイツ旅行記です。フランクフルト中央駅フランクフルトに来たのは一つにはここでPCR検査を受けるため。この時期、日本に入国するには出国前72時間以内のPCR陰性の証明書がなければ飛行機に乗せてもらえなかったのです。本当は密を避けるために大都市は訪問したくなかったのですが日本でPCR検査の代行予約をしてもらったため検査を受けられる都市が限られていたのです。フランクフルトのタクシーはみんなベージュ色でフォルクスワーゲンやベンツがさすがに多いですがプリウスのタクシーもいました。マイン川にかかる橋を渡ってザクセンハウゼン地区へ。ここはアプフェルヴァイン(アップルワイン)で有名なところです。長男がここに行きたいと言ったので3人で行ってみました。これがそのアプフェルヴァイン。りんごの風味がするそうです。お酒が飲めない私とお酒が嫌いな次男はアルコールフリーのアプフェルヴァインを注文しました。りんごジュースではないんですよ。アップルジュースというのは別にメニューの中にありました。どう違うんでしょうね。それからまた橋を渡ってレーマー広場に行く途中.....橋に無数の南京錠が.......!!すごい数ですよこの鉄の橋(アイゼルナー・シュテーグ)だけでなくヨーロッパの橋にはこのような光景がよく見られるそうです。これはカップルが南京錠に名前や日付を刻んで川に鍵を投げ入れるという風習があるため。おまじないみたいなものでしょうか。レーマー広場は歴史的建造物やカフェに囲まれています。大道芸人や観光客目当ての屋台が出ることもあるそうです。この時は割と人が少なかったです。切妻屋根の建物の真ん中が旧市庁舎です。昔は貴族の館だったそう。そして広場を抜けて大聖堂へ....。大聖堂の塔の高さは95m。4月から10月までは塔の上まで行くことができるのですが300段以上の階段を登らなくてはなりません。この情報は後から知ったのですが知っていたら登ってましたね。元は1235年に建てられた聖バルトロメオ教会だったのが1356年に皇帝の選挙場となってから大聖堂と呼ばれるようになりその後、皇帝の戴冠式も行われました。大聖堂の中は無料で見学できます。とても厳かな雰囲気です。しばらく通りを散策した後絶景スポットマインタワーへ...。(タワーの画像がなくてすみません。)展望台からの眺めマインタワーは高さ200m、54階建てのヘッセン州立銀行ビルです。屋上の展望台からの眺望はまさに絶景です!フランクフルトの街並みとマイン川が一望できます。バーやレストランもあって夜景も見られるという人気スポットです。夜景、綺麗だろうなぁ....。フランクフルト中央駅も見えます。この一帯が国際金融の中心地ですね。細い高層ビルが並んでいます。この後ホテルに戻りこの日はやっとレストランで夕食をとることができましたスイス旅行の時はあまりの物価の高さにcoーopで買い物をしてホテルで食べましたがフランクフルトもスイスほどではないですがけっこう物価が高いのでREVEというチェーン店のスーパーを見つけてそこで朝食用の食べ物を買ったりしました。日本のインスタントラーメンや焼きそばも売ってましたよ。値段は130円ぐらいなのでそんなに高くはないですね。でもおにぎりは1個500円もするんですよ。買えませんね。ビーフ味って日本では売ってませんよね。日清のEU版ホームページによると現在ヨーロッパで販売中の「出前一丁」は全部で10種類あるそうです。アジアでも、香港では14種類の味があるとか....。「出前一丁」って人気があるんですね〜。翌日の朝、泊まっていたホテルのすぐそばのホテルでPCR検査を受けました。鼻の入り口付近から採取する鼻腔ぬぐい液を使った検査です。痛いかなと思ったのですが全然大丈夫でした。結果は翌日朝8:00ごろメールで届くそう。ちょっとドキドキですね。フランクフルトでの最後の観光スポット、シュテーデル美術館。ここには中世から現代までのヨーロッパ絵画が収蔵されています。14世紀〜19世紀の作品が約400点展示されていて絵画のテーマや年代によって展示室の壁の色が違っているのでわかりやすいです。ボッティチェリの「女性理想像」です。モデルは「ヴィーナス誕生」、「プリマヴェーラ」と同じくフィレンツェ一の美女と言われながら肺結核によって22歳で他界したシモネッタ・ヴェスプッチと言われていますが書かれたのは彼女の死後だということです。美術館を後にしてフランクフルトの観光を終え、ハイデルベルクへ向かいました。続きは又次回.....。
