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2012.07.23

『モールス』'１１・米

テーマ：ＴＶで観た映画(3819)

カテゴリ：映画　マ行

あらすじ

イジメられている孤独な少年。ある日、隣に
アビーという少女が越してくる・・・。

解説

サターン賞
ホラー・スリラー映画賞
若手俳優賞

サターン賞インターナショナル映画賞を受賞した
スウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』

のリメイクではなく
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの小説

の再映画化らしい。

ぼくのエリの英語題が『LET THE RIGHT ONE IN』
そして、今回の原題が『LET ME IN』になったが
内容的にも、それくらいの変化しかなかったが

出演は『ザ・ロード』

のコディ・スミット＝マクフィー
『キック・アス』

のクロエ・グレース・モレッツ
『ゴールデンボーイ』

のイライアス・コティーズ
『ウルフ』

のリチャード・ジェンキンス
『ハングオーバー！　消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
のサーシャ・バレス、『ハルク』のカーラ・ブオノ
『ダークナイト』

のリッチー・コスター。

監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』

のマット・リーヴス。

『モールス』公式サイト

ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。

自分の中では『ぼくエリ』を超えんかったな(^_^；

唯一、アビーの仮の父親の転落事故の場面は
後部座席のカメラでの撮影が迫力あって良かった。

プールの場面は、オリジナルの方が上かな。

どうしても、オリジナルとの違いが気になるよな(^_^；
と言っても、結構前に観たので、あまり自信がないが
顔を焼いた男が病院で自殺する場面が冒頭なのは
違うよな？

結構よくある手法やけど、この作品においては
効果的だったとは思わなかったが。
あのシーンを繰り返すなら、もっとオーウェンと
アビーの交流を描いた方が良くない？

オリジナルでは、アビーに噛まれた女の人が
猫に襲われて入院し、自らの意思で命を絶つが
今作では猫カットで、看護師がカーテンを開けて
死んでしまうってのは、大きな変化やね。

多分、女に自己犠牲されてしまうと、ヒロインである
アビーの心証が悪くなるので、まずいと判断した
アメリカ映画らしい変更やろな(^_^；

顔はエリより怖いアビーやけど、エリの方が少年の恋心を
利用してるような底知れぬ怖さを感じたし。

「女の子じゃなくても？」

ヴァンパイアだから、長く生きてるから。
この作品では、それが正解となるように変更してるけど
邦題とモザイクで、日本の映画会社が隠蔽していたが
オリジナルでは、実はエリは去勢した男の子。

子供の同性愛映画なんて、ハリウッド的には
ＮＧなのは当然やし、オリジナルや原作と違うから
怒ってる人もいるけど、自分はこれもアリかな。

この映画の邦題は、原作小説の邦題と同じやけど
原題とは違うから、気に入らない人もおられるが
『レット・ミー・イン』や『私を入れて』よりも
個人的にはマシだと思うけど(^_^；

ただ、『ぼくエリ』の方が『モールス』っぽかった（笑）

ストーリーに関する感想は、『ぼくエリ』と
ほぼ同じやから、割愛（笑）

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