Emy's おやすみ前に読む物語

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May 22, 2006
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カテゴリ: 連載小説


21:25だった。

今日のお店はガッカリ・・・。
思ったよりずっと繁盛していた。


私はルミちゃんと先生をテーブル席に案内し、
着替えもせずエプロンを着けた。





「こら。遅刻!」

ママが小声で言い、軽く睨む。

「初子さんは帰ったの?」


初子だって忙しいんだから。」





私はルミちゃんと先生に水を運ぶ。


ルミちゃんはママが作る内緒の
“ルミちゃんメニュー”なので聞かない。

「先生はコーヒーでよろしいですか?」

「俺、飯食ったんだけど、春野菜のスパゲッティ食べよう。」

「はい。かしこまりました。」

「―― 先生っ。」

ルミちゃんは私を紹介するように手のひらを向けた。

「彼女、バレーボール部の柏田君のガールフレンドですから。」

「あぁ、・・・そうなんだ。」





“ええっ。何で言うの。・・・ルミちゃんのバカッ。”




本当は三人でテーブルに座るはずだったのに。

店が混んでて手伝う事になって、
しかも先生に柏田君の事言うなんて・・・。


なぜか先生に言われた事が面白くなかった。





“私・・・先生に、恋?”




オーダーを出しに行った私に、ママが小声でダメ押しする。


「あの人かっこいいわね。ルミちゃんの彼氏?」


私は振り返って2人のテーブルを見た。


二人が楽しそうに話す姿は、本当の恋人同士のようだった ・・・。 




    ―つづく―
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Last updated  May 22, 2006 11:41:32 PM コメント(5) | コメントを書く


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