2022.11.06
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今回泊まったラインフェルス城はザンクト・ゴアールの山の上にある1245年に建てられた古いお城です。かつてはライン川交通の要所となっており、またライン川最大の要塞でしたが18世紀に廃墟となり、1973年から一部が高級ホテルとして利用されています。ドイツには古城はたくさんありますがラインフェルス城ほど巨大な要塞はほとんどなくライン川河畔ではかなり大きなお城です。広いお城の中をだいぶ歩いて私たちが泊まる建物に案内されました。部屋からはライン川が一望できます。向こう岸にはザンクト・ゴアールハウゼンの街並みが見えます。部屋には広いテラスが付いていました。ここからライン川を眺めてゆったりした気分に浸れますこの日も夕食を食べはぐれた私たちですがさすが“シュロス(お城)”湯沸しポットが部屋に備わっていました。もちろん冷蔵庫もありました〜。せっかくこんなお城に泊まったのに非常に残念ですがお湯を沸かして“非常食”をいただきました。翌朝はしっかり朝食をいただきました。ホテルはどこも朝食はビュッフェスタイルです。朝食会場から部屋まで美しい庭園を散歩しながら帰ってきました。次の目的地へ行くためにまずは対岸のザンクト・ゴアールまでフェリーで渡ります。クルーズ船は運行できないけれどフェリーは通常通り運行しているのですね。距離が短いからでしょうか。猫城 ザンクト・ゴアールハウゼンの街の背後に見えるのは猫城です。ラインフェルス城と同じカッツェンエルボーゲン伯爵によって建てられました。カッツェンエルボーゲンというのは「猫の肘」という意味でお城の名前の由来となっています。川幅の広いこの辺りで上りの船からも下りの船からも確実に通行税を徴収するために設けられた関所でした。ザンクトゴアールの街を離れて行きます。パステルカラーの建物がかわいいです。高台にラインフェルス城が見えます。ライン川沿いのお城では一際大きく荘厳なお城です。前の日にライン川クルーズができなかったのでこの日は列車の車窓からライン川のお城見物です。アウフシェーンブルク城12世紀後半に築かれ、19世紀後半にホテルとして再建されたお城です。その間「レ・ミゼラブル」の著者、ビクトル・ユーゴーに「世界で一番美しい廃墟」と言わしめたと言われています。現在は古城ホテルとして人気を博しています。プファルツ城14世紀ごろ通行税を徴収する関所として中州に建てられた真っ白な美しいお城です。現在は資料館となっています。ラインシュタイン城「ラインの宝石」という名のお城。13世紀ごろに建てられ、マインツ司教管轄の裁判所となった1000年の歴史を誇る美しいお城です。19世紀頃修復され、現在は個人所有となっています。ライン川で最も美しいお城の一つとして人気を博しています。他にもいくつものお城が車窓から見えましたが遠いのでなかなかきれいにカメラに収められず遠目に眺めるだけとなってしまいました。ローレライの岩もほとんど目で捉えられませんでした。将来またドイツに来ることがあればその時こそライン川クルーズを.....!降水量が増えて早く水位が上がるといいですね。次の目的地はフランクフルトです。
2022.10.18
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ローテンブルクを後にして楽しみにしていたライン川クルーズのために電車でライン川沿岸の街、リューデスハイムへ。つぐみ横丁リューデスハイムのメインストリート、つぐみ横丁はライン川の水運とワインの醸造で栄えた街です。長さ230mの通りにワインや居酒屋、お土産物屋さんが並んでいます。通りが狭いせいもあり、たくさんの人で賑わっていました。飲み物を買ったら関西弁で「おおきに!」と言ってくれるおじさんもいましたよワインの試飲もできるので長男は試飲をして白ワインを1本買いました。私は飲めないながらも赤ワインを1本、夫のお土産用に....。