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ぼくとしちゃん

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July 4, 2025
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夕方にトルコのクシャダスを出港したクルーズ船は翌朝ギリシャのアテネに着く。
この辺は合理的だなと思う。
クルーズ船は食事がバイキング形式で食べ放題だし、
劇場みたいなホールが有って夜は無料でお姉さん達のショーが見られる。
ただ、飲み物なんかは有料で結構高い。注意が必要である。

アテネ市街はバスでアクロポリスの丘まで行く。
僕が今回のツアーを選んだのは、アクロポリスの丘に入場するからと言うのが大きい。
ギリシャ旅行でもパルテノン神殿は眺めるだけと言うツアーが結構多いのである。
中に入れないと何のために大金を払ってギリシャまで来たんだと言う感じになる。


バスはアクロポリスの前に「第一回オリンピック」の会場になったパナティナイコ競技場に行く。
分かりやすいようにアテネの地図を載せる。


オリンピック会場は近代的。


けっこうカッコいい。
でも中に入らないので、それ以上の感情は無い。
ここを出ていよいよアクロポリスに向かう。

アクロポリスは漠然と回ると何が何やら分からないで、重要な所を見られないので、
あらかじめ調べた。アクロポリス周辺の地図。


左側に「出口」と書いているが、入口はそのすぐ隣。
ここから、アクロポリスの「丘」なので頂上のパルテノン神殿まで延々と上り坂である。
途中にニケ(NIKE)の神殿が有る。



ガイドさんの説明は無かったので、誰も気づいていないと思う。

途中にはイロド・アティゴス音楽堂も有る。結構な坂だと思う。


この辺からは遠くにフィロパポスの丘が見える。
フィロパポスの丘から見るアクロポリスの丘とパルテノン神殿が一番きれいに見えるらしい。


そして有名な入口、プロピュライアの門に着く。(プロピレアと言う人もいる。)



ここは登りは良いのだけれども帰りは怖い。大理石なので階段が滑るのである。

いよいよ頂上はパルテノン神殿だ!


もう今回の旅行はこれが見たいがために大金を払って、疲れた身体に鞭打ってきたようなもの。
できれば5時間くらいゆっくりと調査したいのだけれども、実際は30分が良い所。

さっそく調査開始!
パルテノン宮殿はその柱が特に有名である。
日本の法隆寺の回廊の柱は「エンタシス」と言って、
まっすぐではなく中央が少し膨らんだ形状になっている。


これは人間は目の錯覚により、その方が真っすぐに(美しく)見えるからで、
パルテノン宮殿の柱もエンタシスになっている。


柱や梁には出っ張りと窪みが開いていて、ピタッとはまるようになっている。
エジプトの建物の場合はここまではっきりとは穴や出っ張りがないが、
多分ギリシャやトルコは地震が多いのでずれないように工夫したのだと思う。

破風にはゼウスが寝転んでいる。
その頭からアテネは生まれたので、アテネは賢く「知恵の女神」と呼ばれている。
梁の部分は四角い「メトープ」と呼ばれる飾り形状になっていて、色々と彫刻されている。
建築をやっている人は何時間見ても飽きないだろうなと思う。
でもツアーなので時間がない。

反対側に有るエレクティオンに行く。
エレクティオンは少女の玄関で有名。


6体の少女像からなる「カリアティッドの玄関柱」として有名である。
拡大してみる。




エレクティオンの柱飾りはパルテノン神殿と少し違っている。


パルテノン神殿の柱頭はシンプルで何の飾りも無いが、
エレクティオンの柱頭には渦巻の飾りがついている。
これは時代と国により「ドーリア式」、「イオニア式」及び「コリント式」に分かれ、
下の図のような特徴が有る。

アルカンサス(アカンサス)とは葉薊(はあざみ)のことで、地中海沿岸に多い植物。

まだ色々と見たかったのだけれども時間なので集合場所(パルテノン神殿の脇)に集まった。
そこで面白い物を発見。


多分ギリシャとオスマントルコが戦った時代の物だと思う。
写真には「オスマントルコがアテネを攻めた時に使った」と書いているが逆かもしれない。
ここはアテネの中で一番高い所のアクロポリスである。
つまり攻防の一番大事な所。
ここに置いた大砲ならばアテネのどこでも攻撃できると同時に守れる。
なので、これはアテネのギリシャ軍の大砲で、
ここからオスマントルコ軍を狙い撃ちし、その進入を防いだモノ化もしれない。
こんなものがその辺に置いてあるのが面白い。

この集合場所から下を見るとディオニュソス劇場が見えた。


やっぱりアクロポリスの丘は高いや。

集合場所からは来た道を帰る。そして昼食に向かう。
行きのプロピラィアの門の説明でも書いたけれども、大理石の階段は滑る。
ブーレの門の辺りは結構危ないなと感じた。


結構、急だもんな。

アクロポリスの丘の出口から昼食会場への途中で色々と見られた。
ガイドさんが気を使ってくれたのか、偶然なのかは分からないが、
見たいなと思っていたのが見られた。
古代のアゴラやヘーパイストス神殿である。


アゴラとはトルコのヒエラポリスにもあったけれども、
人の集まる「広場」である。
ヒエラポリスの場合は市役所の前にあって政治的なアゴラと呼ばれていたが、
人が集まるので商取引の場としても使われ、市場的な側面も有ったらしい。

この風景はアクロポリスの出口から昼食会場までの道すがらに見えた。
他にも途中にギリシャ正教会の建物とそれに伴う古代の遺跡が有った。


そして重要なのはギリシャよりも後の時代のアゴラ、ローマンアゴラと風の塔が見えた。


ガイドさんは説明してくれなかったので、ツアーのお客さんは気がつかなかったと思うけれども、
見られて良かった。
また、昼食後に腹ごなしにあちこち歩いたので、
実は昼食会場はアクロポリスの丘の裏の出入り口の傍だと分かった。
入場門にたどり着いたから。

まだ早いと思ったけれども、船が出るので仕方ない。
明日はサントリーニ島とミコノス島に行くのだけれども、船だと時間がかかるからなぁ。





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最終更新日  July 17, 2025 03:32:58 PM
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