Emy's おやすみ前に読む物語

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Sep 2, 2006
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カテゴリ: 連載小説
電話の向こうで喜春さんの声が小さく聞こえる。


「夏恋、無理にお誘いしないのよ。」

「はぁい。」


こういうところ、渡良瀬は素直で助かる。



「ママに代わりますか。」


すぐ代わってもらいたい。 すぐ声が聞きたい。

でもすぐ飛びついちゃ・・・。




「・・・そう。 一応、代わってもらおうかな。」



代わる途中に渡良瀬の声が聞こえる。






「―― もしもし。」


「喜春さんですか。

 今日はお誘い頂いたのにすみません。」



勇気を出して、名前を読んでみる。

返事が返ってこない。





「あのっ ――。」



「・・・ すみません。 名前、呼ばれたものだから

 ちょっと驚いちゃって。」



「・・・やっぱダメですよね。 図々しいですよね。」



「先生のお好きな呼び方で。 



 嬉しくもあります。」



「それに、夏恋さんも近くにいるんですよね。

 本当にすみません・・・。」



「もう近くにはいません。 それに、夏恋には

 先生の詳しい話はしてませんから。」





「はい。 待ってますから。」






―― 電話を切った。





・・・会いたい。 


声を聞けば、会いたくなる。







  ―つづく―





また来てくださり、ありがとうございます♪

9月。これから少しずつ秋らしくなっていくのでしょう。。

『お休み前』にお話を読むのにピッタリの季節になると思うので、

これからも楽しんでいただけるように2人で頑張るぞ~♪

↓ストーリーを最初からお読みになりたい方はこちらへ。。。
☆片想いの体温(第1章・高3編)☆
☆片想いの体温(第2章・高1編)☆
☆片想いの体温(第3章・現在編)☆


その他の作品や『片想いの体温』登場人物の紹介はこちらへどうぞ♪
☆あらすじページ☆


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Last updated  Sep 2, 2006 11:41:03 PM
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