ランチの前にラインクルーズのチケットを買っておこうとチケットの窓口に行ったら......。なんと運休!!なんでなんでなんで???ライン川の水位が低いために何日か前から船が出せないのだというような内容の看板が!こんなことってあるんですね〜。まさか水位が低くて乗れないなんて考えてもいなかったです。ドイツなんてなかなか来られないのに今日に限って運休だなんてなんと運が悪いのだろう〜と思っていたら今日に限ったことではなかったようです。日本に帰って知ったのですが昨今ライン川の水位低下は深刻な問題となっているようです。「ドイツにとって物資流通の要と言えるライン川は、猛暑による渇水で水位が急速に低下し、このままの勢いなら船舶が航行不能になる水準まで達する可能性があるとの見方が出てきている。」という記事が.....。詳しく知りたい方はこちら。このままでは「欧州の大動脈」と言われるライン川で石油、鉄鉱石、自動車部品などが大量輸送できなくなる可能性があるということです。最悪工場が停止になることが心配されるほどだそうです。ヨーロッパ全体の経済にさえ影響が懸念されています。これはライン川だけに限ったことではなくヨーロッパ全体が雨不足で大変だそうでイギリスも郊外ではテムズ川が干上がってしまっているということです。イングランドでは水の使用制限がありホースの使用が禁止され、ホースを使って洗車をしたりすると罰金が科されるらしい!!クルーズどころではないですね。予定ではリューデスハイムからザンクト・ゴアールまで船で行ってそこで泊まることになっていたのですが船が出ないとなるとどうやってザンクト・ゴアールまで行くかが問題です。電車で行くことを考えましたがザンクトゴアールは位置的にはリューデスハイムから行くと対岸にあるのです。観光案内所で相談するとリューデスハイムからすぐ対岸までフェリーが出ているのでフェリーで渡ってそこから鉄道駅(ビンゲン)でザンクトゴアールまで行くといいと教えていただきました。対岸行きのフェリーは20分間隔で出航していました。とりあえずランチを.....と思い、荷物を預けることにしました。観光案内所で頼んでみたら近くのパークホテルをいうところで有料(荷物1個あたり15ユーロ:約2000円)で預かってくれるということでした。パークホテルパークホテルは駅からクルーズ乗り場の方に約10分ぐらい歩いたところです。荷物は時間に関係なく15ユーロで預かってくれました。そのすぐ近くでランチをいただきその後つぐみ横丁を散策してフェリーで対岸に渡りました。フェリーの船着場から線路が見えたので駅まではそう遠くはないだろうと思い通りがかりのジョギング中の老夫婦にビンゲンの駅はどこかと聞くと驚かれビンゲンは5kmぐらい先で1時間ぐらい歩いたところだと言われたのです。え〜??5km?!観光案内所のおばさんの言い方ではそんなに遠い感じではなかったけどなぁ....。しかたがないので線路沿いに歩き続けると15分ぐらい歩いたところになんと駅が.....!ビンゲンという駅ではありませんでしたがともかく駅です!教えてくれたおじさんにその(5m先の)駅が一番近い駅かと聞いたら“Yes”って言ってたんだけどなぁ。もっと近い駅あるじゃん。まあ、駅があってよかったよかった.....と思ってホームに上がって電車を待っているとホームの掲示板に「5分遅れます。」その後「10分遅れます。」「15分遅れます。」出た!ドイツ国鉄の遅延!この後乗り継ぎの電車も同じように遅れ結局私たちが目的地に着いたのはまたもや予定より1時間以上遅い時間でした。もう私たちのドイツ国鉄に対する信用は失墜しました。スイス旅行に慣れている私たち、鉄道の時刻が正確なのはスイスと日本ぐらいだということをすっかり忘れてしまっていたのでした。車窓から見たライン川ザンクト・ゴアールに着いた時にはすでに疲れてしまっていた私たちはホテルまでの急な坂道を重い荷物を転がしてなんとか到着しました。この日泊まったホテルはなんと古城ホテルですよ〜。ラインフェルス城やっとホテルまでたどり着いたのはいいのですがなにせかなり遅くなってしまったのでレストランのラストオーダーの時間は過ぎておりまたもや晩ご飯を食べ逸れる羽目になってしまいました。ドイツ国鉄、なんとかしてくれ!
2022.10.09
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いつもエリーの日記を読んでくださっている皆さまおかげさまでエリーのブログ“Loving Spoonful〜エリーより愛をこめて”が10月5日で開設17周年を迎えることができました。チューリッップの財津さんが「(コンサートができるのは)みなさんのおかげですよ!」と言われてますがエリーがこんなに長い間ブログを書き続けられるのは読んでくださる皆さんのおかげです。長い間更新していなくても毎日たくさんのアクセスがあって過去の記事を読んでくださっているんだと感謝の思いです。17年間でダントツ一番アクセス数が多いのは2006年5月13日の日記「北山杉」(うめまつり):懐かしすぎる70年代フォーク」。トータルのアクセス数が22540!コメント数29。「北山杉」は私が70年代に聞いていた歌なのですが当時でもそんなにメジャーではなかったはず。それでもこの記事は16年経った今でも毎日「よく読まれている日記」の上位に入っているのです。この日記にはうめまつりの演奏のURLが貼ってあるのでみなさん聞いてくださっているのでしょうか。この歌は大好きな歌なのでとっても嬉しいです。一つお詫びをさせていただきます。2007年の秋頃から2014年頃までの日記の画像が消えてしまっています。実はこの時期画像を保存していた写真共有サイトがサービスを終了してしまったのです。サービス終了前にうまく別のところに画像を写すことができなかったためその分の画像が消えてしまいました。そのためわかりづらい日記になってしまっています。時間を見つけて少しずつ修復していこうと思っています。とりあえず現在2007年10月〜11月にかけて書いた「エリーの“秋の京都ひとりある記”」を少しずつ修復中です。画像なしの状態で読んでいただいた方はもう一度画像入りの記事をごらんください。これからも不定期で細々と続けていくつもりですので読んでいただければありがたいです。人知れず応援してくださっている方々ももしコメントをいただければ嬉しいです。これからもエリーの日記をどうぞよろしくお願いします
2022.10.06
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街中のレストランでランチを済ませた後は街の散策です。おみやげ屋さんを見たりスーパーのようなお店で飲み物を買ったりしてしばらく街の中を歩きました。木組みの家が連なっている道の先にマルクス塔とレーダーアーチが見えます。後から知ったのですがここは街並みの2大撮影スポットなのだそうです。なんとなく写真を撮りたくて撮ったのですがどこか人を惹きつけるものがあるのかもしれませんね。前回行ってとても気に入っていた美しいブルク公園に行きました。街の西側に広がる緑豊かな公園です。12世紀にここにホーエンシュタウフォン家の城(ブルク)があったことがこの公園の名前の由来となっています。城は1356年の地震で倒壊した後は再建されなかったため庭園だけが残っています。お城の庭園だったこともあり彫像もいくつか立っていて優美な雰囲気です。公園は街一番の高台にあるのでタウバー渓谷の向こうの街並みが一望できます。レーダー門城壁に沿って歩くといくつかの門があります。レーダー門は唯一、塔門の頂上まで登ることができる門です。門前に保存状態のいい税関と見張り小屋もあります。私たちは登りませんでしたが登ったら見晴らしがいいだろうなぁ....。街の中心、マルクト広場です。市庁舎や市参事宴会場などがあります。市参事宴会場現在は観光案内所となっていますが元は1446年築の市参事(市議会議員)の宴会場で建物正面(3階の時計の両脇)に仕掛け時計があり10:00〜22:00の間1時間に1回街の伝説「マイスタートゥルンク(市長の一気飲み)」の一場面が再現されます。市庁舎後ろに見える鐘楼に登れると聞いたので登ってみました!私は訪問した先に塔があると大抵登ります。高いところから見た風景が好きなんですね。塔の上の展望台から見たマルクト広場です。地上60mの風景です。パステルカラーの建物は可愛らしくまさに“中世の宝石箱”ですね。郊外には豊かな緑の風景が広がっています。この眺望を楽しむために人一人がやっと通れる狭い狭い通路と険しい階段を息切れするほど登りました。登りはまだいいのですが降りる時にあまりの階段の険しさに階段を5〜6弾滑り落ちてしまった私....。スニーカーを履いていましたがこれは登山靴でないとダメかも....!ホテルに帰って疲れてみんなでしばらくベッドで休んでいる間に夜になってしまいなんとこの日も晩ご飯を.....飲み物は買っておいたのですが何せ冷蔵庫がないので冷やせずぬるい飲み物と街で買ったスナックでしのぎました。
2022.10.03
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陽が落ちる頃フュッセンからローテンブルクへと列車で向かいました。ICE(インターシティエクスプレス)に乗れると鉄道マニアの長男はワクワクでした。座席の窓の上にこんな表示が.....。「非常時にはハンマーで窓を割って両手でガラスの隅を押して外へ逃げろ!」ってこと?よく見ると座席の上の方に細いハンマーが据え付けられています。すごいな、ドイツ国鉄。日本では絶対こんなのないですね。そして.....これ何のサインだと思います?非常口のサインではあるでしょうが矢印の方向に非常口がある?でもこのサインは窓の上にあるのですよ。この下向きの矢印はドイツでは直進という意味だそうです。日本と方向が逆ですね。でも直進と言っても窓の下は座席(その下は床)ですからね。よくわからないですねーーー!何回か乗り換えて19:00頃ローテンブルクに到着する予定でした。ところがところが......フュッセンから乗った最初の電車が20分ほど遅れてしまったのです。それで乗り継ぐ電車が1本あとの電車になりその次に乗り継ぐ電車もまた1本あとの電車になってしまったので結局ローテンブルクに着くのは予定より2時間近く遅くなってしまいました。夜は9時頃まで明るい夏のヨーロッパですが私たちがホテルに着いた時はもう街に灯りが灯ってました。それだけならいいのですが何せもう9時ですから空いているレストランなんてどこにもありません。日本のようにファミレスなんてないですからね。だいたい8時過ぎたらレストランは閉まっています。しかたがないので日本から持ってきた非常食を食べようかと変圧器のコンセントに日本から持ってきた湯沸しポットのプラグを差し込んでもなぜか電源が入りません。スマホの充電器はちゃんと使えるのに.....。このホテルは部屋はとても広くてサービスも悪くはないのですが冷蔵庫がなくて日本から持ってきた飲み物が冷やせませんでした。せめて湯沸しポットがあればよかったのですが....。しかたがないので給湯のお湯を一番熱い温度にしてそれでカップ麺を食べました。(長男はお腹が痛くなりました〜)ほんとに“非常食”という感じですよね。ここで私たちのホテル選びの基準(条件)は冷蔵庫と湯沸しポットがあるところ!ということになりました。 翌朝気を取り直して朝食へ。白とブルーで装飾された朝食会場は品があって素敵なお部屋でした。ビュッフェの朝食です。このホテルはソーセージはありませんでしたがハムの種類が豊富でおいしかったです。ここが私たちが2泊したホテルゴールデナー・ヒルシュ・ローテンブルク駅からは徒歩10分〜15分ぐらいです。今日もこのホテルに泊まるので朝から夜まで目一杯この街を観光します!ローテンブルクは“中世の宝石箱”と呼ばれ街の周りを城壁に囲まれた中世の街並みをそのまま残した美しい街です。正式名称はローテンブルク・オブ・デア・タウバー。「タウバー川の上流にあるローテンブルク」という意味です。ロマンティック街道と古城街道が交差したところに位置していて日本人に人気が高い街なので日本語表記もよく使われています。まずはホテルから歩いてすぐのところにある中世犯罪博物館へ。ここでも入口で係員の人が日本人かと聞いてくれ日本人だというと日本語のパンフレットをくれました。ここにはドイツの法律、裁判の歴史に関する重要なコレクションと拷問に使われた道具が展示されています。このような博物館はあまりないですよね。1000年の法制の歴史から集められた約2000点の展示物が展示されています。希少価値の高い当時の法律文献、判決書公印、魔女裁判の資料などもありますがあちこちに展示されている拷問の道具がなんとも恐ろしいです。棘の椅子入り口を入るとすぐにこの椅子があります。座ると痛そうですね。どんな罪を犯した罪人がこの椅子に座ったのでしょうか.....。鉄の処女(アイアン・メイデン)真ん中から扉が左右に開くようになっていて中の空洞に人間を入れて扉を閉じると裏側の長い棘が体に突き刺される....身の毛もよだつ恐ろしさです。身持ちの悪い女性に対して使用されたものです。苦悩の梨形が梨に似ているからこの名前がついたもの。口の中に挿入し、ネジを回すと先端が拡張されて顎が割れるというものです。主に神を冒涜した人、魔女、同性愛者に対する拷問に使われたとか。こんなものを作ることを思いつくということが恐ろしいです。大きな丸い穴と小さな穴が2つついている拷問道具はどれも大きな穴に首を、小さな2つの穴には両手を入れて町中で晒し者にされるものです。それが2つ連結しているものは「二輪首かせ」と言って喧嘩をやめない2人の女性のそれぞれの首と手首を穴に入れて喧嘩をやめるまで晒し者にするのだそう。当時の人々は辱めを受ける「名誉刑」というものをひどく恐れていたそうです。他にも名誉刑の拷問道具としてはおしゃべりがすぎる女性用の辱めのマスク、下手な楽師用の「ラッパの首かせ」など驚くようなものがいろいろありました。そのようなマスクをつけて一定時間街で立たされていたということです。こんなことでも罪になるのなら落ち着いて生活ができない気がしますね。法に支配された生活だったと言えるかもしれません。こんな感じです。説明にある通り、死刑判決を下す時には棒を折って被告人の足元に投げられたそうです。様々な拷問は自白をさせるために行われており現代では考えられないことですが合法的に行われていました。しかし魔女裁判で多くの無実の人が拷問を受けたことで社会の非難が高まり姿を消していったということです。ドイツ帝国帝権表章のレプリカ帝国の王冠です。出口の外に記念撮影スポットが....。興味がある方は中世犯罪博物館日本語ウェブサイトへ。ビデオも見られます。
2022.09.27
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午前中ノイシュヴァンシュタイン城を見学しチケットセンター近くのレストランでランチをいただいた後ホーエンシュヴァンガウ城に行きました。ここも見学は予約制で私たちはノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城の見学がセットになったチケットを購入しました。このお城は最初は12世紀に建てられたシュヴァンシュタイン城というお城でした。30年戦争やナポレオン戦争に巻きこまれて廃墟となっていたのをルートヴィヒ2世の父マクシミリアン2世が立地を気に入って購入。改築してホーエンシュヴァンガウ城という名前になりました。確かに森と湖に囲まれた美しい風景の中に建っています。画像では見えませんが左の森の向こう側にも大きな湖があります。国王一家の離宮だったこのお城でルートヴィヒ2世は幼少期を過ごしました。シュヴァンガウというのは「白鳥の里」という意味でここがワーグナーの「ローエングリン」で有名な白鳥伝説ゆかりの地です。お城の中は撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたがルートヴィヒ2世と弟のオットーの幼少期の写真や王家一家の写真がたくさん飾ってありました。中世騎士伝説を描いた壁画がたくさんの部屋にあり特に「ローエングリン」伝説を描いた壁画は幼少期のルートヴィヒ2世に大きな影響を与えたと言われています。そしてその後ルートヴィヒ2世はここから見えるところにノイシュヴァンシュタイン城を建設しました。黄色の壁のこのお城は白い壁のノイシュヴァンシュタイン城と比べるとどこかカジュアルな感じがします。窓のひさしもボーダー柄のブルーと白のものでなんだかちょっとリゾート感があります。庭の彫像も白鳥をあしらったものが多いです。ライオンの像も.....。見学ツアーが終わってすぐにフュッセンに戻ればちょうどいい列車で次の目的地、ローテンブルクに行ける予定だったのでバスでフュッセンの駅に戻りました。
