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近年、こうしたジャーナリストの影響力が高まるにつれて、ワイン生産の現場にも弊害が起こりだしています。多くのワイン生産者がパーカーやスペクテイターから高得点を得ようとして、ブドウ畑の個性(テロワール)を軽視し、ジャーナリストの好むスタイルのワインを人為的に造るようになってきました。パーカーもスペクテイターも粘度の高い濃密なワインが好みのため、ボルドーのトップシャトーのいくつかは、科学技術を使ってブドウジュースを濃縮し、凝縮したワインを造り出しています。こうした行為は世界中のワインの味を画一化させ、ワインの最大の魅力であるテロワールを殺す結果となっています。絵画が画家の個性や時代背景を反映するように、ワインはブドウ畑や栽培者、ワインメーカーの情熱を反映しています。美術館の絵がそれぞれの個性を尊重されているように、ワインは個性を持った飲み物であり、それぞれの個性を客観的な数値で評価すること自体、馬鹿げていると思うのです。【今日のおすすめワイン】ラベルは『母の日』にぴったりな花の模様の素敵なラベル、その味わいは本格的なフルボディの赤ワイン。 『母の日』と言ったらやっぱり、『お花』が思い浮かびますが、そこはその、《 花より団子 》と言う言葉があるように、『花よりワイン』でワイン好きのお母様にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
2005/04/29
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数値評価がいかに個人的なものなのかは、その採点方法を検討しただけでみえてきます。パーカーの場合、香りに最高で15点、味に20点の比率で加点していますが、この15点と20点の配点には客観的な理由がありません。これは単に、彼自身がワインを評価する上で、その5分の2は味わいに対して行われるべきだと考えているためで、私自身は、香りと味の配点は同等であるべきだと考えています。また、パーカーもスペクテイターも評価するワインを完全なブラインドテストでするのではなく、あらかじめどういった産地やブドウ品種のワインを試飲するかを認識してから行っています。すなわち、ボルドーの1級ワインの1990年を比較試飲することが決まっていれば『満点をつけてもいいかな』と思うはずですし、モンダヴィのシャルドネを試飲することがわかっていれば『どんなにすばらしいワインであっても、最高点は90点位にしておこう』と考えるかもしれません。実際、ボージョレに高得点がつくことはほとんどありませんし、満点がつくことは決してないでしょう。しかし、ワインを飲みなれないワイン初心者の方は、シャトー・ラトゥール1990年よりも、彼らが低く評価するボージョレのほうがおいしく飲めると思いますよ。つづきは次回…。【今日のおすすめワイン】まさにボジョレー・ヌーヴォーのおいしさ!しかも贅沢に有機葡萄で造ってます!!【テイスティングコメント】 まさにボジョレー・ヌーヴォーみたいな濃いムラサキ色、バナナやイチゴ・ラズベリーみたいな果物の香り、土の香り香りがします。 口あたりはとっても瑞々しくって、果実味はしっかりしてるのに重苦しさが全然なくって、ゴクゴク飲めちゃう感じです。あっという間に1本空いちゃいそうなおいしさ。まさにデイリーワインに最高の1本4月30日までの特別価格で、なんと857円!
