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2017/05/12
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カテゴリ: 母と妹




以前とは違う意味で羨ましい




以前とは違う意味で、私は妹が羨ましい。

誰かが良いと言えば、自分も良い。

世間がこっちが正しいと言えば、自分もそういう考えである。

先日友達の出産祝いに絵本を贈ったそうなのだが、話の内容も何も知らない癖に、よく売れているという理由だけで選んだのだとか。

もんもんはどんな絵本が喜ぶかしらと事ある毎にくそまじめに探している自分が馬鹿らしくなる。

妹のしゃべる言葉を聞いていると、今世間ではこういう言葉が流行っているのだなとわかる。

(因みに今流行っているのは、「怖い」「〜だったり、〜だったり」「ほぼほぼ」「それこそ」だと思う。)

いつだってふわふわと流され、ころりとくつがえり、寝返り、それこそが正論で自分の考えであるんだと真顔で話し、微塵も疑うことすらしない。




御殿と呼ぶ一軒家だって、わんさかいる周りの友達がみんな競うようにして購入しているのだと思われる。



妹の友達のある男性が、後輩が自分より先に一軒家を購入したことに腹を立てて、なんと当てつけでその二件隣の土地をわざわざ購入したのだとか。

一生で最も高価であろう買い物をそんな理由で即決するだなんて、ここまでになるともうホラー映画以上に恐ろしいとしか言いようがない。

一生この金縛りのような虚偽の友達関係を続けなければならないだなんて、私だったら生き地獄、拷問だ。




こういう、私のように蚊帳の外で生きている人間から見たら妙ちきりんとしか思えない世間という海のど真ん中でせっせと泳ぎ続けている妹は、ほとほとお気楽だなと思う。

いえ 、私だってある程度は、知らぬ間にねこちゃんブームに便乗したりして、追いやられた隅っこの方では一応泳いでいるのだとは思うが、

何が何でもこの海のど真ん中で一生泳ぎ続けてやることがステイタスなのです、という妹の猪突猛進ぶりは、いくばくか滑稽である。

でも、それが正解なのだと思う。

今という時代を生き抜く為には、妹のように世間のその他大勢の中に埋もれている人たちの方が絶対に生きやすい。

私のように何かにつけてつまずき、異を唱え、世間とは真逆の方へと歩んでいるような人間の方がどう考えても今の時代は生き辛いのである。

いい意味で適当で、さらりと波に乗って流されて、自分に都合の悪いことは右から左へ受け流し、人生もっと浅はかに生きられればどんなにいいか。

だからこんな奇病も呼び寄せたのだろうよ。



妹は世間という得体の知れない物体に全身羽交い締めにされ(その事実に気付いてもいない)、解いてほしいとも思っていないのだからね。

羽交い締めが居心地がいいのよ。




以前は、なんでもすんなりと進む妹の人生が羨ましく思えてならなかった。

今はまったく以ってそうは思わない。

それとは反対の意味で、私も妹のように僅かながらでも世間にたゆたう楽観さがあれば、もっともっと肩の荷が下りて楽に生きられるのに、と自分の頑固さを嘆かずにはいられないのである。



私には自負している私の基軸がありますからね。

ただ、妹を見ていると、ふとそう感じてしまうのです。

哀れだな、かわいそうに、と憂える感情と共に。





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最終更新日  2017/05/12 08:06:34 PM
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