2022.09.24
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フュッセンに着いた翌朝駅前から10分ほどバスに乗ってノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城に行きました。ここの見学は予約が必要なので日本で公式サイトから予約をしていきました。事前予約しなくてもチケットセンターでチケットは買えるのですが人数制限があるので(1グループ約20名のツアー)早めに予約しなければ希望の時間が取れなかったりする上かなり並ばなくてはなりません。私たちは午前中割と早めのツアーを予約していましたがチケットセンターに着くと8:30前でもすでに長蛇の列でした。チケットはこんな感じです。日時と参加するツアーの番号が書いてあります。ツアーが始まる15分ぐらい前に集合場所に行って待っていると掲示板にツアーの番号が表示されるのでそれを見て入口から入ります。見学は30分〜40分ぐらいです。約30年前に来た時はガイドさんが英語で説明をしてくれましたが今回はいろいろな言語の音声ガイドがあり日本語の音声ガイドで説明が聞けました。チケットセンターからお城までは徒歩で約40分。バスなら10分ほど乗ってバス停から徒歩10分ほどでお城へ。馬車もあって20分ほどで行けます。私たちはバスで行きました。お城が近づいてくるとちょっとワクワクです。ここに来るのは2度目ですがノイシュヴァンシュタイン城はルートヴィヒ2世が建設途中で亡くなったのでまだ未完成のままになっていますが“白鳥城”という名前にふさわしい荘厳で優美な本当に美しいお城です。ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなっていますね。お城のすぐ近くのマリエン橋からの眺めが一番美しい角度でお城が見られるのですがここも長蛇の列で混み合っていたため感染予防のために「密」を避けたいと思い泣く泣く行くのを断念しました。昔ここを訪れた時にマリエン橋から撮ったノイシュヴァンシュタイン城です。このお城を建設したバイエルン王ルートヴィヒ2世は夜中にマリエン橋に来てお城を眺めていたりしたそうです。ルートヴィヒ2世 (Wikipediaより)18歳の若さで王位を継承したルートヴィヒ2世は「ローエングリン」の舞台に感銘を受けワーグナーの音楽に心酔して多額の援助をしたり中世の騎士道物語に憧れて莫大な金額をつぎ込んでノイシュヴァンシュタイン城を建設して国費を浪費しました。このためバイエルン王国の財政は悪化したのです。ルートヴィヒ2世は人間嫌い、女嫌いで(婚約者がいたが結婚直前に婚約破棄)生涯一人で孤独に暮らし最後は40歳で近くの湖で水死体となって発見され謎の死を遂げました。生前、自分が死んだら決して城には誰も入れるな!そして城はすぐに取り壊すようにと臣下に命じていたそうですが彼が亡くなった後城は壊されず観光スポットとして見学できるようになったのです。国の財政が傾くほどの金額を浪費したのですからお城の見学料で少しでもそれを補填するというのは当然のことという気がします。今では年間かなりの見学者がいるためバイエルン州の重要な収入源となっています。ルートヴィヒ2世について詳しく知りたい方はこちらショップで自分用に買ったお土産です。ボールペンにはお城の絵やルートヴィヒ2世の肖像が書かれています。緑の季節のお城も素敵ですが紅葉に染まる頃や真っ白な雪に包まれる季節にも来てみたいです。ずっと見ていても見飽きない本当に美しいまさに“おとぎの国のお城“でした。
2022.09.21
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