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2022.09.21
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テーマ: ドイツ(629)
カテゴリ: 海外旅行
フュッセンに着いた翌朝

ノイシュヴァンシュタイン城 ホーエンシュヴァンガウ城 に行きました。

ここの見学は予約が必要なので
日本で​ 公式サイト ​から予約をしていきました。


事前予約しなくてもチケットセンターでチケットは買えるのですが
人数制限があるので(1グループ約20名のツアー)

かなり並ばなくてはなりません。
私たちは午前中割と早めのツアーを予約していましたが
チケットセンターに着くと8:30前でもすでに長蛇の列でした。




チケットはこんな感じです。
日時と参加するツアーの番号が書いてあります。
ツアーが始まる15分ぐらい前に集合場所に行って待っていると
掲示板にツアーの番号が表示されるので
それを見て入口から入ります。


見学は30分〜40分ぐらいです。
約30年前に来た時は
ガイドさんが英語で説明をしてくれましたが

日本語の音声ガイドで説明が聞けました。






チケットセンターからお城までは徒歩で約40分。
バスなら10分ほど乗ってバス停から徒歩10分ほどでお城へ。
馬車もあって20分ほどで行けます。
私たちはバスで行きました。







ここに来るのは2度目ですが
ノイシュヴァンシュタイン城は
ルートヴィヒ2世 が建設途中で亡くなったので
まだ未完成のままになっていますが
“白鳥城”という名前にふさわしい荘厳で優美な本当に美しいお城です。
ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなっていますね。






お城のすぐ近くのマリエン橋からの眺めが
一番美しい角度でお城が見られるのですが
ここも長蛇の列で混み合っていたため
感染予防のために「密」を避けたいと思い
泣く泣く行くのを断念しました。






昔ここを訪れた時にマリエン橋から撮った
ノイシュヴァンシュタイン城です。
このお城を建設したバイエルン王 ​​​ ルートヴィヒ2世 ​​​
夜中にマリエン橋に来てお城を眺めていたりしたそうです。






ルートヴィヒ2世 (Wikipediaより)


18歳の若さで王位を継承したルートヴィヒ2世は
「ローエングリン」 の舞台に感銘を受け
ワーグナー の音楽に心酔して多額の援助をしたり
中世の騎士道物語に憧れて莫大な金額をつぎ込んで
ノイシュヴァンシュタイン城を建設して国費を浪費しました。
このためバイエルン王国の財政は悪化したのです。






ルートヴィヒ2世は人間嫌い、女嫌いで
(婚約者がいたが結婚直前に婚約破棄)
生涯一人で孤独に暮らし
最後は40歳で近くの湖で水死体となって発見され謎の死を遂げました。


生前、自分が死んだら決して城には誰も入れるな!
そして城はすぐに取り壊すようにと臣下に命じていたそうですが
彼が亡くなった後城は壊されず
観光スポットとして見学できるようになったのです。


国の財政が傾くほどの金額を浪費したのですから
お城の見学料で少しでもそれを補填するというのは
当然のことという気がします。
今では年間かなりの見学者がいるため
バイエルン州の重要な収入源となっています。
ルートヴィヒ2世について詳しく知りたい方は​ こちら






ショップで自分用に買ったお土産です。
ボールペンにはお城の絵や
ルートヴィヒ2世の肖像が書かれています。


緑の季節のお城も素敵ですが
紅葉に染まる頃や真っ白な雪に包まれる季節にも来てみたいです。
ずっと見ていても見飽きない本当に美しい
まさに“ おとぎの国のお城 “でした。 ​​





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Last updated  2022.09.22 09:36:18
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