2005/04/25
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数値によるワインの評価は様々な議論を呼んでおり、パーカーに低く評価された生産者が訴訟を起こすという事態にも発展しています。ただ、ワインを試験結果のように数字で評価することは、一般の消費者に非常にわかりやすく、『どういったワインが専門家からみて秀逸とされるのか』ということを理解する上で、役に立つと思います。また、ブラインドテスト(銘柄を隠して飲むこと)で評価していることにより、『高額なワインの評価が必ずしも高いとは限らない』ということを理解する上で非常に有意義です。しかし最大の問題は、こうした数字が『専門家の好み』ではなく、個々のワインの『品質』を表していると考えてしまう消費者がほとんどであることです。たとえば、A社のビールとB社のビールを飲み比べたときに、『A社のビールは85点で、B社のビールは86点だ』と誰が言えるでしょうか。仮に言える人がいたとしても、それはその人の好みであり、その点数がそれぞれのビールの品質を客観的に表しているとは誰も考えないと思います。しかし残念なことに、多くのワインショップのバイヤーやソムリエですら、パーカーやスペクテイターの評価を、あたかも客観的な品質を表す指標のように使っており、こうしたジャーナリストによる数値を独り歩きさせてしまっているのです。つづきは次回…。【今日のおすすめワイン】ドメーヌ・デ・ザンニバルは長年有機農法にこだわり続けてきた生産者。 年産僅か1,250ケースという生産量はまさに幻と言うにふさわしいもの。現オーナーがここを選んだ理由は『土壌は3年や5年では変えられない』との考えから。前オーナーが有機農法で畑を守ってくれたおかげで、この土壌はとてもピュアな状態だったそう。
2005/04/23
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美術館の様々な絵画に、美術の専門家による100点満点での採点がなされていたとしたら、みなさんはどう思われるでしょうか?近年日本においても、ワインショップや高級レストランのワインリストに『パーカーポイント92点』とか『スペクテイター94点』といったような個々のワインに関するジャーナリストの評価が使われているのを、みかけることが多くなりました。すべてのワインを100点満点で評価することで有名なロバート・パーカーやワイン・スペクテイター誌は、世界でもっとも影響力のあるワイン批評を展開しており、彼らの評価によってワインの価格が大幅に変動し、ワイン生産者が一喜一憂することで知られています。シャトー・ラトゥールの1990年がリリースされた当時、東京のワインショップでは1本18,000円で買うことができましたが、スペクテイターがそのワインの満点をつけてからは、価格が急騰し、現在では70,000円を出しても買うことが難しくなりました。こうしたジャーナリストの採点法は比較的単純で、パーカーの場合はすべてのワインに50点の基準点を与えたあと、色調と外観に最高で5点、香りに15点、味に20点、そして熟成の可能性に対して10点を加算していきます。実際は50点満点であるのに、どんなに欠陥のあるワインに対してでも基準点の50点を付与するのは、アメリカの学校の通信簿と同じ100点満点方式をとることによって、消費者にわかりやすくするためです。つづきは次回に…。【今日のおすすめワイン】『今年テイスティングした全てのワインの中で、最もお買い得な赤ワインの強力な候補の一つ』 ボデガス・カスターニョのフラッグシップ的ワイン “ヘクラ”の1999年産を飲んだロバート・パーカーJr.のコメント。そして2001年産を飲んだ彼のコメントは、『こんな安いワインに、こんな高いポイントを付けるなんて考えもしなかった!』という衝撃的なもの。
2005/04/21
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久しぶりのひとりごとです。今日、いつも取引しているワイン業者がお店に来てワインの試飲をさせてくれました。今回の試飲は、知らない作り手のものが多く、『この価格でこんなワインがあるのかぁ…』ととても驚かされました。その中にとても感動できる2種類のワインがあったので、即決で3ケースずつ買っちゃいました。(ちゃんと売れるのかなぁ…)とにかくすご~くおいしかったんですよ!!しかも安い!!そんなわけで、みなさんにも感動してもらいたいと思ったので、その2本を紹介したいと思います。ただ残念なことに楽天では『コート・デュ・ローヌ’01』を扱っていませんでした。(ちょっと高い上級のものはありましたが…。それをリンクしておきます。)なので、どうしても飲みたいという方はコメントでも残しておいてください。どうするか考えますので…。【1本目】☆リンコート・ヴィンヤーズ・ピノ・ノワール’01価格 ¥5,000⇒特価 ¥2,750カルフォルニア州南部サンタバーバラ郡で中心的な存在であるフォーリー・エステートを営む、W.フォーリーの営むもう1つのワイナリーがリンコート・ヴィンヤーズ。主にサンタ・マリア、サンタ・リア、アリソス・キャニオン地区など異なるミクロクリマ(微気候)をもつエリアで栽培されたブドウを用い複雑性を高めている。香りは野いちごのコンフィ、ドライフラワー、なめし革、タバコの葉、紅茶、ヴァニラなどと複雑。味わいはリッチでふくよかでバランスがよく余韻も長い。そのへんのブルゴーニュのワインなんか目じゃないですよ!!【2本目】☆コート・デュ・ローヌ’01 ドメーヌ・フォン・クローズ価格 ¥2,200ドローム県とヴォークリューズ県の境にある小さなコミューン、小高い丘の中腹にある古い村サン・ロマン・ドゥ・マルギャルドに位置する。3世代に渡って60ヘクタールのブドウ畑を所有。AOCのワインが生産されるブドウ畑は赤土で石が多く転がる丘陵地帯。平均樹齢は35年である。ドメーヌ名を持った醸造所は1997年の世代交代の際に建てられた。最初の年の総生産量は1500HL,うち6000ボトルが販売された。2000年には3400HL生産、20000本をボトリングする。ボトルワイン以外は多くをシャプティエに樽ごと販売している。数少ないボトルワインはマコンをはじめチュレットやオレンジ市のコンクールで数々のメダルを受賞。アシェットガイドやデュセール・エ・ジェルベールなどに掲載されている。個人的には、このワインがすごく気に入りました。
2005/04/19
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今日から(正確には14日だから昨日)始まったドラマ『恋に落ちたら』(フジ系)みなさん見ました?そのなかで、草剪さんや堤さんが飲んでいた、1杯20,000円のシャンパンが登場しましたね。あれ、なんていうシャンパンかわかりますかぁ…?わからなかった方におしえちゃいま~すヽ(`◇´)/これで~す!!⇒⇒⇒※クリックすると詳しく書かれています。その他のシリーズはこちら
2005/04/15
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ヨーロパのブドウ栽培やワイン醸造が伝統的な手法を尊重し、ブドウ畑の個性を表現しようとするのに対して、カルフォルニアやオーストラリアといったニュー・ワールドでは科学的データや最新のテクノロジーを応用して、おいしいと思うものを追求する傾向にあります。ヨーロッパでは、長いワイン生産の歴史のおかげで、すでに各々のブドウ畑の個性(テロワール)がよく理解されており、特定の産地のアイデンティティが確立され、ワイン法(AOC)によってそのワインのスタイルが規定されてしまっています。すなわち『シャブリ』に使われているブドウ品種はシャルドネでなければならず、味は辛口で、アルコール度数は10%以上でなければなりません。一方、ニュー・ワールドでは、どの畑にどのブドウ品種を植えるかは生産者の自由であり、どういうスタイルのワインに醸造するかも自由です。この自由度のおかげで、カルフォルニアやオーストラリアでは【鬼才】と呼ばれるワインメーカーが誕生し、今まで存在しなかった【カルト・ワイン】と呼ばれるワインが続々生み出されています。また、市場の動向に生産者が敏感に反応することが可能です。オールド・ワインのワインのスタイルを決めるのが“ワイン法”であるのに対し、ニュー・ワールドのワインの味を決めるのは“市場”であるといえます。
2005/04/14
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ワイン専門家の間では、ワイン生産者の歴史の比較的浅い産地や、世界的にあまり認識されていなかった国々を『ニュー・ワールド』と呼び、ヨーロッパや地中海沿岸の『オールド・ワールド』と区別しています。ラベル新世界と旧世界の最大の違いは、旧世界のワイン名が、【シャブリ】や【ボルドー】といった生産地名で表されることが多いのに対して、新世界では、【シャルドネ】や【カベルネ・ソーヴィニヨン】などのブドウ品種名で表示されることです。比較試飲で『カベルネのカルフォルニアVSボルドー』があるのに、『ボルドーの赤VSブルゴーニュの赤』がないのは、生産地区による味わいの違いよりも、ブドウ品種による味わいの違いのほうが大きいので、違いが明白なものを比較する意味がないからです。またワインの生産地名が星の数ほど存在するのに対して、主要なブドウ品種は10種類程度であることから、ワイン名をブドウ品種で表すのは親切な方法といえます。すなわち、あまりワインに詳しくない人が辛口の白ワインを買おうと思ったら、どれでも【シャルドネ】と書かれたものを買えばいいわけです。
2005/04/12
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いろいろなワインを飲んでみたいけど、自分ではなかなか選べない・・・。ワインに詳しくなりたいけど、難しそう・・・。そんな風にあきらめてはいませんか?ワインを知るうえで大切なのは、香りや味の記憶と整理された知識。この2つを身につければ、ワインがもっともっと楽しくなるはずです。だってワインはただのお酒なんですから・・・。次回からカンタンなワインのお話を書きたいと思いますので、こうご期待♪~( ̄。 ̄) ←トボケガオ
2005/04/09
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長が~い・・・長が~~~い・・・冬眠からやっと目が覚めました\(~o~)/ついに!!!復っ活で~す!!!!!!!!!!!!!!まだ、完全にできあがってませんが今後の更新をお楽しみに♪
2005/04/07
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