2003年03月16日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
それは俺が高校生だったころの話だ。

例えば、帰ろうと思ったら鞄が無く、あれっと思うと彼女が持っているのだ。で「駅まで一緒に帰ろう」と言うのだ。
イヤだ~!
と思っても彼女はそれを決して許してはくれない。で、俺もあまり邪険にするのも可愛そうだと思いしぶしぶ送ってあげるのだ。
で、ある日のことである。彼女が相談があるので屋上に来て欲しいというのだ。なんだか青春である。屋上だって!ぷっ。今から思うと笑けてしまうのだが、問題は 中身 だった。
彼女は真剣な顔でこう切り出した。
「最近いなくなったの」
である。何が居なくなったのだろう?ペットか?
「誰に取られたかは分かっているんだけど」
それは犯罪では?
「ねぇ、一緒に行って説得してほしいの!」
「あのさ、何を取られたの」
と痺れを切らした俺が聞くと、
「Mさんに、背後霊を取られたの!」
背後霊ー!!!
俺は返答に困ってしまった。(当たり前だ)
Mは俺も知っているが、奴は背後霊を奪うのが趣味なのか?つーか、どうやって奪うの!?
「いや、どうして取られたの?」
俺はつい真面目に聞いてしまった。

恋愛ですかー!!!
今時の背後霊は恋愛騒ぎを起こすのか!
俺は感銘に打たれた!・・・すまん、嘘だ。もう馬鹿馬鹿しくて真面目に聴く気にもなれなかった。
「いや、多分俺には無理。っていうか、その内帰って来るんじゃない?」
適当に答えると、彼女は泣き出した。
何が悲しくて背後霊の話で女の子泣かさなあかんねん、俺!
どうしようもないやり気無さが俺を襲った。

なんだ、世間ではこういう場合、どう対応するのが普通なんだ?
彼女と一緒にMのところに押しかけて背後霊を説得せにゃならんかったのか?
でもあれだね、障害が多いほど燃えるっていうから余計帰ってこないよね。やっぱほっとくのが一番だ、うんうん。俺、正解の選択肢を選んだよ。
つーか、背後霊ってお前はムー読者か!

つづく(続くんかい!)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年03月17日 20時50分21秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

L.st

L.st

コメント新着

くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
L.st @ Re:2度目の正直(09/01) むっきー! またお前か!? だからリン…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
L.st @ Re:相互リンク(08/17) くーる31さん >突然のコメント、失礼い…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: